「共通テスト前日なのに集中できない」「明日が本番だと思うと焦って、勉強が手につかない」。
共通テスト前日になると、
まだ覚えていないところがある
もう一回過去問を解いたほうがいいかもしれない
本番で失敗したらどうしよう
など、普段より多くのことが気になる場合があります。
その結果、
何をすればいいか迷う
↓
教材を次々開く
↓
どれも中途半端になる
↓
さらに焦る
ということもあるでしょう。
前日にすべてを完成させようとするのではなく、
明日のために確認することを絞る
ことから始めてみましょう。
この記事では、共通テスト前日に集中できないときの考え方と、勉強が手につかないときの対処法を紹介します。
共通テスト前日に集中できないのはなぜ?
共通テスト前日は、普段の勉強日とは少し状況が違います。
例えば、
- 本番が翌日に迫っている
- 残り時間が少ない
- やり残しが気になる
- 点数や合否を考えてしまう
- 新しい教材へ手を出したくなる
- 持ち物や会場が気になる
- 緊張して落ち着かない
- 睡眠時間を削って勉強したくなる
などがあります。
そのため、
前日なのに集中できない自分はまずい
と考えるより、
今から何を確認すればいいか
へ意識を戻してみましょう。
前日に全部をやろうとしない
前日になると、
英語も不安
数学も不安
社会もまだ覚え切れていない
と、すべての教科が気になることがあります。
しかし、残っている時間の中ですべてを最初からやり直すことは難しい場合があります。
そこで、
前日に確認するもの
を絞ります。
例えば、
間違えやすい公式
覚え切れていない単語
何度も間違えた問題
などです。
受験勉強全体ではなく、最終確認へ切り替えてみましょう。
新しい参考書を始めない
前日になると、
この参考書も見たほうがいいかも
この動画を見れば点数が上がるかも
と思うことがあります。
しかし、新しい教材を始めると、
知らないことがたくさん見つかる
↓
不安になる
↓
さらに別の教材を探す
という状態になる場合があります。
前日は、これまで使ってきた教材の中から確認する方法もあります。
今まで間違えたところを確認する
前日に何をすればいいか分からないなら、
過去に間違えたところ
を確認する方法があります。
例えば、
問題集で印をつけた問題
模試で間違えた問題
覚えにくかった単語
などです。
一度すべて解き直す必要はありません。
自分がよく間違える場所
を短く確認してみましょう。
暗記は最後の確認に絞る
前日だからと、
英単語を最初から全部
日本史を最初から全部
と確認すると時間がかかります。
例えば、
間違えやすい英単語だけ
苦手な年代だけ
など、範囲を小さくします。
広く浅く全部を見るより、
明日忘れたくないところ
を確認する方法もあります。
過去問をもう一回解くべき?
前日に、
もう一度本番形式で解いたほうがいいのでは
と考えることがあります。
本番形式の演習にはまとまった時間が必要です。
すでに何度も本番形式で練習しているなら、前日は、
間違えた問題の復習
時間配分の確認
などへ切り替える方法もあります。
今から通して解くことで安心できるのか、それとも疲れや焦りが増えるのか、自分の状態も確認してみましょう。
共通テスト英語は読解の感覚を軽く確認する
英語が不安なら、
一回分全部
ではなく、
長文を一題だけ読む
など、軽く確認する方法があります。
例えば、
段落ごとの内容を追えるか
一問を引きずらず次へ進めるか
を確認します。
前日に急に大量の長文を読む必要はありません。
数学は公式だけでなく使い方も確認する
公式を眺めるだけで不安になる場合は、
簡単な問題を一問解く
方法があります。
例えば、
この公式をどう使うか
を確認します。
ただし、難しい問題に長時間止まる必要はありません。
前日は、
解けない問題を増やす日
ではなく、
今までやったことを確認する日
として使う方法があります。
社会や理科は苦手なところだけ確認する
暗記科目では、
全部見直したい
と思うことがあります。
しかし前日に全範囲を見ると、終わらない場合があります。
例えば、
模試で何度も間違えた範囲
覚えにくい用語
へ絞ります。
一つずつ短く確認しましょう。
前日に点数を予想し続けない
「明日何点取れるだろう」と考えても、まだ結果は分かりません。
目標点に届かなかったら
失敗したら
と考え続けると、今の勉強へ集中しにくくなることがあります。
今できるのは、
最後の確認
持ち物の準備
休息
などです。
結果ではなく、今できる行動へ戻りましょう。
合否まで考えすぎない
共通テストの点数が、その後の受験へ影響することを考えて不安になる場合があります。
しかし前日に、
この点数だったらどうする
二次試験はどうなる
と先まで考え続けても、明日の問題はまだ始まっていません。
今は、
明日の共通テストを受ける準備
に範囲を絞ります。
焦って教材を変え続けない
前日に集中できないと、
英語を開く
↓
やっぱり数学
↓
日本史も不安
と、短時間で教材を何度も変えることがあります。
その場合は、
次の20分は英語
など、時間を区切って一つだけ確認してみましょう。
終わったら次の教科へ移ります。
まず10分だけ確認する
不安で何も手につかないなら、
今から何時間も勉強する
と考える必要はありません。
まず、
10分だけ
にします。
例えば、
10分:英単語確認
と決めます。
10分終わったら、
続ける
別の教科へ移る
休憩する
と判断します。
25分だけ一教科に集中する
もう少し集中できそうなら、
25分:一教科
↓
休憩
↓
25分:別の教科
という方法があります。
例えば、
25分:英語
↓
5分:休憩
↓
25分:数学
という形です。
前日だからと、すべての教科を同時に気にしないようにします。
前日は25分にこだわらなくていい
緊張して25分も集中できない場合は、
10分
15分
でも構いません。
反対に、軽い復習を30分程度続けられるなら、そのままでも構いません。
時間そのものより、
一つの内容を確認して終える
ことを意識してみましょう。
スマホで不安を増やさない
前日は、
共通テスト 難化
共通テスト 前日
みんな何時間勉強している
などを検索したくなる場合があります。
またSNSを見ると、
○時間勉強した
絶対高得点を取る
など、ほかの受験生の投稿が目に入ることもあります。
それを見て焦るなら、前日はスマホを見る時間を減らす方法があります。
SNSで受験生と比べない
前日に他人の勉強量を見ても、自分の勉強時間は増えません。
例えば、
まだ10時間やっている人がいる
と知っても、自分に必要なのが10時間とは限りません。
今までの勉強と明日の状態を考えて、
自分が今すること
へ戻りましょう。
前日に勉強できなかった時間を取り戻そうとしない
午前中にあまり集中できなかったとき、
夜に全部取り戻さないと
と思うことがあります。
しかし、それで夜遅くまで勉強すると、睡眠時間が短くなる場合があります。
今日の勉強時間だけではなく、
明日の試験を受ける時間
まで含めて考えましょう。
睡眠時間を削りすぎない
睡眠不足は翌日の日中の眠気や注意力などに影響する可能性があります。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、睡眠不足は日中の眠気や注意力・判断力の低下などと関連するとされています。
前日に、
あと1時間だけ
を繰り返して睡眠時間を削り続けないようにしましょう。
寝ようとしても眠れない場合
前日は緊張して、
布団へ入っても眠れない
ことがあります。
そのとき、
早く寝ないと明日終わる
と焦ると、さらに気になる場合があります。
眠れないからとスマホで受験情報を検索し続けると、余計に不安になることもあります。
就寝前は、明日の準備を終えたら勉強や受験情報から一度離れることも考えてみましょう。
持ち物を早めに準備する
勉強中に、
受験票入れたっけ
筆記用具は大丈夫かな
と気になることがあります。
前日の早い時間に持ち物を準備しておけば、その後何度も考えずに済みます。
必要な持ち物は、受験案内などの公式情報を確認してください。
会場までの行き方を確認する
試験会場までの移動が気になるなら、前日に確認しておきましょう。
例えば、
何時に家を出るか
どの交通機関を使うか
です。
具体的な集合時刻や注意事項は、自分の受験票や大学入試センターなどの最新情報を確認してください。
一度確認したら、勉強中に何度も調べ直さなくても済むようにします。
明日の朝することを決める
前日に、
明日の朝も勉強したほうがいい?
と気になることがあります。
例えば、
英単語を軽く見る
何もしない
など、自分の予定を先に決めておきます。
朝になってから何をするか迷う時間を減らします。
前日に勉強を終える時刻を決める
勉強を始める時間だけでなく、
何時に終えるか
も決める方法があります。
例えば、
21時まで確認する
などです。
終了時刻が決まれば、
あと何時間勉強しないと
ではなく、
この時間までに何を確認するか
と考えやすくなります。
最後の一時間で全部確認しない
終了時刻が近づくと、
最後に全部見ないと不安
になることがあります。
しかし、教材を大量に開いても、一つひとつ確認できない場合があります。
最後は、
明日忘れたくないポイント
へ絞る方法があります。
その後は教材を閉じます。
前日は勉強以外の準備も必要
共通テスト前日は、
最後まで勉強する日
だけではありません。
例えば、
持ち物
移動
食事
睡眠
など、翌日受験するための準備もあります。
勉強だけに時間を使い切らず、明日会場へ行って試験を受けられる状態を作ることも大切です。
不安を書き出す
頭の中で、
英語が不安
数学が不安
時間配分が不安
と考え続けているなら、一度書き出してみましょう。
例えば、
- 英語:時間配分だけ確認
- 数学:公式を確認
- 持ち物:準備済み
という形です。
対応できることを一つずつ確認します。
今できないことは考え続けない
例えば、
明日の問題が難しいか
は今は分かりません。
周囲の受験生がどれくらいできるか
も今は分かりません。
今対応できないことについて考えていると気づいたら、
今できることは何か
へ戻ります。
「集中できない前日」を失敗扱いしない
前日に思ったほど勉強できなかったとしても、それだけでこれまでの受験勉強がなくなるわけではありません。
これまで勉強してきた内容すべてを、一日で作り直すこともできません。
前日は、
今日何時間できたか
だけではなく、
明日のために必要な確認と準備ができたか
も見てみましょう。
共通テスト本番では一問ずつ見る
前日に本番を想像すると、
長い試験時間を最後まで集中できるかな
と不安になる場合があります。
しかし本番でも、一度に全問題を解くわけではありません。
今の一問
↓
次の一問
と進みます。
前日は、本番全体を頭の中で何度もシミュレーションし続けるより、必要な準備を終えることを優先してみましょう。
本番で集中が切れても戻ればいい
本番中に一瞬別のことを考えたり、前の問題が気になったりすることもあります。
そのとき、
集中できなくなった
と焦る必要はありません。
今読んでいる問題へ戻ります。
一度も集中が切れないことより、
気づいたら次の問題へ戻ること
を意識してみましょう。
共通テスト英語の練習については、共通テスト英語で集中できないときの対処法も参考にしてください。
Pomolikaで前日の勉強を終わらせる
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
共通テスト前日は、
何時間勉強するか
だけではなく、
何を確認したら終わるか
を決めるために使う方法があります。
例えば、
25分:英語の間違えた問題
↓
5分:休憩
↓
25分:数学の確認
↓
5分:休憩
↓
15分:暗記の最終確認
というように区切ります。
そして、
ここまで終わったら今日の勉強は終了
と決めます。
前日だからと、タイマーを使って深夜まで勉強時間を増やすためではありません。
することを小さく区切り、必要な確認を終えるために使ってみましょう。
まとめ
共通テスト前日に集中できないときは、
前日なのだからもっと勉強しないと
と焦るだけではなく、残り時間ですることを絞ってみましょう。
例えば、
- 新しい教材を増やしすぎない
- 今まで間違えたところを確認する
- 暗記は苦手な部分へ絞る
- 一教科ずつ確認する
- 10分や25分で短く区切る
- SNSでほかの受験生と比べすぎない
- 前日の遅れを夜更かしですべて取り戻そうとしない
- 持ち物や会場までの移動を確認する
- 勉強を終える時刻を決める
- 今できないことを考え続けない
といった方法があります。
前日にできることには限りがあります。
だからこそ、
新しく増やす
より、
今までやったことを確認する
ことへ時間を使う方法があります。
英単語を少し。
間違えた問題を少し。
持ち物を確認する。
そして、勉強を終える。
共通テスト前日は、最後まで詰め込むだけの日ではなく、明日本番へ向かう準備を整える日として使ってみましょう。