「創作をしたいのに集中できない」「作品を作り始めたはずなのに、気づけば別のことをしている」。
小説を書く、イラストを描く、音楽を作るなど、創作にはさまざまな形があります。
好きで始めた創作でも、
作品を作る
↓
資料を探す
↓
別の作品を見る
↓
SNSを見る
↓
気づけば創作していない
ということがあります。
また、何を作るか考え続けるだけで、実際の制作を始められないこともあるでしょう。
創作に集中できないときは、無理にアイデアを出そうとするだけでなく、
考える時間と作る時間を分ける
完成ではなく小さな作業を決める
など、創作の進め方を変えてみる方法があります。
この記事では、創作に集中できないときに試したい方法を紹介します。
好きな創作でも集中できないことはある
「好きでやっていることなのに、なぜ集中できないのだろう」と思うこともあるでしょう。
しかし、創作には単純に手を動かすだけではなく、
- アイデアを考える
- 資料を探す
- 構成を考える
- 実際に作る
- 修正する
- 完成形を考える
など、さまざまな作業があります。
そのため、
創作する
だけでは、今何をすればいいのか曖昧になることがあります。
まずは「創作に集中する」ではなく、今から何をするのか具体的にしてみましょう。
「作品を完成させる」では大きすぎる
創作を始めるとき、
今日は作品を進める
小説を書く
イラストを完成させる
などと考えることがあります。
しかし、完成までに必要な作業が多いと、どこから始めればいいか分からなくなる場合があります。
例えば小説なら、
登場人物を考える
場面の流れを決める
一つの場面を書く
などに分けられます。
イラストなら、
構図を決める
ラフを描く
線を整える
などです。
完成ではなく、
今する一つの作業
まで小さくしてみましょう。
アイデア探しで時間を使いすぎない
創作では、アイデアを探すためにさまざまなものを見ることがあります。
例えば、
参考作品を見る
↓
関連する作品を見る
↓
別の作者を見る
↓
さらに別の作品を見る
と続き、気づけばインプットだけで時間が終わることがあります。
アイデアを探すこと自体も創作の一部ですが、
探す時間
と
実際に作る時間
を分けてみましょう。
例えば15分だけ資料を探したら、そのあとは制作へ移ります。
資料集めと制作を分ける
創作中に必要な資料を検索すると、そのまま別のページへ脱線することがあります。
例えばイラストなら、
ポーズを調べる
↓
参考画像を見る
↓
別のイラストを見る
ということがあります。
小説でも、設定を調べていたはずが関連する記事を読み続けることがあります。
制作中に調べたいことが出たら、すぐ必要でないものはメモしておき、
あとで調べる
方法もあります。
制作と資料集めを何度も行き来しないようにしてみましょう。
SNSを見始めると創作へ戻れない場合
創作作品を公開したり、ほかの人の作品を見たりするためにSNSを使うことがあります。
そのため、
創作とSNSが近い
という人もいるでしょう。
しかし、制作中にSNSを開くと、
投稿を見る
↓
反応を見る
↓
別の投稿を見る
と、そのまま時間が過ぎることがあります。
創作する時間だけはSNSを閉じて、公開や確認は制作が一区切りついてから行う方法があります。
他人の作品を見すぎない
創作中にほかの人の作品を見ると、参考になることがあります。
一方で、
この人はこんなに上手い
自分ももっと良いものを作らないと
と考え始めて、自分の制作が止まる場合もあります。
参考作品を見る時間と、自分の作品を作る時間を分けてみましょう。
創作時間に入ったら、必要な資料以外は閉じ、自分の作業へ戻ります。
最初から良いものを作ろうとしない
創作が進まない理由の一つに、
最初から完成形を作ろうとする
ことがあります。
小説なら一文目から完璧な文章を考える。
イラストなら最初の線からきれいに描こうとする。
すると、一つの部分を何度も直して先へ進めなくなることがあります。
まずは、
下書きを作る
ラフを作る
という段階を作ってみましょう。
最初から完成形にする必要はありません。
作る時間と直す時間を分ける
制作しながら修正を繰り返していると、なかなか先へ進まないことがあります。
例えば小説なら、
一文書く
↓
読み返す
↓
書き直す
↓
また読み返す
という状態です。
イラストでも、細かい部分を直し続けて全体が進まないことがあります。
そこで、
まず作る
↓
あとから直す
と工程を分けます。
一定時間は先へ進むことを優先し、そのあと修正する時間を作ってみましょう。
アイデアが出ないときは手を動かしてみる
「良いアイデアが出たら始めよう」と考えていると、いつまでも制作を始められないことがあります。
そんなときは、完成作品に使うかどうかを決めず、
とりあえず書く
とりあえず描く
など、短い時間だけ手を動かしてみる方法があります。
小説なら場面の一部分だけ書く。
イラストならラフを一つ描く。
音楽なら短いフレーズを作る。
使わないものができても構いません。
まず制作する状態へ入ることを目的にします。
創作する時間を短く決める
創作は終わりを決めにくい作業でもあります。
「今日は創作する」とだけ決めると、いつまで続けるのか分かりません。
そこで、
まず25分だけ作る
と時間を区切る方法があります。
例えば、
25分:ラフを描く
↓
5分:休憩
↓
25分:続きを描く
という進め方です。
小説なら、
25分:一つの場面を書く
と決めてもよいでしょう。
25分にこだわらなくていい
創作では、集中してきたところでタイマーが鳴ると邪魔に感じる場合があります。
その場合は、
45分集中 → 10分休憩
50分集中 → 10分休憩
など、長めの時間を試しても構いません。
反対に、なかなか始められない日は、
10分だけ創作する
でも構いません。
自分が創作へ入りやすく、続けやすい時間を探してみましょう。
タイマーが鳴っても必ず中断する必要はない
創作中に集中していて、
もう少しこの部分を書きたい
このラフだけ完成させたい
ということもあります。
タイマーは創作を強制的に止めるためのものではありません。
集中できているなら、そのまま一区切りまで続ける方法もあります。
タイマーは、
創作を始めるきっかけ
として使うこともできます。
創作前のルーティンを小さくする
創作を始めるために、
飲み物を準備する
音楽を選ぶ
机を片付ける
資料を探す
など、準備をすることがあります。
しかし準備が増えすぎると、
創作するための準備だけで時間が終わる
ことがあります。
必要な準備をしたら、完璧な環境を作ろうとせず制作を始めましょう。
「この状態にならないと創作できない」という条件を増やしすぎないことも大切です。
BGMが創作の邪魔なら止めてみる
創作中に音楽や作業用BGMを流す人もいるでしょう。
音楽があるほうが作業しやすいなら利用できます。
一方、
歌詞が気になる
曲を選び直してしまう
音楽そのものを聴いてしまう
なら、BGMが中断のきっかけになっている可能性があります。
音量を下げたり、無音にしたりして、自分が制作しやすい環境を試してみましょう。
スマホを創作の道具と分ける
レポートや原稿など文章を書く作業が中心なら、執筆に集中できないときの対処法も参考にしてください。
パソコンや紙で創作するなら、スマホを手元から離す方法があります。
創作中に少し行き詰まった瞬間、
スマホを見る
↓
SNSを開く
↓
動画を見る
と別の行動へ移ることがあるためです。
資料としてスマホが必要なら、調べる内容を決めてから使い、確認が終わったら再び制作へ戻りましょう。
「今日はここまで」を決める
創作では、完成まで作業し続けようとすると終わりが見えなくなることがあります。
そこで、
ラフまでできたら終わり
この場面を書いたら終わり
30分作ったら今日は終わり
など、終了条件を決める方法があります。
完成まで進まなくても、
今日はここまで進んだ
という区切りを作れます。
次に始める場所も分かりやすくなります。
次にやることを残して終わる
創作を終えるときに、
次に何をするか
を一言残しておく方法があります。
例えば、
次は第2場面を書く
次は背景のラフ
次は色を決める
などです。
次回、創作を始めるときに、
何から始めよう
と考える時間を減らせます。
創作を再開しやすい状態で終えることも、続けるための工夫です。
Pomolikaで創作する時間を作る
創作に集中できないときは、作品を完成させようとする前に、
短い創作時間を作る
ところから始めてみましょう。
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
例えば、
今回作るものを一つ決める
↓
SNSや不要なページを閉じる
↓
Pomolikaで25分を開始する
↓
25分は制作を進める
↓
タイマーが鳴ったら一度区切る
という使い方ができます。
創作では25分が短い場合もあるため、集中しやすい時間へ調整して使ってみましょう。
まとめ
創作に集中できないときは、「もっと集中しよう」と考えるだけでなく、創作の進め方を小さく分けてみましょう。
例えば、
- 今する作業を一つ決める
- アイデア探しと制作を分ける
- 資料集めで脱線しない
- 創作中はSNSを閉じる
- 最初から完成形を作ろうとしない
- 作る時間と直す時間を分ける
- 短い時間だけ手を動かす
- 終了条件を決める
- 次にすることを残して終わる
などがあります。
創作は、完成までの距離が長くなりやすい作業です。
「作品を完成させる」ではなく、
次の25分でラフを作る
一つの場面を書く
など、今できる小さな作業へ変えてみましょう。
まず短い時間でも実際に手を動かすところから、創作を再開してみてください。