「今日はなぜか集中できない」「最近、前より集中できなくなった気がする」。
普段ならできる仕事や勉強なのに、
今日は文章が頭に入らない
何度も別のことをしてしまう
作業を始めてもすぐ手が止まる
という日があります。
また、
最近ずっと集中しにくい
急に集中できなくなった
と感じることもあるでしょう。
そんなときは、すぐに、
自分の集中力が落ちた
と決めるのではなく、
いつもと何が違うのか
を確認してみましょう。
睡眠や疲れ、作業環境、予定、考え事など、その日だけ変わっているものがあるかもしれません。
この記事では、集中できない日や、最近・急に集中できなくなったと感じるときに確認したいことと対処法を紹介します。
集中できない日があるのはなぜ?
集中できるかどうかは、毎日まったく同じとは限りません。
例えば昨日と今日でも、
- 睡眠時間
- 疲れ
- 空腹
- 作業内容
- 周囲の環境
- 暑さや寒さ
- 予定の多さ
- 気になっていること
- スマホを見る頻度
などが違うことがあります。
そのため、
昨日は集中できたのに今日はできない
ということもあります。
集中できない日は、
今日はダメだ
と考える前に、いつもとの違いを探してみましょう。
「今日だけ集中できない」のか確認する
まず確認したいのが、
今日だけなのか
最近ずっとなのか
です。
例えば、
昨日までは普通に集中できていた
のであれば、その日の状態や環境に違いがあるかもしれません。
一方、
ここ数日、数週間と集中しにくい状態が続いている
のであれば、一日だけの問題ではなく、最近の生活や仕事の状況などを振り返る必要があります。
まず、
いつから集中できないと感じているか
を考えてみましょう。
昨日と今日の違いを探す
今日だけ集中できないなら、
昨日と何が違う?
と考えてみます。
例えば、
昨日より寝るのが遅かった
今日は朝から予定が多い
いつもと違う場所で仕事をしている
気になる予定がある
今日は難しい仕事をしている
などです。
集中できないことそのものを見るのではなく、
集中できた日との違い
を探します。
睡眠時間がいつもと違わないか確認する
今日は眠い、頭がぼんやりすると感じるなら、最近の睡眠について確認してみましょう。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、適正な睡眠時間には個人差があり、睡眠による休養感も重要とされています。
例えば、
昨日はいつもより寝るのが遅かった
最近睡眠時間が短くなっている
寝ても休んだ感じがしない
など、普段との違いがないか振り返ってみましょう。
疲れがたまっていないか確認する
一日だけではなく、
最近仕事が忙しかった
勉強時間が長かった
休む時間が少なかった
という状態が続いていることもあります。
その場合、
昨日は大丈夫だったから疲れていない
とは限りません。
最近の予定や作業時間を振り返り、
普段より疲れていないか
を確認してみましょう。
休憩できる状況なら、一度作業から離れることも考えます。
今日は難しい作業をしていないか
「今日は集中できない」と思っていても、実は、
今日している作業がいつもより難しい
場合があります。
例えば、
いつもは入力作業
なのに、
今日は新しい資料をゼロから考えている
のであれば、同じ時間でも負担の感じ方は違うでしょう。
集中力だけの問題と考えず、
今日の作業自体が難しくないか
も確認してみます。
分からないことが原因になっていないか
難しい作業では、
分からない
↓
手が止まる
↓
スマホや別のサイトを見る
↓
今日は集中できないと感じる
ということがあります。
その場合は、
もっと集中する
より、
何が分からないのか
を一つ明確にします。
必要なら調べたり、人へ確認したりして、次の行動へ変えてみましょう。
今日だけ予定が多くないか
このあと、
会議がある
外出する
誰かと会う
などの予定があると、その予定が気になることがあります。
何度も時計を見たり、
あと何時間ある
と考えたりしているなら、
何時まで作業するか
を先に決めてみましょう。
終了時間が決まっていれば、その時間まで目の前の作業へ取り組みやすくなる場合があります。
気になることがないか確認する
仕事や勉強とは別に、
人間関係
予定
恋愛
別の仕事
など、気になっていることがある場合もあります。
作業中に何度も同じことを考えているなら、一度メモしてみましょう。
今すぐ対応する必要がなければ、
あとで考える
として、目の前の作業へ戻ります。
いつもよりスマホを見ていないか
集中できない日は、
今日はスマホをよく見ている
ということもあります。
例えば、
通知を見る
↓
SNSを見る
↓
作業へ戻る
↓
またスマホを見る
という状態です。
集中したい時間だけでも、
スマホを机から離す
カバンへ入れる
など、すぐ触れない状態を作ってみましょう。
作業環境がいつもと違わないか
今日は、
いつもと違う席
人が多い場所
生活音がする部屋
などで作業していないでしょうか。
周囲の、
人の声
物音
人の動き
などが気になっているなら、可能であれば作業場所を変えてみましょう。
場所を変えられない場合は、集中が必要な作業を別の時間に移せないか考える方法もあります。
暑さや寒さが気になっていないか
普段と同じ場所でも、その日の気温などによって環境は変わります。
今日は暑い
冷房が寒い
など、作業以外のことが気になっているなら、可能な範囲で室温や服装を調整します。
集中力だけで我慢しようとせず、環境側を変えられないか確認してみましょう。
集中できない日に仕事をどうする?
仕事では、
今日は集中できないから何もしない
というわけにはいかない場合もあります。
そんな日は、
今日絶対に進めるもの
を一つ決めてみましょう。
例えば、
この資料の構成まで作る
メールを3件返信する
この確認作業を終える
というように、具体的にします。
一日分の仕事を全部見ず、
次にすること
まで小さくします。
難しい仕事を後へ回す方法もある
仕事の順番を自分で調整できる場合は、
今日はどうしても考えがまとまらない
というときに、作業順を変える方法があります。
例えば、
文章を書く
設計を考える
などの作業から、
確認
整理
入力
などへ一時的に切り替えます。
ただし、期限や優先順位がある仕事は、それを優先してください。
集中できない日に勉強をどうする?
勉強でも、
今日は1時間集中できない
という日があります。
その場合、
1時間できないなら今日はやめる
と考えず、
10分だけ復習する
問題を5問解く
教科書を5ページ読む
など、小さくしてみましょう。
普段と同じ量をこなすことより、
少しでも始める
ことを優先する方法です。
新しい内容が難しければ復習へ変える
新しい内容を勉強しようとしても、今日はなかなか頭に入らない場合があります。
勉強内容を調整できるなら、
新しい範囲
から、
以前勉強した範囲の復習
へ変える方法もあります。
集中しにくい日に何をするか、あらかじめ簡単な作業を用意しておくのもよいでしょう。
「今日はダメな日」と決めない
午前中に集中できなかっただけで、
今日はもうダメだ
と思うことがあります。
しかし、午前中に進まなかったからといって、午後も同じ状態になるとは限りません。
一日全部を取り戻そうとせず、
次の10分だけ
もう一度始めてみましょう。
一日単位ではなく、短い区切りで考えます。
急に集中できなくなったと感じるとき
「最近」ではなく、
急に集中できなくなった
と感じる場合は、いつ頃から変わったのかを振り返ってみましょう。
例えば、
生活リズムが変わった
仕事が忙しくなった
作業場所が変わった
睡眠時間が変わった
大きな予定や気になることができた
などです。
変化した時期と、生活や環境の変化が重なっていないか確認してみましょう。
最近集中できないなら数日を振り返る
「最近集中できない」と感じる場合は、一日だけではなく数日間を振り返ってみましょう。
例えば、
睡眠時間
仕事・勉強時間
集中できた時間帯
気になったもの
を簡単に記録します。
すると、
午後になると集中できない
寝るのが遅かった翌日に集中しにくい
特定の作業だけ進まない
など、自分の傾向が見える場合があります。
集中できた日と比べる
集中できない日だけを記録するのではなく、
集中できた日
も比べてみましょう。
例えば、
集中できた日は朝に難しい作業をしていた
スマホを別の場所へ置いていた
予定が少なかった
など、違いが見つかるかもしれません。
自分が集中しやすい条件を探す材料になります。
今日は集中時間を短くする
普段25分集中している人でも、今日は25分が長く感じることがあります。
そんな日は、
5分
10分
15分
へ短くしても構いません。
普段と同じ時間を達成することより、
今できる時間で始める
ことを優先します。
10分だけ一つの作業をする
何をしても集中できないなら、
今することを一つ決める
↓
10分タイマーを設定する
↓
その作業だけする
という方法があります。
10分経ったら一度区切ります。
続けられそうなら、もう10分。
難しければ休憩します。
25分できそうならポモドーロで区切る
ある程度作業できそうなら、
25分集中 → 5分休憩
のように時間を区切る方法があります。
今日は集中できないからと、何時間も取り戻そうとするのではなく、
次の一区切り
だけを見ます。
25分が長ければ、時間を短く調整してみましょう。
今日できなかった分を全部取り戻そうとしない
集中できない時間が続くと、
遅れた分を全部取り戻さないと
と思うことがあります。
すると、残っている作業量が大きく見えて、さらに始めにくくなる場合があります。
そんなときは、
今日最低限進めるもの
を決めます。
残りは予定を調整できるか確認します。
最近集中できない状態が続いている場合
集中できない状態には、睡眠や疲れ、環境などさまざまな要因が関係する可能性があります。
この記事だけで原因を特定することはできません。
特に、
急な変化があり、その状態が続いている
仕事や勉強だけでなく日常生活にも大きく影響している
十分に休んでも強い眠気などが続いている
といった場合は、集中方法だけで対処し続けず、必要に応じて医療機関などへ相談することも検討してください。
Pomolikaで「今日は短め」に調整する
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
普段は25分集中できていても、
今日はなぜか集中できない
という日があります。
そんな日は、
いつもと同じ25分を絶対にやる
ことにこだわらず、集中時間を短くしてみましょう。
例えば、
今日最低限進めたいことを一つ決める
↓
Pomolikaを10分に設定する
↓
その作業だけ進める
↓
タイマーが鳴ったら一度休憩する
という流れです。
10分できたら、次も10分続けます。
調子が戻ってきたら15分、20分、25分と伸ばしても構いません。
集中できない一日を、
できなかった日
で終わらせるのではなく、
今日は10分ならできた
という小さな区切りを作ってみましょう。
まとめ
今日は集中できない、最近集中できない、急に集中できなくなったと感じるときは、
普段と何が違うのか
を確認してみましょう。
例えば、
- 今日だけなのか、最近続いているのか確認する
- 集中できた日との違いを見る
- 睡眠や疲れを振り返る
- 今日の作業が難しくないか確認する
- 気になる予定や考え事を書き出す
- スマホを見る回数を減らす
- 作業環境の違いを確認する
- 仕事は次にすることを一つ決める
- 勉強は量や難易度を調整する
- 集中時間を5分や10分へ短くする
といった方法があります。
普段集中できているなら、
今日はなぜできないんだ
と自分自身を評価するより、
今日は何がいつもと違う?
と考えてみましょう。
そして、普段どおりに戻そうと焦らず、まずは次の10分だけ目の前のことを進めてみましょう。