「学校にいると集中できない」「家では勉強できるのに、教室だと周りが気になる」。
学校では、
先生の話を聞く
ノートを書く
友達の声が聞こえる
次の授業を気にする
休み時間から切り替える
など、いろいろなことが同時に起こります。
そのため、
勉強に集中しないと
と思っていても、
後ろの話し声が気になる
↓
先生の説明を聞き逃す
↓
何の話かわからなくなる
↓
さらに集中できなくなる
ということがあります。
学校で集中できないからといって、
自分には集中力がない
と決める必要はありません。
授業。
自習。
休み時間。
周囲の音。
人間関係。
など、
学校のどの場面で集中しにくいのか
を分けてみましょう。
この記事では、学校で集中できないときの対処法を紹介します。
学校で集中できないのはどんなとき?
学校で集中できない場面には、いくつかあります。
例えば、
- 授業中に別のことを考える
- 友達の話し声が気になる
- 周囲の人の動きが気になる
- 板書を写すだけになる
- 先生の話が長いと途中から聞けない
- 苦手教科になると集中が切れる
- 昼食後に眠くなる
- 休み時間から切り替えられない
- 自習時間に友達が気になる
- 人間関係について考えてしまう
- 学校にいるだけで疲れる
などがあります。
まず、
学校では全部集中できない
と考えるのではなく、
特に集中できない場面
を確認してみましょう。
授業だけ集中できない場合
学校では普通に過ごせるけれど、
授業が始まると集中できない
という場合があります。
その場合は、
授業時間が長い
内容が難しい
先生の説明を聞くだけになっている
などを確認してみましょう。
授業そのものへの対処が必要かもしれません。
自習だけ集中できない場合
授業では聞けるけれど、
自習になるとスマホや友達が気になる
ことがあります。
その場合は、
何をするか決まっていない
可能性があります。
自習開始前に、
数学3問
英単語20個
など、することを具体的にしてみましょう。
教室だと集中できない場合
家や図書館では集中できるのに、
教室では無理
という場合があります。
その場合は、
話し声
人の動き
席
など、環境が影響しているかもしれません。
性格ではなく、学校という環境側も確認してみましょう。
周りの話し声が気になる場合
授業中や自習中に、
後ろの会話
隣の人の声
が気になることがあります。
授業中は自由に場所を変えられない場合もありますが、自習室などでは、
静かな席へ移る
方法があります。
先生へ席について相談できる場合もあります。
人の動きが気になる場合
視界に、
人が歩く
誰かが振り返る
といった動きが入ると、そのたびに気になる場合があります。
座席を選べる場所なら、
前方
壁側
など、人の動きが視界へ入りにくい場所を試してみましょう。
席が合わない場合
教室では席によって、
黒板が見づらい
先生の声が聞き取りにくい
周囲が気になる
という違いがあります。
困っている状態が続くなら、担任や先生へ相談できる場合があります。
自分だけで我慢し続けないようにしましょう。
黒板が見づらい場合
黒板やスクリーンが見づらいと、
何て書いてある?
と確認するだけで疲れることがあります。
前の席へ移れるか相談する。
見え方を確認する。
などを考えてみましょう。
見えづらさを集中力だけの問題にしないようにします。
先生の声が聞き取りづらい場合
声が小さい。
周囲がうるさい。
席が遠い。
などで内容を聞き取りづらい場合があります。
その状態では、授業内容へ集中すること自体が難しくなることがあります。
必要なら先生へ確認することも考えてみましょう。
授業が始まっても休み時間の話を考えてしまう場合
休み時間に友達と話していて、その内容を授業中も考えてしまうことがあります。
授業開始時に、
教科書を開く
今日の日付を書く
最初の見出しを書く
など、毎回同じ開始動作を作ってみましょう。
休み時間から授業への切り替えに使います。
授業開始直後にすることを決める
例えば、
黒板の日付を書く
↓
今日のテーマを見る
↓
先生の最初の説明を聞く
という流れにします。
授業が始まった瞬間に、
集中しないと
と考えるより、具体的な一動作へ移ります。
最初の5分だけ聞く
50分や90分の授業を最初から全部集中しようとすると長く感じる場合があります。
まず、
最初の5分だけ
先生が何について話しているか聞いてみましょう。
そのあと、
今の話は何について?
と確認します。
授業を小さなまとまりで追います。
授業のテーマを一つ確認する
授業開始時に、
今日は何について学ぶのか
を確認します。
例えば、
二次関数
明治維新
などです。
テーマが分かっていると、説明がどこにつながっているか追いやすくなります。
一時間全部覚えようとしない
授業中に、
先生の言ったことを全部覚えないと
と思うと負担になります。
まず、
今日の重要なことを一つ
拾うくらいでも構いません。
授業後に復習できます。
板書を全部写そうとしない
先生が話している間、
黒板を全部写す
ことだけに集中すると、説明を聞き逃す場合があります。
あとで見返せる資料があるなら、
重要なところだけ書く
方法があります。
書くことと聞くことを分けてみましょう。
ノートをきれいに作りすぎない
ノートを、
色分け
整った字
にしようとすると、それだけで時間を使う場合があります。
授業中は内容を理解することを優先します。
整理したいなら、あとで行う方法もあります。
キーワードだけメモする
先生の説明をすべて文章で書くのではなく、
原因
年号
公式
など、重要な言葉だけ残します。
あとで教科書と合わせて復習します。
話を聞き逃したらそこで止まらない
先生の説明を一つ聞き逃すと、
今の何だった?
と考えている間に次の説明も進みます。
あとで確認できそうなら、
?
とノートに印をつけ、今の話へ戻ります。
分からないところには印をつける
授業中に、
ここ分からない
となったら、止まり続けるのではなく印をつけます。
授業後に、
教科書を見る
先生へ聞く
友達へ聞く
などで確認します。
今の説明へ戻ります。
重要な部分が分からないなら質問する
一方、その部分が分からないと、
その後全部分からない
という場合があります。
質問できる場面なら、
ここまでの部分を確認してもいいですか
と聞く方法があります。
授業中に難しければ、授業後でも構いません。
苦手教科だけ集中できない場合
数学だけ。
英語だけ。
というように、特定の教科で集中できない場合があります。
その場合は、
集中力
より、
内容が分からない
可能性があります。
基本へ戻るなど、教科側の対策を考えてみましょう。
分からない授業ほど集中が切れる場合
先生の話を聞いても理解できない状態が続くと、
もう分からない
となり、別のことを考え始める場合があります。
その場合は、
どこから分からなくなったか
を確認します。
一つ前の単元へ戻る必要があるかもしれません。
得意教科では集中できるか確認する
好きな教科や得意教科なら集中できる場合があります。
その場合、
学校そのものに集中できない
とは限りません。
苦手教科の難易度や授業内容を確認してみましょう。
長い授業で集中が切れる場合
授業時間が長いと、途中で意識が外れることがあります。
その場合は、
授業を最後まで一つの時間
として見ない方法があります。
例えば、
先生が話題を変えた
問題演習へ移った
などを一区切りとして考えます。
授業の区切りごとに現在地を確認する
説明が一区切りしたら、
今何について勉強した?
と一言確認します。
例えば、
公式の説明
です。
授業全体ではなく、小さなまとまりを追います。
50分集中し続ける必要はない
途中で別のことを考えたとしても、
もう授業に集中できなかった
とする必要はありません。
気づいたら先生の話へ戻ります。
一回も集中を切らさないことより、戻ることを意識します。
90分授業ならさらに区切る
大学などの長い授業では、
90分全部集中
と考えると大きく感じる場合があります。
例えば、
今の説明
次のスライド
次の演習
というように、短いまとまりを追います。
昼食後に眠くなる場合
午後の授業で、
眠い
ぼーっとする
ことがあります。
その状態で集中しようとしても難しい場合があります。
休み時間に少し歩くなど、授業前に一度体を動かす方法があります。
昼休みにスマホを見続けない
昼休み中ずっとスマホを見て、そのまま授業へ入ると、
動画の続き
SNS
が気になる場合があります。
授業開始前の数分だけスマホを閉じてみましょう。
切り替える時間を作ります。
授業前に水分を取る
休み時間に必要な水分を取り、授業中に何度も気にならないようにする方法があります。
ただし、飲み物だけで集中できるようになるわけではありません。
授業へ入りやすい準備の一つとして考えます。
眠気が強い場合
何度も目を閉じてしまうほど眠いなら、集中方法だけでは難しい場合があります。
最近、
夜更かししていないか
睡眠時間が短くなっていないか
を確認してみましょう。
学校前日の生活も確認する
夜遅くまで、
スマホ
ゲーム
動画
を見ていると、翌日の学校で眠くなる場合があります。
授業中だけ何とかするのではなく、前日の睡眠も確認してみましょう。
休み時間は一度席を立つ
何時間も同じ席にいると疲れる場合があります。
休み時間は、
トイレへ行く
少し歩く
など、体を動かす方法があります。
次の授業へ切り替える時間にします。
休み時間も勉強し続けない
試験前など、
休み時間もずっと勉強
する場合があります。
その結果、次の授業まで疲れてしまうことがあります。
短い休憩を取ることも考えてみましょう。
休み時間から戻る時間を決める
友達と話していると、
チャイムが鳴っても気持ちが切り替わらない
ことがあります。
授業開始の少し前に席へ戻り、
教科書を出す
という流れを作ります。
友達が気になって集中できない場合
授業中に、
友達が何をしているか
が気になる場合があります。
視線を黒板や教科書へ戻します。
座席を選べる場面なら、集中しやすい位置を使う方法があります。
好きな人がいて集中できない場合
学校では、
好きな人が近くにいる
ことで気になる場合もあります。
その場合は、
気にしないようにする
より、
今は先生の説明を一つ聞く
と戻る場所を具体的にします。
恋愛について考える時間と授業を分けます。
人間関係が気になっている場合
友達とのトラブルなどがあると、そのことばかり考えてしまう場合があります。
その状態では、授業へ集中しづらくなることがあります。
必要なら、
担任
学校の先生
スクールカウンセラー
などへ相談する方法もあります。
学校そのものがつらい場合
集中できないというより、
学校へいること自体がつらい
場合があります。
人間関係。
不安。
体調。
などが背景にあるかもしれません。
その場合は、集中方法だけで対応し続けず、信頼できる大人へ相談することも考えてみましょう。
自習時間に何をすればいいか決める
自習時間になってから、
何やろう
と考えると、そのまま周囲が気になる場合があります。
自習前に、
数学3問
英単語20個
と決めておきます。
最初の作業を固定します。
自習は一科目ずつ進める
数学をしている途中で、
英語もやらないと
と気になることがあります。
一度メモして、
今は数学
と戻ります。
一区切りしたら次の科目へ移ります。
学校の自習室で集中できない場合
自習室でも、
人の出入り
筆記音
などが気になる場合があります。
席を選べるなら、人通りの少ない場所を試してみましょう。
学校のルール内で使える環境を探します。
図書室を使う
学校に図書室があり、利用できるなら、自習場所として試す方法があります。
教室より静かな場合があります。
ただし、自分に合わなければ無理に使う必要はありません。
空き教室などは学校のルールに従う
静かな場所で勉強したいからと、許可なく空き教室を使わないようにしましょう。
学校で利用できる自習場所を先生などへ確認します。
放課後の教室で集中できない場合
放課後は、
友達の会話
部活の音
などがある場合があります。
その環境が合わないなら、
図書室
自習スペース
自宅
など別の場所へ移る方法があります。
学校で勉強すること自体にこだわる必要はありません。
家では集中できるなら家でやってもいい
学校で自習できないからと、
学校で集中できるようにならないと
と思う必要はありません。
家のほうが集中できるなら、
授業は学校
自習は家
という使い分けもできます。
自分が勉強できる場所を使います。
逆に家でできないなら学校を使う
家には、
ベッド
スマホ
ゲーム
などがあります。
学校のほうが集中できるなら、放課後の自習環境を利用する方法があります。
どちらが正しいということではありません。
学校でスマホが気になる場合
学校のルールでスマホを持ち込める場合、休み時間に確認して、そのまま授業中も気になることがあります。
学校のルールに従いながら、授業中はカバンなどへしまっておきましょう。
目に入らない状態を作ります。
通知が気になる場合
通知が来ていないか気になるなら、学校のルールや必要な連絡を確認したうえで、授業中は通知を見ない状態を作ります。
授業が終わってから確認します。
テスト前に学校で集中できない場合
テスト前は周囲も勉強していて、
友達の進み具合
が気になることがあります。
自分がする範囲を決めてみましょう。
例えば、
英単語30個
です。
周囲ではなく、自分の次の範囲へ戻ります。
友達の勉強時間と比べない
「昨日5時間やった」
などの話を聞くと焦ることがあります。
しかし、必要な勉強時間や進み方は人によって違います。
自分が何を理解できているかを確認しましょう。
学校で集中できなかった分を夜中に取り返さない
授業で集中できなかったから、
夜に何時間も勉強しないと
と思うことがあります。
まず、必要なところだけ復習します。
睡眠時間を削り続けると、翌日の学校でも眠くなる可能性があります。
授業後に5分だけ復習する
集中できなかった授業があるなら、
その日のうちに5分
だけ確認する方法があります。
教科書。
ノート。
プリント。
を見て、
今日何をやったか
だけ確認します。
分からなかったところだけ見る
授業全部を最初から勉強し直す必要はありません。
ノートに、
?
を付けた場所だけ確認します。
必要なら先生へ質問します。
先生へ質問する
授業についていけず集中が切れているなら、
どこから分からないか
を先生へ聞く方法があります。
例えば、
この式のところから分かりません
と具体的にします。
質問することも勉強です。
学校で集中できない自分を責めない
周りの人が普通に授業を受けているように見えると、
自分だけ集中できない
と思うことがあります。
しかし、周囲が実際にどの程度集中しているかは分かりません。
まず自分ができる対策を一つ試してみましょう。
「授業中ずっと集中」を目標にしない
授業の最初から最後まで一度も注意がそれない状態を目標にすると、難しく感じます。
気づいたら戻る。
重要なところを拾う。
分からないところへ印をつける。
という方法で構いません。
今日一つだけ改善する
例えば、
今日は授業開始前に教科書を開く
だけでも構いません。
明日は、
分からないところへ?を付ける
というように、一つずつ試します。
全部を一度に変えないようにします。
集中できる授業を探す
すべての授業で集中できないように感じても、
この先生なら聞ける
この教科ならできる
というものがあるかもしれません。
その授業で、
何が違うのか
を確認してみましょう。
集中できる条件を他の授業へ使う
例えば、
前の席だと集中できる
と分かったなら、ほかでも使えるか考えます。
ノートを短く取ると聞ける
なら、別の教科でも試します。
自分ができる条件を増やします。
疲れている曜日を確認する
部活。
塾。
学校行事。
などによって、特定の曜日だけ疲れている場合があります。
その日は、
放課後の勉強を短くする
など、学校外の予定も調整してみましょう。
部活後に集中できない場合
部活後は疲れている場合があります。
その状態で、
学校に残って2時間勉強
が難しいなら、短くして帰る方法もあります。
家で休んでから少し勉強するなど、自分に合う形を探します。
学校生活全体で余裕がない場合
授業。
部活。
塾。
宿題。
友達。
などが重なると、常に何かを考えている状態になることがあります。
その場合は、
集中力だけを上げる
より、予定そのものが多すぎないか確認してみましょう。
やることを一度書き出す
宿題。
提出物。
テスト。
などを一度書き出します。
今日するもの。
あとでできるもの。
へ分けます。
頭の中で全部覚え続けないようにします。
提出物が気になって授業に集中できない場合
別の提出物を思い出したら、
あとで○○
と一言メモします。
授業中にその宿題を始めるのではなく、今の授業へ戻ります。
不安で学校に集中できない場合
テスト。
進路。
人間関係。
などへの不安が強い場合があります。
その状態なら、
集中する方法だけ
で解決しないこともあります。
相談できる先生や家族などへ話すことも考えてみましょう。
進路が気になって集中できない場合
進路について何度も考えているなら、
考える時間を別に作る
方法があります。
例えば、
放課後に30分調べる
と決めます。
授業中に思い出したら一言メモして戻ります。
学校で何にも集中できない状態が続く場合
一つの授業だけではなく、
どの授業も頭に入らない
自習もできない
会話にも集中できない
状態が続いている場合があります。
その場合は、
学校での集中方法
だけの問題とは限りません。
睡眠。
疲れ。
ストレス。
体調。
など、ほかの変化も確認してみましょう。
日常生活にも影響している場合
学校だけでなく、
家でも何も集中できない
好きなことにも集中できない
などの状態が続き、困っている場合は、一人で抱え続けないことも大切です。
家族。
先生。
スクールカウンセラー。
医療機関。
などへ相談することも検討してください。
授業中の集中に絞った対処法は、授業に集中できないときの対処法も参考にしてください。
Pomolikaで学校外の勉強を短く区切る
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
授業そのものへタイマーを使うことはできませんが、
学校で分からなかったところを復習する
ときに使う方法があります。
例えば、
今日分からなかった場所を一つ選ぶ
↓
スマホを離す
↓
Pomolikaを15分に設定する
↓
15分だけ復習する
という流れです。
また、自習で何をするか決める練習として、
15分:数学3問
15分:英単語
というように区切ることもできます。
学校で集中できなかったからと、
帰宅後に全部取り返す
必要はありません。
一番分からなかったところを一つ選び、短い時間だけ確認してみましょう。
まとめ
学校で集中できないときは、
学校では自分は集中できない
と一つにまとめる必要はありません。
例えば、
- 授業・自習・休み時間のどこで集中できないか確認する
- 授業開始時の動作を決める
- 先生の話を小さなまとまりで追う
- 板書を全部写そうとしない
- 分からないところへ印をつける
- 周囲の音や人の動きが気になるなら環境を調整する
- 自習ではすることを先に決める
- 昼食後の眠気や前日の睡眠も確認する
- 授業後に分からなかったところだけ短く復習する
- 学校生活全体がつらい場合は一人で抱え続けない
といった方法があります。
学校。
授業。
友達。
周囲の音。
次の予定。
いろいろなものがある中で、ずっと一つだけに集中し続けるのは難しいことがあります。
まず、
今は何の授業か
先生は何について話しているか
を一つ確認する。
途中で別のことを考えていたら、また戻る。
学校での集中を、一日中集中することではなく、授業の現在地へ何度でも戻ることから考えてみましょう。