「作業通話を始めたのに、逆に集中できない」「相手の声や物音が気になって作業が進まない」。
誰かと通話をつなぎながら、それぞれの仕事や勉強をする「作業通話」。
一人だとなかなか作業を始められないときに、誰かと一緒に作業するきっかけとして利用することがあります。
しかし、人によっては、
相手が気になる
↓
少し話す
↓
会話が続く
↓
作業が止まる
ということもあります。
また、会話をしていなくても、相手のタイピング音や生活音が気になってしまう場合もあるでしょう。
作業通話は、すべての人が集中しやすくなる方法ではありません。
この記事では、作業通話をすると集中できないときに試したい方法を紹介します。
作業通話で集中できないことはある
作業通話では、一人で作業しているときにはない情報が入ってきます。
例えば、
- 相手の声
- タイピング音
- マウスの音
- 生活音
- 相手が動く音
- 通知音
などです。
さらに、
相手は何をしているのだろう
話しかけてもいいかな
など、相手の存在そのものが気になることもあります。
作業通話を始めてから集中できなくなったなら、まず何が気になっているのか確認してみましょう。
つい会話してしまう
作業通話で起こりやすいのが、作業より会話が中心になってしまうことです。
最初は、
ちょっとだけ話す
つもりでも、
一つの話題が出る
↓
別の話題へ移る
↓
気づけば長時間話している
ということがあります。
楽しく話すこと自体が悪いわけではありません。
ただし、作業を進めるために通話しているなら、
会話する時間
と
作業する時間
を分ける方法があります。
最初に「何分作業するか」を決める
通話を始めたら、最初に作業時間を決めてみましょう。
例えば、
最初に5分話す
↓
25分はそれぞれ作業する
↓
5分休憩して話す
という進め方です。
「通話しながら適当に作業する」より、会話してよい時間と作業する時間を分けやすくなります。
25分が短い場合は、45分や50分などでも構いません。
作業時間中は会話しない
作業通話で集中できない原因が会話なら、
集中時間中は話さない
というルールを決める方法があります。
例えば、
25分:無言で作業
↓
5分:自由に話す
↓
25分:無言で作業
と繰り返します。
何か話したくなっても、緊急でなければ休憩時間まで待ちます。
これなら、誰かと一緒に作業している感覚を残しながら、会話による中断を減らせます。
相手の声が気になる場合
自分へ話しかけられていなくても、相手の独り言などが気になることがあります。
言葉が聞こえると、内容を理解しようとしてしまう人もいるでしょう。
その場合は、
集中時間中はお互いにミュートする
という方法があります。
休憩時間になったらミュートを解除して話します。
作業通話だからといって、集中時間中も常に音声を聞いている必要はありません。
生活音が気になる場合
作業通話では、相手の生活音が入ることもあります。
例えば、
- キーボード
- マウス
- ドア
- 食事
- 家族の声
- 周囲の環境音
などです。
こうした音が気になる場合も、集中時間だけ相互にミュートする方法があります。
相手の環境を変えてもらうより、まず通話の使い方を変えられないか考えてみましょう。
無言でも相手の存在が気になる場合
音をミュートしても、
相手も今作業している
ということ自体が気になる場合があります。
例えば、
相手は進んでいるかな
自分だけ休んでいいのかな
何をしているのだろう
など、作業とは別のことを考えてしまうことがあります。
この場合は、音の問題ではなく、
誰かとつながっている状態そのもの
が集中を妨げている可能性があります。
無理に作業通話を続けず、一人で作業した場合と比較してみましょう。
カメラをオフにしてみる
ビデオ通話で作業している場合は、相手の映像も目に入ります。
相手が動くたびに視線が向いたり、自分がどう映っているか気になったりすることもあります。
作業中に映像が必要ないなら、
カメラをオフにして音声だけにする
方法があります。
さらに音声も気になるなら、集中時間だけミュートします。
作業に必要のない情報を少しずつ減らしてみましょう。
作業内容を最初に共有する
通話を始めたときに、
今から何をするか
をお互いに伝える方法もあります。
例えば、
「25分で資料の1ページ目を書く」
「問題集を10問進める」
「この機能を実装する」
などです。
単に、
今から作業する
と決めるより、やることが明確になります。
休憩時間になったら、どこまで進んだか軽く共有して次の作業を決めます。
作業内容を小さくする
作業通話をしていても、何をすればいいか決まっていなければ集中しにくくなります。
例えば、
勉強する
ではなく、
問題集を5問解く
とします。
仕事なら、
資料を作る
ではなく、
見出しを作って最初の項目を書く
まで具体的にします。
通話を集中するための仕組みにするだけでなく、実際にする作業も小さく決めておきましょう。
作業通話を始める準備に時間を使いすぎない
作業通話をするために、
相手を探す
連絡する
通話を始める
少し雑談する
という準備が必要になることがあります。
その結果、
一人ならすでに作業を始められていた
ということもあります。
作業通話を始めること自体が負担になっているなら、一人ですぐ作業を開始する方法と比較してみましょう。
一人では始められないときだけ使う
作業通話が役立つ場面と、一人のほうが集中しやすい場面を分ける方法もあります。
例えば、
作業を始めるまでが大変
という場合だけ、誰かと通話します。
作業へ入り込めたら通話を終了して、一人で続けても構いません。
反対に、一人でも問題なく始められる日は最初から通話を使わない方法もあります。
毎回同じ方法で作業する必要はありません。
作業内容によって通話を使い分ける
作業通話が合うかどうかは、作業内容によって変わることもあります。
例えば、
単純作業では気にならない
一方で、
文章を書くときは相手の声が気になる
ことがあります。
プログラミングや読書など、考えることが多い作業では一人のほうが取り組みやすい人もいるでしょう。
「自分は作業通話に向いていない」と一括りにせず、
どんな作業なら使えるか
を確認してみましょう。
作業通話をしない選択肢もある
作業通話で集中できないなら、無理に続ける必要はありません。
一人で、
やることを一つ決める
↓
タイマーを開始する
↓
一定時間だけ作業する
という方法でも、作業時間を作れます。
作業通話はあくまで、作業を始めたり続けたりするための選択肢の一つです。
一人のほうが集中できるなら、それも自分に合った作業環境です。
一人で作業するときも時間を区切る
一人になると作業を始めにくい場合は、一人だと集中できないときの対処法も参考にしてください。
作業通話をやめると、
誰も見ていないから途中でやめてしまう
という場合もあります。
そんなときは、通話の代わりにタイマーを使ってみましょう。
例えば、
25分:一人で作業
↓
5分:休憩
↓
25分:一人で作業
と時間を区切ります。
誰かと一緒に作業している感覚はなくなりますが、
いつまで作業するか
は明確にできます。
Pomolikaを作業通話と一緒に使う
作業通話を続けたい場合は、通話とタイマーを組み合わせる方法があります。
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
例えば、
通話を開始する
↓
今回やることを共有する
↓
Pomolikaで25分を開始する
↓
25分は無言でそれぞれ作業する
↓
休憩時間に会話する
という使い方ができます。
作業通話自体が気になって集中できない場合は、通話を切ってPomolikaだけで時間を区切る方法もあります。
自分が作業しやすいほうを選びましょう。
まとめ
作業通話をすると集中できない場合は、
- つい会話してしまう
- 相手の声が気になる
- 生活音が気になる
- 相手の存在そのものが気になる
- ビデオ画面が気になる
- 作業内容が決まっていない
など、何が集中を妨げているのか確認してみましょう。
そのうえで、
- 作業時間と会話時間を分ける
- 集中時間中は無言にする
- 集中時間だけミュートする
- カメラをオフにする
- 最初にやることを共有する
- 作業内容を小さくする
などを試せます。
それでも作業通話をしないほうが集中できるなら、一人で作業しても問題ありません。
作業通話を使うこと自体を目的にせず、
実際に作業が進みやすい方法を選ぶ
ことが大切です。