「デュアルモニターにしたら、逆に集中できなくなった」「画面が2つあると気が散る」。
モニターを増やせば、一度に表示できる情報量も増えます。
資料を見ながら文章を書いたり、ブラウザを見ながら作業したりできるため便利です。
一方で、
メインモニターで作業
サブモニターにメール
別のウィンドウにチャット
という状態では、作業中もさまざまな情報が視界へ入ります。
デュアルモニターだから集中できないというより、
2画面に何を表示しているか
が重要です。
この記事では、デュアルモニターで集中できないときに、画面を減らさずにできる工夫や、シングルモニターとの使い分けを紹介します。
デュアルモニターで集中できないことはある
デュアルモニターのメリットの一つは、複数の情報を同時に表示できることです。
例えば、
メイン:作業画面
サブ:参考資料
という使い方ができます。
しかし、表示できるからといって、すべてを表示する必要はありません。
サブモニターに、
- メール
- チャット
- カレンダー
- ブラウザ
- 動画
- ニュース
などを常に表示していると、作業とは関係のない情報も目に入ります。
画面を増やしたことで、注意を向ける対象まで増えていないか確認してみましょう。
サブモニターが気になってしまう
メインモニターで作業していても、サブモニターに動きがあると気になる場合があります。
例えば、
チャットに新しいメッセージが表示される
↓
サブモニターを見る
↓
返信する
↓
メインモニターへ戻る
という流れです。
一回の確認は短くても、何度も繰り返せば作業が細かく中断されます。
サブモニターを、
常に情報を表示しておく場所
にしているなら、使い方を変えてみましょう。
サブモニターには必要なものだけ表示する
集中して作業するときは、サブモニターにも今の作業に必要なものだけ表示します。
例えば資料を作成するなら、
メインモニター:資料作成
サブモニター:参考資料
という構成です。
プログラミングなら、
メインモニター:コード
サブモニター:仕様書やドキュメント
といった使い方ができます。
2画面とも同じ一つの作業のために使います。
メールやチャットを常時表示しない
デュアルモニターでは、空いている画面があるとメールやチャットを表示したくなることがあります。
しかし、
いつでも確認できる
ことと、
常に表示しておく必要がある
ことは別です。
集中が必要な時間はメールやチャットを閉じ、確認する時間になったら開く方法があります。
仕事上すぐに対応する必要がある連絡は別ですが、すべての情報を常に視界へ入れておく必要があるか確認してみましょう。
2画面にウィンドウを並べすぎない
モニターが2台あっても、それぞれに複数のウィンドウを表示すれば情報量はさらに増えます。
例えば、
メイン:ブラウザ+資料
サブ:メール+チャット+カレンダー
という状態です。
デュアルモニターを使っているのに集中できないなら、
表示できる量を増やす
のではなく、
一度に見える情報を減らす
方向も試してみましょう。
作業によってデュアルモニターを使い分ける
すべての仕事に2画面が必要とは限りません。
例えば、
資料を比較する
仕様書を見ながら実装する
データを見ながら入力する
といった作業では、2画面が便利です。
一方、
文章を書く
一つの資料を読む
考えを整理する
など、一つの画面だけで完結する作業もあります。
作業内容によって、
2画面を使う
1画面だけ使う
を切り替えてみましょう。
サブモニターを消してみる
デュアルモニターで集中できないなら、一度サブモニターを使わずに作業してみるのも簡単な方法です。
モニターを撤去する必要はありません。
集中したい作業の間だけ、
サブモニターをオフにする
という方法があります。
例えば、
25分:メインモニターだけで作業
↓
5分:休憩
としてみます。
そのほうが作業しやすければ、集中が必要な仕事ではシングルモニターとして使う方法もあります。
画面を増やしたから使わなければならないわけではない
デュアルモニター環境を作ると、
せっかく2台あるから両方使おう
と考えることがあります。
しかし、モニターは必要なときに使う道具です。
1画面で十分な作業なら、1画面だけでも構いません。
逆に、資料を何度も切り替える必要があるなら、2画面を使ったほうが作業しやすいこともあります。
デュアルモニターとシングルモニターのどちらか一方に決める必要はありません。
プログラミングでは2画面を役割分担する
プログラミングでは、デュアルモニターを使うこともあります。
例えば、
メイン:エディタ
サブ:仕様書
という構成です。
また、
メイン:エディタ
サブ:ブラウザやドキュメント
という使い方もできます。
このとき、サブモニターにチャットや動画などまで常時表示すると、作業以外の情報も増えます。
サブモニターを、
今の実装に必要な情報を置く場所
として使ってみましょう。
調べ物が終わったら画面を戻す
調べ物のためにサブモニターでブラウザを開くことがあります。
調べ終わったあとも検索結果を表示したままにすると、別の記事やリンクが気になる場合があります。
必要な情報が見つかったら、
検索する
↓
必要な情報を確認する
↓
作業へ戻る
と区切ります。
調べ物用の画面を開きっぱなしにしないことも、情報量を減らす方法です。
通知がどちらの画面に出ているか確認する
デュアルモニターでは、通知がサブモニター側へ表示されることもあります。
メインモニターでは集中できる状態を作っていても、視界の端に通知が表示されれば気になる場合があります。
メールやチャット、OSなどの通知設定を確認し、集中する時間に不要な通知を減らせないか検討してみましょう。
ただし、仕事で即時対応が必要な通知まで切らないようにしてください。
モニターの配置も確認する
サブモニターを常に視界へ入れる必要がない場合は、配置を調整する方法もあります。
例えば、
メインモニター:正面
サブモニター:必要なときに見る位置
という配置です。
両方を同じように見続けるのではなく、メインの作業画面を中心にします。
モニターの大きさや机の広さなどによって使いやすい配置は異なるため、自分の環境に合わせて調整しましょう。
画面を切り替える回数を減らす
モニター数にかかわらず画面上の情報が気になる場合は、PCやスマホの画面で気が散るときの対処法も参考にしてください。
デュアルモニターの目的は、単に情報をたくさん表示することではありません。
例えば、
資料を見る
↓
ウィンドウを切り替える
↓
作業する
↓
また資料を開く
という操作が多いなら、資料をサブモニターへ固定することで切り替えを減らせます。
つまり、
作業に必要な情報を並べるために2画面を使う
という考え方です。
関係のない情報を増やすのではなく、今の作業をしやすくするために使いましょう。
集中する時間だけ表示内容を固定する
デュアルモニターを使いながら集中したいなら、一定時間だけ表示内容を固定する方法があります。
例えば、
メイン:作業画面
サブ:参考資料
と決めたら、25分間はその構成で作業します。
途中でメールやチャットを開きたくなっても、緊急でなければ集中時間が終わってから確認します。
画面の使い方を頻繁に変えないことで、目の前の作業へ戻りやすくします。
Pomolikaで2画面の役割を決めてから始める
デュアルモニターで集中できない場合は、タイマーを開始する前に、それぞれの画面で何をするか決めてみましょう。
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
例えば、
メイン:今やる作業
サブ:作業に必要な資料
↓
不要なウィンドウを閉じる
↓
Pomolikaで25分を開始する
↓
25分間は表示内容を増やさず作業する
という使い方ができます。
2画面が必要ない作業なら、サブモニターを使わずに1画面で集中するのも選択肢です。
まとめ
デュアルモニターで集中できない場合は、モニターが2台あることそのものより、
それぞれの画面に何を表示しているか
を確認してみましょう。
例えば、
- サブモニターには作業に必要な情報だけ表示する
- メールやチャットを常時表示しない
- 不要なウィンドウを閉じる
- 作業によって1画面と2画面を使い分ける
- 必要なければサブモニターをオフにする
- メインモニターを作業の中心にする
- 集中時間中は表示内容を固定する
といった方法があります。
デュアルモニターは、表示する情報を増やすためだけのものではありません。
今の作業に必要な情報を、切り替えずに確認するために使う
と考えると、2画面を活かしながら作業しやすい環境を作れます。