集中できないデッサン集中力

絵やデッサンに集中できない?途中で手が止まるときの対処法

絵やデッサンに集中できない、途中で手が止まるときの対処法を紹介します。描く範囲を小さくする、観察と作画を分ける、短時間で区切る、細部ばかり見ないなど、絵へ戻りやすくする方法を解説します。

「絵を描きたいのに集中できない」「デッサンを始めても、途中で手が止まる」。

描き始めても、

形を見る

少し描く

細かいところが気になる

直し続ける

疲れて手が止まる

ということがあります。

あるいは、

スマホを見る

別の絵を探す

参考画像を見続ける

うちに、描くこと自体から離れてしまうこともあるでしょう。

そんなとき、

何時間も集中して描けるようにならないと

と考える必要はありません。

まず輪郭だけ。

まず10分だけ。

観察する時間と描く時間を分ける。

というように、作業を小さくしてみましょう。

この記事では、絵やデッサンに集中できないときの対処法を紹介します。

絵やデッサンに集中できないのはなぜ?

集中できない理由は一つとは限りません。

例えば、

  • 何を描くか決まっていない
  • 最初から完成形を意識しすぎる
  • 細部ばかり気になる
  • 描いても思った形にならない
  • 修正が増える
  • 参考画像を探し続ける
  • スマホが気になる
  • 長時間描こうとしている
  • 同じ部分をずっと描いている
  • 疲れている

などがあります。

まず、

絵に集中できない

だけで終わらせず、

どこで手が止まるのか

を確認してみましょう。

最初から完成させようとしない

絵を描き始めると、

完成まで描かないと

と思うことがあります。

しかし、

今日は下描きだけ

今日は顔だけ

でも構いません。

完成までの長い時間ではなく、今する工程だけを見てみましょう。

描く範囲を小さくする

例えば、

人物を一枚描く

では大きく感じる場合があります。

そこで、

輪郭

というように分けます。

デッサンなら、

まず大きな形

次に明暗

というように段階を分けます。

まず10分だけ描く

始めること自体が重いなら、

10分だけ

にします。

例えば、

10分:輪郭を取る

です。

10分経ったら、

続ける

一度やめる

を決めます。

最初から一時間描く必要はありません。

25分が長ければ短くする

ポモドーロ・テクニックでは25分という時間がよく使われます。

しかし、絵だと25分でも長い場合があります。

そんなときは、

10分

15分

でも構いません。

逆に、集中できているなら30分や40分続けても構いません。

時間は自分の描きやすさに合わせます。

観察する時間と描く時間を分ける

デッサンでは、

見る

描く

を繰り返します。

その両方を同時にしようとすると、

どこを見ればいいか分からない

ことがあります。

まず数秒見る。

次に描く。

というように分けてみましょう。

見る場所を一つ決める

モチーフ全体を見ると情報量が多く感じる場合があります。

そんなときは、

まず外形

次に一番暗い部分

など、見るポイントを一つ決めます。

観察する対象を小さくします。

細部ばかり見ない

目。

指。

髪。

など、細かい部分を描き始めると、そこだけ何度も直すことがあります。

その結果、

全体が進まない

ことがあります。

ときどき絵全体を見て、

大きな形が合っているか

を確認してみましょう。

一度離れて見る

近くで描き続けていると、

細かい部分ばかり気になる

ことがあります。

少し離れて見ることで、

全体のバランス

を確認しやすくなる場合があります。

一区切りごとに、少し距離を取って見てみましょう。

同じ場所を直し続けない

一か所が気になると、

消す

描く

また消す

ということがあります。

一定時間直しても納得できないなら、

あとで戻る

と決めて別の場所へ進む方法があります。

一か所だけで作業全体を止めないようにします。

完璧に描こうとしすぎない

最初から、

正確に描かないと

きれいに仕上げないと

と思うと、手が止まることがあります。

まず、

大まかに形を取る

ところから始めます。

細かい修正はあとでできます。

ラフを作る

完成絵へすぐ入るのが重いなら、

ラフ

から始めてみましょう。

小さく構図を描く。

大体の配置を決める。

というだけでも構いません。

ラフでは完成度を求めず、全体を決めます。

小さいサイズで描く

大きな画面や紙だと、

埋めないといけない範囲が広い

と感じることがあります。

そんなときは、小さいサイズで練習する方法があります。

小さく全体を描いてから、必要なら大きくします。

一枚を長く描き続けない

同じ絵を何時間も描いていると、疲れる場合があります。

例えば、

25分描く

休憩

また描く

というように区切ります。

一回の集中時間と、作品を完成させるまでの時間を分けて考えます。

休憩で絵から離れる

休憩中も、

参考画像を見る

他人の絵を見る

と、ずっと絵の情報を見続けることがあります。

少し目を休める。

席を立つ。

というように、完全に離れる時間も作ってみましょう。

スマホを手元から離す

描いている途中で、

少しSNSを見る

と、そのまま絵から離れる場合があります。

例えば、

10分描く間だけスマホを離す

方法があります。

カバンへ入れる。

少し離れた場所へ置く。

など、すぐ触れない状態にします。

参考画像探しで脱線しない

絵を描くために参考画像を探していて、

別の画像を見る

SNSを見る

他人の作品を見る

うちに時間が過ぎることがあります。

必要な参考画像を数枚決めたら、一度検索を終えて描くことへ戻りましょう。

参考画像を先に用意する

描き始める前に、

使う参考画像

を決めておく方法があります。

例えば、

正面

などです。

描いている最中に毎回探さずに済みます。

参考画像を増やしすぎない

参考画像が多すぎると、

どれを見ればいいか分からない

ことがあります。

まず1枚。

必要なら追加。

というようにします。

情報量を増やしすぎないようにしましょう。

他人の絵を見て手が止まる場合

SNSなどで上手な絵を見ると、

自分には描けない

と思ってしまうことがあります。

その状態で比較し続けると、描くこと自体をやめたくなる場合があります。

練習中は、

今の自分の一枚

だけを見てみましょう。

練習と作品制作を分ける

絵を描くとき、

毎回作品として完成させないと

と思うと負担になります。

例えば、

今日は手だけ練習

今日は明暗だけ練習

という日があっても構いません。

練習と完成作品を分けてみましょう。

デッサンでは時間を決める

デッサンは終わりが分かりにくい場合があります。

例えば、

10分デッサン

30分デッサン

というように、先に時間を決める方法があります。

時間が来たら一度終わります。

その絵を完成させることより、限られた時間で何を見るかを意識します。

10分デッサンから試す

長時間のデッサンに集中できないなら、

10分だけ

にします。

例えば、

最初の3分:大きな形

残り:明暗

というように進めます。

短時間なら、一枚を最後まで見やすくなります。

時間内に全部描こうとしない

10分デッサンだからと、

全部描ききらないと

と焦る必要はありません。

今日は輪郭まで。

大きな影まで。

でも構いません。

短時間の目的は、完成度ではなく集中する範囲を小さくすることです。

描く順番を決める

デッサン中に、

次はどこを描こう

と毎回考えていると、手が止まる場合があります。

例えば、

大きな形

比率

明暗

細部

というように、ある程度順番を決めておきます。

形を取る段階で細かく描かない

最初の段階で、

などへ入り込むと、全体のバランスが決まらないまま進むことがあります。

まず大きな形を確認します。

細かい部分はそのあとへ回します。

比率だけを見る時間を作る

デッサンでは、

高さと幅

左右の位置

などを見る必要があります。

最初に比率だけ確認する時間を作る方法があります。

形。

明暗。

質感。

を全部同時に処理しないようにします。

明暗だけを見る

形がある程度取れたら、

どこが一番明るいか

どこが一番暗いか

だけを見る方法があります。

細かい色の違いを全部追わず、大きな明暗から確認します。

描いているうちに何が正しいか分からなくなる場合

長く同じ絵を見ていると、

どこを直せばいいか分からない

ことがあります。

そんなときは一度休憩します。

少し時間を置いてから見ると、気になる場所が分かる場合があります。

一晩置く方法

作品制作なら、

今日はここまで

と保存して、翌日見る方法があります。

その場で全部完成させる必要はありません。

次の日に見直してから修正します。

疲れている日は軽い練習にする

仕事や勉強のあとで、

本格的に一枚描く

のが重い場合があります。

そんな日は、

5分クロッキー

線を引く練習

など、短い練習へ変えてみましょう。

描かないか、完成作品を作るかの二択にしないようにします。

眠い日は無理に描き続けない

眠い状態で細部を描いていると、

同じ場所を何度も直す

ことがあります。

その場合は、一度休むことも考えましょう。

絵を描くために睡眠時間を削り続けないようにします。

描く時間帯を変える

夜になると集中できないなら、

休日の午前

など、別の時間を試してみましょう。

反対に夜のほうが静かで描きやすい人もいます。

自分が比較的集中できる時間帯を使います。

音楽が気になる場合

絵を描くときに音楽を流す人もいます。

単純に手を動かす時間では気にならなくても、

観察

構図を考える

ときに歌詞が邪魔になる場合があります。

作業によって音楽を止める方法があります。

動画を流しながら描いている場合

動画や配信を流しながら描くと、

会話へ意識が向く

場合があります。

特に観察が必要なデッサンでは、動画を止めてみましょう。

単純作業なら使う。

考える時間は止める。

というように分けます。

描きながら資料を見すぎない

参考資料を見ることは必要でも、

ずっと資料だけを見る

状態になることがあります。

見る。

描く。

確認する。

というように、資料を見る時間と手を動かす時間を分けてみましょう。

描き始める前の準備を増やしすぎない

絵を描く前に、

机を片付ける

参考画像を探す

音楽を選ぶ

道具を並べる

と準備が長くなる場合があります。

まず描ける状態になったら、10分始めます。

準備を完璧にしなくても構いません。

道具をすぐ使える状態にしておく

毎回、

鉛筆を探す

紙を用意する

ところからだと、始めるまで時間がかかります。

可能なら、よく使う道具をまとめておきましょう。

描き始めるまでの工程を減らします。

デジタルなら不要なウィンドウを閉じる

パソコンやタブレットで描いていると、

ブラウザ

SNS

動画

などへ移りやすい場合があります。

描く時間は、必要なアプリだけ開いてみましょう。

画面の中でも選択肢を減らします。

レイヤーを増やしすぎて迷う場合

デジタルではレイヤーを細かく分けすぎて、

どこに描けばいいか

分からなくなる場合があります。

作業に必要な範囲で整理し、管理そのものへ時間を使いすぎないようにします。

拡大しすぎない

デジタルで細部を拡大し続けると、

小さい部分ばかり直す

ことがあります。

ときどき縮小して全体を確認しましょう。

実際に見る大きさに近い状態でバランスを確認します。

描けない時間も観察に使える

どうしても手が動かない場合、

モチーフを見るだけ

でも構いません。

どこが一番長いか。

どこが暗いか。

どんな形か。

という観察をします。

そのあと一線だけ描いてみましょう。

一線だけ描く

絵を始めるハードルが高いなら、

一本だけ線を引く

ところから始めても構いません。

次の一本。

次の形。

というように進めます。

最初から完成を目指さないようにします。

集中できなかった一枚を失敗にしない

途中でスマホを見た。

何度も手が止まった。

完成しなかった。

という日もあります。

その絵から、

形を見る練習ができた

明暗を少し進めた

のであれば、何もしていないわけではありません。

完成したかどうかだけで評価しないようにしましょう。

描いた時間より何を練習したかを見る

今日は20分しか描けなかった。

でも、

手を3つ描いた

輪郭を取る練習をした

のであれば進んでいます。

時間だけではなく、何をしたかも確認してみましょう。

創作全般で手が止まる場合は、創作に集中できないときの対処法も参考にしてください。

Pomolikaで描く工程を小さくする

Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。

絵やデッサンに集中できないときは、

一枚完成させる

ではなく、

次の工程だけ

へ区切るために使う方法があります。

例えば、

今日は輪郭を取ると決める

スマホを離す

Pomolikaを15分に設定する

15分は大きな形だけ描く

タイマーが鳴ったら一度全体を見る

という流れです。

次は、

15分:明暗

と分けても構いません。

デッサンなら、

10分だけ一枚描く

という使い方もできます。

15分が長ければ10分。

集中できているなら25分。

というように変えてみましょう。

Pomolikaのタイマーを使う

まとめ

絵やデッサンに集中できないときは、

長時間描き続ける

ことだけを目標にする必要はありません。

例えば、

  • 完成までではなく工程ごとに分ける
  • まず10分だけ描く
  • 観察する時間と描く時間を分ける
  • 細部ばかり見ず全体を確認する
  • 同じ場所を直し続けない
  • 参考画像を探し続けない
  • スマホを手元から離す
  • 疲れている日は短い練習にする
  • デッサンは10分など時間を決める
  • 描いた時間だけでなく練習した内容を見る

といった方法があります。

一枚完成させる。

完璧に描く。

何時間も集中する。

と考えると大きく感じます。

まず輪郭。

まず10分。

大きな形を見て、一線描く。

そこから少しずつ進めてみましょう。