「鉛筆を使った勉強にポモドーロタイマーを取り入れたい」「スマホを触らず、紙と鉛筆だけで集中したい」。
ポモドーロ・テクニックは、集中する時間と休憩する時間を区切るシンプルな時間管理法です。
PC作業だけでなく、鉛筆を使った勉強や問題演習、ノート整理などにも利用できます。
特にスマートフォンやPCが気になってしまう人なら、紙と鉛筆を中心にして、タイマーだけで時間を管理する方法もあります。
この記事では、ポモドーロタイマーと鉛筆を組み合わせて勉強する方法や、25分で区切るときのポイントを紹介します。
鉛筆を使った勉強にもポモドーロタイマーは使える
ポモドーロ・テクニックは、特定の作業だけに使うものではありません。
例えば、
- 問題集を解く
- 計算問題を解く
- 漢字を書く
- 英単語を覚える
- ノートをまとめる
- アイデアを書き出す
といった、紙と鉛筆を使う作業にも利用できます。
基本的な方法はシンプルです。
- これから取り組む内容を決める
- タイマーを25分に設定する
- 鉛筆を使って作業する
- タイマーが鳴ったら5分休憩する
- 再び25分集中する
ポモドーロの基本については、ポモドーロタイマーのやり方も参考にしてください。
最初に「25分で何をするか」を紙に書く
タイマーを開始する前に、これから取り組むことを一つ決めておきましょう。
例えば、
「数学を勉強する」
だけでは少し曖昧です。
それよりも、
- 問題集の10ページを解く
- 計算問題を20問解く
- 間違えた問題を解き直す
というように、具体的に決めます。
紙の上に今日やることを書き、その中から一つ選んで25分のタイマーを開始する方法もあります。
タイマーが動き始めたら、決めた作業だけに取り組みます。
紙と鉛筆を使うメリット
スマートフォンから離れやすい
スマートフォンで勉強していると、
- SNS
- メッセージ
- ニュース
- 動画
- ゲーム
などが気になることがあります。
紙と鉛筆で完結する勉強なら、スマートフォンを机から離すこともできます。
タイマーについても物理タイマーを使えば、集中中にスマホを触る必要がありません。
やることを目の前に置ける
紙に、
「25分:問題集10ページ」
と書いて机の上に置いておけば、何をする時間なのかすぐ確認できます。
途中で別のことを思いついても、現在の作業へ戻りやすくなります。
終わった作業を消せる
完了したタスクに線を引いたり、チェックを付けたりできることも紙のよさです。
例えば、
- 英単語20個
- 問題集5ページ
- 間違えた問題の復習
というように進捗を残せます。
タイマーで時間を区切り、紙で作業を管理するという使い方です。
25分で終わらなくても問題ない
ポモドーロでは25分集中・5分休憩がよく知られています。
しかし、25分以内に問題集やノート整理を終わらせる必要はありません。
25分経った時点で、
「ここまで進んだ」
と区切れば十分です。
休憩後に次の25分で続きを進めても構いません。
ポモドーロは、25分以内にタスクを完成させる方法ではなく、長い作業を扱いやすい時間へ区切る方法として利用できます。
25分が短いなら時間を変える
問題演習などでは、25分では短い場合があります。
例えば試験形式の問題を解いている途中でタイマーが鳴ると、かえって集中が切れることもあります。
そんな場合は、
- 30分集中・5分休憩
- 45分集中・10分休憩
- 50分集中・10分休憩
- 60分集中・10分休憩
などへ変更してみましょう。
反対に、勉強を始めること自体が難しいなら、10分や15分から始めても構いません。
時間について迷った場合は、ポモドーロタイマーのおすすめ時間も参考にしてください。
休憩中は鉛筆を置く
タイマーが鳴ったら、一度鉛筆を置いて休憩します。
5分休憩なら、
- 水を飲む
- 立ち上がる
- 軽く体を動かす
- 遠くを見る
- トイレへ行く
など、短時間で終わる行動がおすすめです。
休憩中も問題集を読み続けていると、実質的には休めていません。
鉛筆を置くことを「集中終了」の合図にすると、集中と休憩を切り替えやすくなります。
スマホを使いたくないなら物理タイマーも便利
紙と鉛筆だけで勉強したい場合、タイマーのためだけにスマートフォンを机へ置く必要はありません。
キッチンタイマーなどの物理タイマーを使う方法があります。
25分と5分を設定できれば、専用のポモドーロタイマーでなくても利用できます。
物理タイマーについては、物理ポモドーロタイマーのおすすめも参考にしてください。
鉛筆とノートでポモドーロ数を記録する
アプリの統計機能を使わず、紙にポモドーロ数を記録することもできます。
例えば、
数学 ●●●
英語 ●●
というように、1セット終わるたびに印を一つ追加します。
1日の終わりに確認すれば、
「数学は3セット」 「英語は2セット」
と分かります。
細かな時間を記録しなくても、どのくらい集中したかを簡単に振り返れます。
正の字で記録してもいい
日本で馴染みのある方法なら、「正」の字で記録する方法もあります。
1セット終わるたびに一画ずつ書きます。
5セット終われば「正」が一つ完成します。
専用のアプリや管理ツールを使わなくても、紙と鉛筆だけでその日のポモドーロ数を管理できます。
勉強ではタイマーより内容を優先する
ポモドーロを使い始めると、
「今日は8ポモドーロできた」
という回数が気になることがあります。
しかし、勉強の目的はポモドーロ数を増やすことではありません。
例えば、
5セット使って問題を解いただけ
よりも、
3セットで問題を解き、間違えた理由まで理解した
ほうが学習としては充実している場合があります。
ポモドーロ数は、勉強量を把握する目安の一つとして考えましょう。
勉強での使い方については、ポモドーロタイマーで勉強する方法も参考にしてください。
紙と鉛筆だけでは不便なところもある
アナログな方法はシンプルですが、不便な部分もあります。
例えば、
- 集中と休憩を自動で切り替えられない
- セット数を自分で記録する必要がある
- 長い休憩を忘れることがある
- 過去の集中時間を集計しにくい
といった点です。
シンプルさを重視するなら紙と鉛筆、時間管理を自動化したいなら専用のポモドーロタイマーが向いています。
Pomolikaと紙・鉛筆を組み合わせる
タイマーだけデジタルにして、作業管理は紙で行う方法もあります。
例えば、
- 紙に今日やることを書く
- Pomolikaで集中時間を開始する
- 鉛筆を使って勉強する
- 休憩する
- 終わった作業にチェックを付ける
という使い方です。
Pomolikaは、ブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
集中時間、短い休憩、長い休憩を設定できるため、紙のシンプルさを残しながら時間管理だけをタイマーに任せられます。
まとめ
ポモドーロタイマーは、鉛筆を使った勉強や問題演習にも利用できます。
最初に紙へ「この25分で何をするか」を書き、タイマーを開始したら一つの作業だけに取り組みます。
さらに、1セット終わるたびに印や正の字を書けば、アプリを使わなくてもポモドーロ数を記録できます。
スマートフォンやPCが気になりやすい場合は、紙・鉛筆・物理タイマーだけで実践する方法もあります。
デジタルとアナログのどちらかに統一する必要はありません。
紙と鉛筆で作業を整理し、タイマーだけWeb版を使うなど、自分が集中しやすい組み合わせを試してみましょう。