集中できない絶対音感BGM集中力

絶対音感で集中できない?BGMや周囲の音が気になるときの対処法

絶対音感がありBGMや周囲の音が気になって集中できないときの対処法を紹介します。無音を試す、歌や音楽ではなく一定の環境音を使う、音が必要な作業と不要な作業を分けるなどの方法を解説します。

「絶対音感があるせいか、BGMを流すと音が気になって集中できない」

「周囲の音を聞くと、音程や音名を考えてしまう」

仕事や勉強中に音楽を流していて、

音が聞こえる

音程が気になる

音を追ってしまう

気づけば作業が止まっている

ということがあります。

絶対音感とは、基準となる音を聞かなくても、聞こえた音の高さを識別できる能力のことです。

絶対音感があるからといって、必ず音で集中できなくなるわけではありません。

一方で、自分の場合は、

BGMがあると音へ意識が向いてしまう

ということもあるでしょう。

そんなときは、

音を気にしないように頑張る

より、

無音にする

音楽以外の音へ変える

考える作業のときだけBGMを止める

など、自分が集中しやすい環境を探してみましょう。

この記事では、絶対音感があり、BGMや周囲の音が気になって集中できないときの対処法を紹介します。

絶対音感とは?

絶対音感は、基準となる音を使わなくても、

聞こえた音の高さを識別する

能力です。

例えば、ある音を聞いて、

これはド

これはファ♯

というように判断できる場合があります。

絶対音感に関する研究では、絶対音感を持つ人が音高を素早く識別したり、音へラベルを付けたりする処理が調べられています。

ただし、

絶対音感がある=音で集中できない

という意味ではありません。

音がどの程度気になるかには個人差があります。

BGMが気になって集中できない場合

作業用BGMのつもりで音楽を流しても、

メロディ

コード

音程

などへ意識が向くことがあります。

その場合、

集中するならBGMを流したほうがいい

という一般的な方法へ無理に合わせる必要はありません。

一度、BGMを止めてみましょう。

まず無音を試す

BGMが気になるなら、

15分だけ無音

で作業してみます。

例えば、

文章を読む

問題を解く

資料を書く

などです。

そのあと、

同じ文章を読み返す回数が減ったか

作業が進んだか

を確認します。

無音のほうが進むなら、その作業ではBGMを使わなくても構いません。

音楽あり・なしを比べる

自分では、

音楽があったほうが集中できる気がする

と思っていても、実際の作業量は違う場合があります。

例えば、

15分:BGMあり

15分:無音

で同じ種類の作業をしてみます。

どちらが進んだか確認しましょう。

歌詞がなくても気になる場合

一般的には、

歌詞がない音楽なら作業しやすい

と言われることがあります。

しかし、絶対音感がある人の場合、

歌詞がなくても音そのものが気になる

こともあるでしょう。

その場合は、インストゥルメンタルへ変えるだけでは解決しないかもしれません。

無音や別の環境音も試してみましょう。

ピアノ曲が気になる場合

ピアノは一音一音の高さを認識しやすく、

今の音は何だろう

と意識が向く人もいるでしょう。

自分がそう感じるなら、作業中にピアノ曲を選ばない方法があります。

好きな音楽と作業用の音を分けてみましょう。

ボーカルが気になる場合

歌では、

歌詞

だけでなく、

メロディの音程

も気になる場合があります。

その状態で文章を読むと、目の前の文章と音楽の両方へ意識が向くことがあります。

考える作業中は一度止めてみましょう。

知っている曲ほど気になる場合

何度も聞いた曲では、

次の音

次の展開

を予想できる場合があります。

そのため、作業中でも音楽へ注意が向くことがあります。

特に好きな曲は、集中時間ではなく作業後に聞く方法があります。

知らない曲でも気になる場合

反対に、

知らない曲だからどんな展開になるか気になる

こともあります。

つまり、

知っている曲なら大丈夫

知らない曲なら大丈夫

と一つには決められません。

実際に自分が作業できるかで判断しましょう。

音楽を作業開始の合図だけに使う

音楽自体は好きだけれど、作業中は邪魔になる。

そんな場合は、

作業開始前に一曲だけ聞く

方法があります。

例えば、

好きな曲を一曲聞く

曲が終わったら音楽を止める

15分作業する

という流れです。

音楽を集中中ではなく、開始のきっかけとして使います。

単純作業ならBGMを使える場合もある

文章を読むと音が気になるけれど、

ファイル整理

単純入力

なら問題ない人もいるでしょう。

その場合は、

考える作業:無音

単純作業:BGMあり

と使い分けます。

すべての仕事で同じ音環境にする必要はありません。

作業によってBGMを変える

例えば、

読書:無音

文章作成:無音

資料整理:音楽あり

という形です。

自分の中で、

この作業では音が邪魔になる

というパターンを探してみましょう。

音程を考え始めたらBGMを止める

作業中に、

今の音は○○かな

と考え始めたら、それを合図にしてBGMを止める方法があります。

音を無視しようと頑張る必要はありません。

環境そのものを変えます。

音名を頭の中で追ってしまう場合

聞こえる音へ、

など、自動的に音名を当ててしまう感覚がある人もいるでしょう。

その状態が作業を妨げているなら、

音名を考えないようにする

より、音源そのものを減らすほうが簡単な場合があります。

音を消せるなら消す

自分で流しているBGMなら、まず止められます。

テレビ。

動画。

音楽。

など、作業に必要ない音を減らしてみましょう。

集中力で処理する情報量を減らします。

周囲の生活音まで音程が気になる場合

自分で音楽を止めても、

電子音

チャイム

機械音

人の声

などが聞こえる場合があります。

その音まで気になるなら、

場所を変える

音源から離れる

などを試してみましょう。

電子音が気になる場合

電子レンジ。

通知音。

家電。

など、一定の音程がある音を聞くと気になる人もいるでしょう。

集中中に消せる通知音なら、一時的に減らします。

家電など移動できない音源なら、作業場所を変える方法があります。

人の声の高さが気になる場合

人の話し声にも音の高さがあります。

絶対音感があるからといって、必ず人の声を音名として認識するわけではありません。

ただ、自分の場合は声の高さへ意識が向くなら、

静かな場所へ移る

など、話し声自体を減らしてみましょう。

話し声と音楽を分ける

話し声が気になる場合は、

絶対音感

だけではなく、

会話の内容が聞こえるから気になる

可能性もあります。

何が気になっているのか確認してみましょう。

音程なのか。

言葉なのか。

音量なのか。

原因によって対策も変わります。

生活音が全部気になるわけではない場合

時計の音は大丈夫。

人の声は気になる。

ピアノはかなり気になる。

ということもあります。

すべての音を一括りにせず、

特に気になる音

を探してみましょう。

一定の環境音を試す

音楽は気になるけれど、完全な無音だと周囲の物音が気になる場合があります。

その場合は、

雨音

一定のノイズ

などを小さく流す方法があります。

メロディのある音楽より気になりにくいか試してみましょう。

ホワイトノイズが合うとは限らない

一定のノイズでも、

音自体が気になる

場合があります。

無理に使う必要はありません。

無音。

環境音。

ノイズ。

を短時間ずつ比べ、自分が作業しやすいものを選びます。

雨音でも高さが気になる場合

環境音にもさまざまな周波数が含まれます。

そのため、

雨音なら絶対に気にならない

とは限りません。

自分が音として追い始めるなら、無音へ戻して構いません。

耳栓を使う

周囲の音が気になる場合は、耳栓を試す方法があります。

特に、

読書

勉強

文章作成

など、外部の音を聞く必要がない場面です。

ただし、周囲の音を聞く必要がある場所では使わないようにしましょう。

ノイズキャンセリングを使う

ノイズキャンセリングイヤホンやヘッドホンを持っているなら、周囲の音を減らすために使える場合があります。

音楽を流さず、

ノイズキャンセリングだけ

使う方法もあります。

自分が快適か試してみましょう。

ノイズキャンセリングそのものが気になる場合

ノイズキャンセリングを使うと、

圧迫感

などを感じる人もいます。

その場合は無理に使う必要はありません。

耳栓。

場所変更。

など別の方法を試してみましょう。

イヤホンで音楽を流して騒音を消さない

周囲の音を消すために、

さらに大きな音楽を流す

と、今度は音楽自体が気になる場合があります。

絶対音感があり音楽を追ってしまうなら、別の方法で周囲の音を減らしたほうが合う場合があります。

音量を上げすぎない

周囲の音が気になるからと、大きな音で覆い隠し続ける方法は避けましょう。

耳への負担にもつながります。

必要なら音源から離れるなど、環境を変える方法を使います。

カフェで集中できない場合

カフェでは、

BGM

食器

人の声

など、多くの音があります。

絶対音感があるかどうかに関係なく、音が多い環境が合わない人もいます。

自分が集中できないなら、カフェにこだわる必要はありません。

図書館を試す

比較的静かな場所として、図書館などを利用する方法があります。

ただし、

ページをめくる音

足音

などが気になる人もいます。

場所によって自分の集中しやすさを確認してみましょう。

自宅で静かな部屋を作る

自宅なら、

テレビを消す

ドアを閉める

スマホの通知音を消す

など、調整できるものがあります。

まず15分だけ静かな環境を作ってみましょう。

家族の音が気になる場合

生活音を完全になくすのは難しいことがあります。

その場合は、

比較的静かな時間帯を使う

方法があります。

朝。

家族が別の部屋にいる時間。

などです。

オフィスで音が気になる場合

オフィスでは、

電話

話し声

通知音

などがあります。

会社のルール上可能なら、集中が必要な作業だけ静かな場所へ移る方法があります。

イヤホンなどを使う場合も職場のルールを確認します。

集中作業だけ場所を変える

すべての仕事を静かな場所で行う必要はありません。

例えば、

文章作成30分だけ会議室

など、必要な仕事だけ移動する方法があります。

単純作業は元の席へ戻ります。

音がある場所では軽い作業へ変える

周囲の音を変えられないなら、

ファイル整理

定型作業

などへ変える方法があります。

静かな時間に難しい作業をします。

環境に作業内容を合わせます。

楽器練習のあとに仕事へ集中できない場合

楽器を弾いたあと、

音が頭に残る

場合があります。

その状態で仕事へ入ると音楽を考え続ける人もいるでしょう。

自分がそうなりやすいなら、

楽器

短い休憩

仕事

と切り替える時間を作ってみましょう。

音楽を聞いた直後に作業しない

音楽を聞いたあともメロディが頭に残るなら、

作業開始直前は音楽を聞かない

方法があります。

集中したい予定の少し前から無音にしてみましょう。

頭の中で曲が流れ続ける場合

BGMを止めても、

さっきの曲が頭の中で流れている

ことがあります。

その場合は、

止めないと

と考え続けるより、今の作業へ戻ります。

例えば、

この一文を読む

と戻る場所を具体的にします。

音名が頭に残る場合

聞こえた音を、

○○だった

と考え続けてしまうことがあります。

それ自体を消そうとするより、

今は資料

と作業へ戻ります。

繰り返すなら、次回はその音源を集中時間から外してみましょう。

絶対音感だから仕方ないと決めつけない

自分に絶対音感があり、音が気になるとしても、

だから集中できないのは仕方ない

と結論づける必要はありません。

無音。

場所。

作業時間。

など、変えられる条件があります。

自分が集中しやすい環境を探してみましょう。

絶対音感をなくそうとしない

集中のために、

音高を認識できなくしたい

と考える必要はありません。

能力そのものではなく、

集中したい時間にどんな音環境を使うか

を調整します。

「音名を考えない練習」を必須にしない

音が入ると音名が浮かぶなら、それを意志だけで止めようとすると疲れる場合があります。

まず音を減らせるか考えます。

変えられる環境を先に変えてみましょう。

絶対音感が原因か分からない場合

音が気になるから、

絶対音感のせいだ

と思うことがあります。

しかし、

歌詞が気になる

音量が大きい

周囲がうるさい

など、別の理由も考えられます。

音程が特に気になるのかを確認してみましょう。

BGMなしでも集中できない場合

音楽を止めても、

スマホを見る

別のことを考える

なら、音だけが原因ではない可能性があります。

眠気。

疲れ。

ストレス。

作業内容。

なども確認してみましょう。

音があるときだけ集中できないか確認する

例えば、

無音:集中できる

音楽あり:集中できない

なら、音環境を変える価値があります。

一方、

どちらでも集中できない

なら、別の原因も探します。

実際に比べてみましょう。

集中できる音を探しすぎない

「絶対音感でも集中できるBGM」を探して、

何十分も曲を試す

ことがあります。

その時間で作業が進まなくなる場合があります。

まず無音を基準にしてみましょう。

必要ならあとから別の音を試します。

作業用プレイリストを作ることが目的にならないようにする

この曲はダメ。

これは大丈夫。

と分類し続けると、それ自体が大きな作業になります。

数パターンだけ試し、

一番作業できた環境

を使います。

短い時間で試す

音環境を比較するなら、

15分

程度でも構いません。

例えば、

15分:無音

15分:環境音

です。

一日中試さなくても傾向を確認できます。

読書では無音を試す

文章を読む作業では、音楽に注意を持っていかれる場合があります。

同じ段落を何度も読み返すなら、一度無音で読んでみましょう。

読みやすくなるか確認します。

勉強では問題の種類でも変える

暗記。

計算。

長文読解。

では必要な集中が違います。

例えば、

長文:無音

単純な書き写し:BGMあり

というように分けても構いません。

仕事では文章作成だけ無音にする

仕事中ずっと音楽を止める必要はありません。

例えば、

メールを書く

仕様書を読む

ときだけ止めます。

作業が終わったら再開できます。

創作作業でも音が邪魔になる場合

絵。

文章。

デザイン。

など、創作中に音楽を使う人もいます。

しかし、音へ注意が向いてアイデアが途切れるなら、無音を試してみましょう。

創作だからBGMが必要とは限りません。

音楽関係の作業では絶対音感を使う場合もある

採譜。

演奏。

作曲。

などでは、絶対音感が役立つ場面もあります。

つまり、

絶対音感=集中の邪魔

ではありません。

作業によって、音高を意識することが役立つ場合と邪魔になる場合があります。

音楽作業と一般作業を分ける

例えば、

楽器練習では音高を使う

事務作業では無音

というように分けます。

能力そのものではなく、仕事との相性で音環境を変えます。

音への意識で強く困っている場合

音が気になる程度ではなく、

日常生活で多くの音が強い苦痛になる

仕事や学校へ大きく影響する

などの場合があります。

その場合は、絶対音感だけを原因と決めつけず、必要に応じて医療機関などへ相談することも検討してください。

耳の痛みや耳鳴りなどがある場合

集中できないだけではなく、

耳が痛い

耳鳴りが続く

聞こえ方が変わった

などの症状がある場合は、絶対音感の問題とは別に考える必要があります。

耳鼻咽喉科などへの相談を検討してください。

音楽や雑音全般が気になる場合は、音楽や雑音で集中できないときの対処法も参考にしてください。

Pomolikaで音環境を比べる

Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。

絶対音感があり、

BGMが本当に集中を邪魔しているのか分からない

場合は、同じ時間で比べるために使う方法があります。

例えば、

Pomolikaを15分に設定する

BGMありで文章を読む

どこまで進んだか確認する

次に、

15分:無音

で同じ種類の作業をします。

また、

15分:環境音

も試せます。

比較するのは、

気分がよかったか

だけではありません。

文章がどこまで進んだか

何問できたか

なども見てみましょう。

自分に絶対音感があるから、

このBGMを使わないといけない

音楽は絶対ダメ

と先に決める必要はありません。

実際に一番作業が進む音環境を使ってみましょう。

Pomolikaのタイマーを使う

まとめ

絶対音感があり、BGMや周囲の音が気になって集中できないときは、

音を気にしないように頑張る

だけではなく、音環境を変えてみましょう。

例えば、

  • まず無音を試す
  • BGMあり・なしで作業量を比べる
  • 歌詞がなくても音程が気になるなら音楽を止める
  • 考える作業だけ無音にする
  • 単純作業ではBGMを使うなど使い分ける
  • 音楽が気になるなら一定の環境音を試す
  • 周囲の音が気になるなら場所を変える
  • 必要に応じて耳栓などを使う
  • 楽器や音楽を集中作業の直前から離す
  • BGMなしでも集中できないなら別の原因も確認する

といった方法があります。

音が聞こえる。

音程が気になる。

その音について考える。

目の前の文章から離れる。

そんな状態なら、

音程を気にしない人になろう

としなくても構いません。

まずBGMを止める。

15分だけ無音で作業する。

それで進むなら、その作業では無音を使う。

絶対音感そのものを変えるのではなく、絶対音感があっても集中しやすい音環境を作るところから考えてみましょう。