「カフェで作業するときにポモドーロタイマーを使いたい」「家では集中できないので、カフェで25分ずつ作業したい」。
ポモドーロ・テクニックは、自宅やオフィスだけでなくカフェでの仕事や勉強にも利用できます。
25分程度の集中時間と短い休憩を繰り返すことで、「カフェに来たけれど、なんとなくスマホを見て時間が過ぎてしまった」という状態を防ぎやすくなります。
一方で、カフェは自分だけの空間ではありません。
タイマー音や長時間の席利用など、周囲への配慮も必要です。
この記事では、カフェでポモドーロタイマーを使う方法や、集中しやすくするコツ、利用時に気をつけたいポイントを紹介します。
カフェでもポモドーロタイマーは使える?
もちろん使えます。
基本的な方法は通常のポモドーロと同じです。
- 取り組む作業を一つ決める
- タイマーを25分に設定する
- 25分間、一つの作業に集中する
- 5分程度休憩する
- 再び25分集中する
カフェの場合は「滞在時間」を決めて使うと、さらに取り組みやすくなります。
例えば、
「今日はカフェで2時間作業する」
と決めたら、その時間をいくつかの集中時間と休憩に分けます。
ポモドーロの基本については、ポモドーロタイマーのやり方も参考にしてください。
スタバで使う場合も基本は同じ
スターバックスで勉強や仕事をする場合も、特別な設定は必要ありません。席に着く前に作業内容を決め、まず25分だけ集中します。
例えば、25分集中・5分休憩を2回行うと約1時間です。「2セット終わったら帰る」と決めておけば、作業時間と滞在時間の両方に区切りを作れます。
ただし、利用できる席やPC作業に関する案内は店舗や混雑状況によって異なります。スタバを含め、店内の掲示やスタッフの案内を優先してください。
カフェでポモドーロを使うメリット
作業を始めるきっかけを作れる
カフェへ行っただけで自動的に集中できるとは限りません。
席について、
- コーヒーを飲む
- スマホを見る
- SNSを見る
- ニュースを読む
と過ごしているうちに、時間が経ってしまうこともあります。
席についたら最初の25分をすぐ開始すると、作業モードへ切り替えるきっかけを作れます。
滞在時間を有効に使いやすい
カフェでは「あと何時間いるか」が比較的明確です。
例えば90分だけ作業すると決めた場合、その時間を集中と休憩に分けて使えます。
時間に区切りがあることで、
「この25分でここまで進めよう」
と考えやすくなります。
場所を変えることで気分を切り替えられる
自宅で長時間作業していると、集中できなくなることがあります。
そんなときに場所を変え、カフェへ移動して最初のポモドーロを開始すると、気分を切り替えやすくなる場合があります。
毎日カフェを利用する必要はなく、「今日はどうしても作業が進まない」というときだけ環境を変える方法もあります。
カフェではタイマー音を鳴らさない
カフェでポモドーロタイマーを使うときに特に気をつけたいのが終了音です。
25分ごとに大きなアラームが鳴ると、周囲の人の迷惑になる可能性があります。
そのため、
- 無音のタイマーを使う
- バイブレーションで知らせる
- イヤホンから通知する
- 音量を十分に小さくする
などの方法を検討しましょう。
特に静かなカフェでは、無音または振動で確認できる方法が使いやすいでしょう。
無音で使いたい場合は、25分の無音ポモドーロタイマーも参考にしてください。
スマートウォッチとの相性がいい
カフェでポモドーロを使うなら、Apple Watchなどのスマートウォッチも便利です。
手首の振動でタイマー終了を確認できる機種なら、周囲に音を出さず時間を管理できます。
また、タイマーを確認するためにスマートフォンを開く必要もありません。
スマホを開いたついでにSNSなどを見てしまう人にとってもメリットがあります。
腕時計を使う方法については、腕時計でポモドーロタイマーを使う方法も参考にしてください。
カフェでの5分休憩はどうする?
自宅なら休憩中に立ち上がったり歩いたりできますが、カフェではできることが限られます。
5分休憩なら、
- 飲み物を飲む
- PCから目を離す
- 窓の外を見る
- 肩や首を軽く動かす
- トイレへ行く
などで休憩できます。
特にPC作業の場合は、休憩中も別のWebサイトを見るのではなく、一度画面から目を離すのがおすすめです。
SNSを5分だけ見るつもりが、そのまま10分、15分と経ってしまうこともあります。
席を離れるときは荷物に注意する
休憩中にトイレへ行ったり席を離れたりする場合は、PCやスマートフォン、財布などの貴重品を放置しないよう注意しましょう。
ポモドーロの5分休憩だからといって、必ず席を離れる必要はありません。
その場で目を休めたり、軽く体を動かしたりするだけでも休憩になります。
25分では短いなら50分でもいい
カフェでPC作業をしていると、25分では短いと感じることがあります。
特に、
- プログラミング
- ブログ執筆
- 資料作成
- 読書
- 問題演習
などは、集中してきたところで25分が終わることもあります。
その場合は、
- 25分集中・5分休憩
- 45分集中・10分休憩
- 50分集中・10分休憩
など、自分に合う時間へ変更して構いません。
例えば2時間だけカフェで作業するなら、50分集中・10分休憩を2回行うと、時間を管理しやすくなります。
時間について迷った場合は、ポモドーロタイマーのおすすめ時間も参考にしてください。
最初に「今日やること」を決める
カフェへ行ってから作業内容を考えると、それだけで時間を使ってしまいます。
できればカフェへ入る前に、
- 資料を完成させる
- ブログを1記事書く
- 問題集を20ページ進める
- 本を50ページ読む
など、その日に取り組むことを決めておきましょう。
さらに、
1セット目:資料の構成を作る
2セット目:本文を書く
3セット目:見直す
というように、ポモドーロごとに作業を分ける方法もあります。
タイマーを開始したら、決めた作業だけに集中します。
カフェのWi-Fiが集中を邪魔することもある
カフェでPCを開くと、インターネットを自由に使える環境になることがあります。
仕事でネットが必要なら問題ありませんが、勉強や文章作成だけなら、ネット接続がなくても作業できる場合があります。
SNSや動画を見てしまうなら、集中時間だけネットから離れる方法もあります。
オフラインでの使い方については、オフラインで使えるポモドーロタイマーも参考にしてください。
カフェでは画面と通信の安全にも注意する
カフェで仕事をする場合は、集中時間だけでなく情報の扱いにも注意が必要です。
- 画面を周囲からのぞかれない位置に座る
- 機密情報を声に出す会議を避ける
- 紙の資料や貴重品を放置しない
- 公衆Wi-Fiを使う場合は、勤務先のルールを優先する
といった点を確認しましょう。
IPAも、公共の場所では画面ののぞき見に注意し、公衆Wi-Fi利用時はファイル共有をオフにしたうえで、必要に応じて信頼できるVPNを使うよう案内しています。詳しくは、IPAのテレワーク時のセキュリティ注意事項を確認してください。
安全性を判断できない通信環境では、機密性の高い作業を避けるか、勤務先が認めた通信方法を利用しましょう。
カフェで長時間作業するときの注意点
ポモドーロを使えば何時間でもカフェに滞在してよい、というわけではありません。
店舗によっては、
- PC作業を制限している
- 勉強を制限している
- 混雑時の長時間利用を控えるよう案内している
- 利用時間を設定している
場合があります。
店内のルールがある場合は、それに従いましょう。
また、混雑している時間帯に長時間席を使い続けることも避けたいところです。
ポモドーロは集中するための方法なので、「何セットできるか」よりも、その場所で無理なく集中できる範囲で利用しましょう。
カフェ選びも重要
ポモドーロで作業するなら、自分が集中しやすいカフェを選ぶことも大切です。
例えば、
- PCを利用しやすい
- テーブルに十分な広さがある
- 店内が騒がしすぎない
- 適度に人の気配がある
- 長時間利用に関するルールが分かりやすい
といった点を確認します。
静かな場所が必ず集中できるとは限りません。
多少の話し声や店内音があったほうが集中できる人もいます。
自分が作業しやすい環境を探してみましょう。
カフェの環境音を自宅で再現する方法もある
「カフェだとなぜか集中できる」という人は、必ずしも毎回カフェへ行く必要はありません。
カフェのような環境音を自宅で流しながらポモドーロを使う方法もあります。
人の話し声や食器の音など、適度な環境音があるほうが作業しやすい人もいます。
一方、音があると集中できない場合は、無理にBGMや環境音を流す必要はありません。
自分が集中しやすい音環境を選びましょう。
カフェでWeb版ポモドーロタイマーを使う
ノートPCで作業する場合は、ブラウザで使えるポモドーロタイマーも便利です。
新しいアプリをインストールせず、ブラウザからタイマーを開いて作業できます。
ただし、カフェではタイマーの終了音に注意しましょう。
イヤホンを利用する場合でも、音量が大きすぎないか確認してから開始すると安心です。
Pomolikaならブラウザからすぐ使える
Pomolikaは、ブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
集中時間、短い休憩、長い休憩を設定できるため、ノートPCでカフェ作業をするときにも利用できます。
カフェに着いたらブラウザでタイマーを開き、「まず1セットだけ」と決めて作業を始める使い方もできます。
まとめ
カフェでもポモドーロタイマーを使って仕事や勉強の時間を管理できます。
基本は25分集中・5分休憩ですが、作業内容によって45分や50分へ変更しても構いません。
カフェで利用するときは、
- タイマー音を鳴らさない
- 休憩中は画面から目を離す
- 貴重品を放置しない
- 店舗のルールを守る
- 混雑時の長時間利用を避ける
といった点にも気をつけましょう。
カフェに行くこと自体を目的にするのではなく、「この時間で何を終わらせるか」を決めてからタイマーを開始すると、限られた時間を使いやすくなります。