「高校生だけど勉強に集中できない」「受験勉強をしないといけないのに、スマホを見てしまって全然進まない」。
高校生になると、
学校の授業
定期テスト
部活動
宿題
大学受験
など、勉強する内容も時間も増えてきます。
そのため、
今日は3時間勉強しよう
と決めても、
スマホを見る
↓
別の教科が気になる
↓
難しい問題で止まる
↓
気づけばあまり進んでいない
ということがあります。
そんなときは、
もっと長時間集中しなければ
と考えるのではなく、
今する勉強を一つ決める
勉強範囲を小さくする
集中する時間を短く区切る
といった方法を試してみましょう。
この記事では、高校生が勉強や受験勉強に集中できないときの対処法を紹介します。
高校生が勉強に集中できないのはなぜ?
高校生が勉強に集中できない理由は一つとは限りません。
例えば、
- スマホが気になる
- SNSや動画を見てしまう
- 何から勉強すればいいか分からない
- 勉強する教科が多い
- 問題が難しい
- 受験範囲が広すぎる
- 部活のあとで疲れている
- 長時間勉強しようとしている
- 眠い
- テストや受験への焦りがある
- 周囲の音が気になる
などがあります。
まず、
どの場面で勉強が止まっているのか
を確認してみましょう。
「勉強する」ではなく内容を決める
高校生になると勉強する教科が多いため、
今日は勉強しよう
とだけ決めても、何から始めればいいか迷うことがあります。
例えば、
数学の問題集を5問解く
英単語を30個確認する
現代文を1題解く
日本史の教科書を5ページ復習する
など、具体的に決めます。
勉強を始める前に、
最初にする一つ
を決めておきましょう。
勉強範囲を小さくする
受験勉強では、
英語を勉強する
数学を完成させる
という目標では範囲が大きすぎることがあります。
例えば、
英語
ではなく、
英単語を30個
英文法を10問
と小さくします。
数学なら、
数学を勉強する
ではなく、
数列を5問
という形です。
今から終わらせる範囲を具体的にしましょう。
受験勉強は「全部」を見ない
大学受験を意識すると、
英語
数学
国語
理科
社会
と、やることが大量に見える場合があります。
その状態で、
全部やらないと間に合わない
と考えると、何から始めればいいか分からなくなることがあります。
一度、
今日すること
へ範囲を小さくしてみましょう。
例えば、
英単語30個
数学5問
古文単語20個
のように、その日に進める内容だけを見ます。
まず10分だけ勉強する
どうしても勉強を始められないなら、
今日は3時間勉強する
と考える必要はありません。
まず、
10分だけ
始めてみましょう。
例えば、
10分:英単語
と決めます。
10分終わったら、
続ける
別の勉強へ移る
一度休憩する
と判断します。
最初から長時間集中することより、まず勉強を開始することを優先します。
25分集中して休憩する
ある程度まとまった時間で勉強したい場合は、
25分集中
↓
5分休憩
のように区切る方法があります。
例えば、
25分:数学
↓
5分:休憩
↓
25分:英語
という形です。
何時間も連続して勉強するのではなく、
次の25分
だけへ意識を向けます。
25分でも集中できないなら短くする
25分経つ前にスマホを見たくなったり、別のことを考えてしまったりすることもあります。
その場合は、
10分
15分
などへ短くしても構いません。
25分集中できるかどうかを、集中力のテストにしないようにしましょう。
まずは自分が始めやすい時間から試します。
逆に25分では短い場合もある
高校生の勉強では、
数学の問題を解く
長文読解をする
など、25分では途中になることもあります。
集中できているなら、
40分
50分
など、作業に合わせて長くする方法もあります。
時間設定そのものより、
一つの勉強へ集中する時間を作る
ことが目的です。
スマホが気になって集中できない場合
高校生の勉強で、スマホが気になることも多いでしょう。
例えば、
通知を見る
↓
メッセージを返信する
↓
SNSを見る
↓
動画を見る
↓
勉強へ戻る
という流れです。
集中したい時間だけでも、
スマホを机から離す
カバンへ入れる
別の部屋へ置く
など、すぐ触れない場所へ移す方法があります。
スマホをタイマーとして使わない方法もある
スマホで勉強時間を測っていると、
残り時間を見る
ために画面を開いたつもりが、
通知を見る
ことがあります。
スマホを見ると脱線しやすい場合は、
パソコンのタイマー
Webタイマー
などを使い、スマホ自体は離しておく方法があります。
勉強中にスマホを触る理由を減らします。
SNSを一度見ると戻れない場合
短い休憩で、
SNSを5分だけ見よう
と思っても、そのまま長時間見てしまうことがあります。
休憩後に勉強へ戻りにくいなら、
短い休憩ではSNSを見ない
という方法があります。
例えば、
席を立つ
飲み物を取る
少し体を動かす
などです。
SNSや動画は、勉強が大きく一区切りしたあとに見る方法もあります。
定期テスト前に集中できない場合
定期テスト前は、
英語もやらないと
数学も終わっていない
明日は化学もある
と複数の教科が気になります。
そんなときは、テスト範囲を一度書き出します。
例えば、
英語:教科書Lesson 3〜5
数学:問題集40〜60
化学:教科書50〜70ページ
という形です。
そこから、
今する範囲を一つ
選びます。
テスト勉強を日ごとに分ける
テスト直前に一気に勉強しようとすると、範囲が大きく見えることがあります。
例えば数学の問題集が30ページあるなら、
1日5ページ
など、事前に分けておきます。
予定より遅れることもあるため、最終日にすべてを残さないように余裕を作ります。
毎日、
テスト範囲全部
を見ないようにしましょう。
受験勉強で何から始めればいいか分からない場合
受験では範囲が広いため、
何から手をつければいいか分からない
ことがあります。
その場合は、
今日何をするか
だけでなく、
今の自分に必要な勉強は何か
を一度整理してみましょう。
例えば、
英単語が不足している
数学の特定単元で止まっている
過去問で時間が足りない
などです。
課題を小さくして、次の勉強へ変えます。
模試の結果を見て全部直そうとしない
模試を受けると、
英語も悪かった
数学も足りない
判定も気になる
と、直す場所がたくさん見えることがあります。
そこで全部を一度に改善しようとすると、勉強する内容が増えすぎます。
例えば、
今回は数学のこの単元
というように、優先する場所を決めます。
一つずつ取り組みましょう。
難しい問題で集中できない場合
高校の勉強では、中学より内容が難しくなります。
そのため、
問題が分からない
↓
長時間止まる
↓
スマホを見る
↓
集中できなかったと思う
ということもあります。
この場合は集中力だけでなく、
どこが分からないのか
を確認しましょう。
教科書や例題へ戻る、解説を見る、先生へ質問するなど、次にできることへ変えます。
一問へ時間を使いすぎない
難しい問題を長時間考え続けて、ほかの勉強が進まなくなる場合があります。
ある程度考えても分からないなら、
印をつける
↓
次へ進む
↓
あとで解説を確認する
という方法もあります。
特に試験勉強では、
分からない問題を把握する
ことも勉強の一部です。
英語長文で集中できない場合
長い英文を読んでいると、
途中から内容が頭に入らない
ことがあります。
そんなときは、
長文を最後まで一気に読む
のではなく、
段落ごとに内容を確認する
方法があります。
問題演習なら、時間を測って解く時間と、あとから詳しく復習する時間を分けてもよいでしょう。
数学で集中できない場合
数学では、一つの問題を考え続けていると時間が過ぎることがあります。
まず、
何を求める問題なのか
使えそうな公式や考え方は何か
を確認します。
分からなければ、似た例題へ戻ってみましょう。
「数学に集中できない」ではなく、
この問題の何が分からないのか
まで小さくします。
暗記で集中できない場合
英単語や古文単語など、同じ作業を繰り返していると飽きることがあります。
例えば、
100個を一度に覚える
のではなく、
20個ずつ
に分けます。
あるいは、
15分だけ単語
↓
別の勉強
↓
あとでもう一度単語
というように、時間を分ける方法があります。
部活後に勉強へ集中できない場合
高校では部活動の時間が長い場合もあります。
帰宅した時点で疲れているなら、
毎日帰宅後に3時間勉強する
と決めても続きにくいことがあります。
部活がある日は、
英単語
授業の復習
宿題
など比較的短く区切れる勉強を進める方法があります。
時間を取りやすい日に、難しい問題や長時間必要な勉強を進めることもできます。
部活がある日とない日で勉強量を変える
毎日同じ量を勉強する必要はありません。
例えば、
部活あり:1時間
部活なし:2時間
というように、自分の予定に合わせて変える方法があります。
重要なのは、
毎日同じ時間を達成すること
ではなく、
必要な勉強を継続して進めること
です。
学校から帰ったあと始められない場合
帰宅後に、
少し休もう
とスマホや動画を見始めると、そのまま勉強へ切り替えにくくなることがあります。
休憩するなら、
19時から勉強を始める
など、終了時刻を決めてみましょう。
あるいは、
帰宅後10分だけ勉強してから休む
という方法もあります。
自分が再開しやすい順番を探してみましょう。
塾から帰ったあと勉強できない場合
学校に加えて塾へ行っている場合、帰宅が遅くなることがあります。
その状態で、
さらに長時間自宅学習する
ことが難しい場合もあります。
例えば、
塾で間違えた問題を確認する
翌日の準備だけする
など、その日に最低限確認する内容を決める方法があります。
夜遅くまで勉強することだけを目標にしないようにしましょう。
眠くて集中できない場合
高校生で強い眠気があるなら、勉強方法だけでなく睡眠についても確認する必要があります。
厚生労働省の睡眠情報では、中学・高校生について8〜10時間の睡眠が推奨される目安として紹介されています。 :contentReference[oaicite:0]{index=0}
夜遅くまで勉強して睡眠時間を削り続けることを前提にせず、
最近の睡眠時間
朝起きたときや日中の状態
なども振り返ってみましょう。
夜遅くまで勉強すればいいとは限らない
テスト前や受験期には、
今日は遅くまで勉強しないと
と思うことがあります。
しかし、眠気で同じ文章を何度も読んでいるような状態なら、勉強時間だけを増やしても進まないことがあります。
その日の勉強をどこまで行うか決め、翌日に回せるものがないかも確認しましょう。
朝に勉強する方法もある
夜に毎回集中できないなら、一部の勉強を朝へ移す方法があります。
例えば、
朝:英単語15分
夜:数学30分
という形です。
ただし、朝に集中できない人もいます。
無理に朝型へ変えるのではなく、自分が比較的勉強しやすい時間を確認してみましょう。
自習室なら集中できる場合
家ではスマホやテレビが気になるのに、
学校や塾の自習室なら集中できる
という場合があります。
その場合は、
自宅で集中力を鍛えなければ
と考えるだけでなく、集中しやすい場所を活用する方法があります。
図書館など、学習に利用できる場所があれば選択肢になります。
自習室でも集中できない場合
静かな自習室へ行っても、
スマホを見る
別の教科が気になる
何を勉強するか決めていない
状態なら集中できないことがあります。
場所を変えるだけではなく、
自習室へ行く前にすることを決める
方法があります。
例えば、
数学10問
英単語30個
と決めてから始めます。
周囲の人が気になる場合
自習室や学校では、周囲の人が勉強していることが気になる場合があります。
あの人はずっと勉強している
自分だけ進んでいない
と比較してしまうこともあるでしょう。
周囲の勉強時間ではなく、
今自分がする一問
へ意識を戻してみましょう。
勉強時間を人と比べすぎない
受験期には、
毎日○時間勉強した
という話を目にすることがあります。
それを見て、
自分も同じ時間やらないと
と焦ることがあります。
しかし、同じ3時間でも勉強内容は異なります。
時間だけではなく、
今日何を進めたか
を確認してみましょう。
勉強時間より進んだ内容も見る
例えば、
3時間机に座った
より、
数学10問
英単語50個
長文1題
を進めたことを見る方法があります。
短時間でも必要な内容が進んでいるなら、それも勉強です。
時間と内容の両方を確認してみましょう。
集中が切れたら一日を諦めない
勉強中にスマホを長く見てしまうこともあります。
そのとき、
今日の勉強は失敗した
と一日全部を諦める必要はありません。
スマホを置き、
次の10分だけ
再開してみましょう。
一度集中が切れたことより、そこから戻ることを考えます。
高校生で集中できない状態が続く場合
高校生が集中できない理由には、勉強内容、睡眠、学校生活、環境などさまざまな要因が考えられます。
この記事だけで原因を特定することはできません。
特に、
学校の授業でも集中しにくい状態が続いている
勉強以外の日常生活にも大きく影響している
強い眠気など気になる状態が続いている
という場合は、一人で原因を決めつけず、保護者や学校の先生など身近な大人へ相談することも考えてみましょう。
年齢を問わず使える基本的な工夫は、集中できない時の原因別の対処法も参考にしてください。
Pomolikaで高校生の勉強を区切る
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
高校生の勉強なら、
今日する勉強を決める
↓
最初の一教科を選ぶ
↓
スマホを離す
↓
Pomolikaで25分を開始する
↓
その勉強だけ進める
↓
タイマーが鳴ったら休憩する
という使い方ができます。
例えば、
25分:数学
↓
休憩
↓
25分:英語
という形です。
数学の問題などで25分では短いなら時間を長くし、25分も集中できないなら10分や15分へ短くして構いません。
受験勉強全体を見るのではなく、
次の一教科
次の一単元
へ範囲を小さくしてみましょう。
まとめ
高校生が勉強に集中できないときは、
もっと長時間勉強する
ことだけを考える必要はありません。
例えば、
- 最初にする勉強を具体的に決める
- 受験勉強を小さな範囲へ分ける
- 10分や25分など時間を区切る
- スマホを手元から離す
- 休憩でSNSを見ると戻れないなら別の休み方をする
- 定期テストの範囲を日ごとに分ける
- 難しい問題で止まり続けない
- 部活がある日は勉強内容を調整する
- 睡眠時間を削ることだけで勉強時間を増やさない
- 勉強時間だけでなく進んだ内容を見る
といった方法があります。
高校生になると、定期テストだけでなく受験まで考える必要があり、
やらなければいけない勉強全部
が大きく見えることがあります。
そんなときほど、
数学を5問
英単語を30個
まず25分
というように、次にする勉強を小さくしてみましょう。
受験まで全部を一度に進めるのではなく、まず目の前の一回から始めてみてください。