「周りの音が気になって集中できない」「人の声が聞こえると仕事や勉強が進まない」。
集中したいのに、話し声や電話、生活音などが聞こえてくると、そちらへ意識が向いてしまうことがあります。
特に、自分では止められない音が繰り返し聞こえる環境では、
作業へ戻る
↓
また音が気になる
↓
作業が止まる
という状態になることもあります。
そんなときは、音を完全になくそうとするだけでなく、場所を変えたり、聞こえ方を変えたり、短い時間に区切って作業したりする方法があります。
この記事では、周りの音や人の声、騒音・雑音が気になって集中できないときに試したい対処法を紹介します。
周りの音が気になって集中できないことはある
仕事や勉強をしているとき、周囲にはさまざまな音があります。
例えば、
- 人の話し声
- 電話の声
- テレビの音
- 車や電車の音
- ドアの開閉音
- キーボードの音
- 家族の生活音
などです。
普段は気にならない音でも、集中したいときには気になることがあります。
また、一度「この音が気になる」と意識すると、その音が鳴っていないか何度も気にしてしまう場合もあります。
人の声が気になって集中できない
周囲の音の中でも、人の話し声が気になることがあります。
仕事中なら、
近くの人の会話
電話対応の声
オンライン会議の声
などです。
自宅で勉強している場合も、家族の会話やテレビの声などが聞こえることがあります。
人の声が気になる場合は、音量だけではなく、会話の内容へ意識が向いていることもあります。
聞くつもりがなくても言葉が耳に入り、作業から意識がそれてしまうことがあります。
電話の声が気になって集中できない
職場では、周囲の電話対応が気になる場合があります。
電話は突然始まるため、それまで作業へ集中していても注意が切り替わることがあります。
さらに、
電話が終わる
↓
作業へ戻る
↓
別の電話が鳴る
という状況が続けば、集中しにくく感じることもあるでしょう。
電話そのものを止められない環境では、音をなくすことより、自分側の作業環境を調整する方法を考えます。
雑音がある場所では作業する場所を変える
場所を選べる場合は、まず作業する位置を変えてみましょう。
例えば自宅なら、
テレビの近くを避ける
家族がよく通る場所から離れる
比較的静かな部屋へ移動する
などです。
職場でも、利用可能な作業スペースが複数ある場合は、集中して作業したい時間だけ静かな場所を使えることがあります。
利用できる場所やルールは職場によって異なるため、可能な範囲で調整しましょう。
音が発生する場所から少し離れる
完全に別の場所へ移動できなくても、音源との距離を変えるだけで気になり方が変わる場合があります。
例えば、
テレビのすぐ近く
から
部屋の反対側
へ移動する。
職場なら、
人の出入りが多い場所
から
比較的人の動きが少ない場所
へ移動する。
大きく環境を変えられなくても、机の位置や座る場所を変えられないか確認してみましょう。
イヤホンやヘッドホンを使う
周囲の音が気になる場合は、イヤホンやヘッドホンを使う方法があります。
音楽を流さなくても、機器によっては周囲の音を軽減できる場合があります。
ただし、
ヘッドホンを使えば必ず集中できる
というわけではありません。
装着感が気になったり、静かになりすぎるとかえって落ち着かなかったりする人もいます。
自分が作業しやすいかどうかで判断しましょう。
ノイズキャンセリングを使う
ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンやヘッドホンを利用する方法もあります。
周囲の音を軽減できるため、仕事や勉強で利用する人もいます。
ただし、すべての音が完全に聞こえなくなるわけではなく、製品や環境によって聞こえ方も異なります。
「完全な無音にしなければ」と考えず、周囲の音が作業の邪魔になりにくい状態を目指してみましょう。
ノイズキャンセリングやヘッドホンを使っても集中しにくい場合は、音を遮っても集中できないときの対処法も参考にしてください。
耳栓を使う
音楽を流したくない場合は、耳栓を使う方法もあります。
イヤホンやヘッドホンとは装着感も異なるため、自分に合うものを選ぶ必要があります。
また、職場などでは周囲からの呼びかけや業務上必要な音が聞こえる必要がある場合もあります。
耳栓やイヤホンを使用できるかどうかは、場所や職場のルールを確認しましょう。
BGMで周囲の音を気になりにくくする
完全な無音では集中しにくい場合は、一定のBGMを流す方法もあります。
例えば、
- Lo-fi
- インストゥルメンタル
- 環境音
などです。
周囲で不規則に発生する音より、一定の音が流れているほうが作業しやすいと感じる人もいます。
一方で、BGMそのものが気になる場合は無理に流す必要はありません。
自分が集中しやすい環境を選びましょう。
BGMを探し続けない
作業用BGMを使う場合に注意したいのが、音楽選びに時間を使いすぎることです。
例えば、
BGMを探す
↓
別の曲も試す
↓
プレイリストを見る
↓
おすすめ動画を見る
となれば、作業を始める時間が遅くなります。
BGMを使うなら、作業前に流すものを決めて、そのまま作業を始める方法があります。
無音にこだわらない
集中するためには、完全な無音が必要だと思うかもしれません。
しかし、実際の仕事や生活では、すべての音をなくせない場合があります。
小さな音がするたびに、
また音がした
と意識していると、音そのものより「音を気にしていること」で作業が止まってしまうこともあります。
完全な無音を作ることより、
この程度なら作業できる
という環境を探してみましょう。
音がしたら作業へ戻る
周囲の音を完全になくせない場合は、音がしたあとに作業へ戻ることも大切です。
例えば、人の声が聞こえて一度意識がそれても、
音が気になった
↓
目の前の作業へ戻る
というだけで構いません。
一度気が散ったからといって、その集中時間すべてが失敗になるわけではありません。
何度か意識がそれても、その都度作業へ戻れば続けられます。
やることを一つに絞る
周囲の音が気になるときは、複数のことを同時に進めるより、目の前の作業を一つ決めてみましょう。
例えば、
仕事をする
ではなく、
資料の1ページ目を書く
と決めます。
勉強なら、
数学を勉強する
ではなく、
問題を5問解く
というように具体的にします。
何をするかが決まっていると、音で一度集中が切れても戻る場所が分かりやすくなります。
短い時間だけ集中する
騒音がある環境で、
これから2時間集中する
と考えると負担になる場合があります。
そんなときは、
まず25分だけ
と作業時間を短く区切ってみましょう。
例えば、
25分:一つの作業に集中
↓
5分:休憩
↓
25分:次の作業
という方法です。
25分でも周囲の音が気になる場合は、10分や15分から始めても構いません。
休憩で静かな場所へ移動する
作業する場所自体を変えられない場合は、休憩時間だけ静かな場所へ移動する方法もあります。
周囲の音が続く環境で長時間過ごしていると、休憩しているつもりでも同じ刺激が続きます。
可能であれば、
集中時間:いつもの作業場所
↓
休憩時間:少し静かな場所
↓
作業場所へ戻る
と切り替えてみましょう。
仕事中の騒音が気になる場合
職場では、自分だけで周囲の音をなくすことが難しい場合があります。
電話対応や会話など、仕事上必要な音もあります。
そのため、
- 集中する作業を比較的静かな時間に行う
- 利用できる静かなスペースへ移動する
- 許可されている場合はイヤホンなどを使う
- 短い時間に区切って作業する
など、自分で変更できる部分を探してみましょう。
職場の設備やイヤホンなどの使用ルールは勤務先によって異なります。
勉強中の周囲の音が気になる場合
自宅で勉強している場合は、テレビや家族の会話、生活音などが気になることがあります。
可能なら、
比較的静かな時間に勉強する
勉強する場所を変える
イヤホンや耳栓を試す
などの方法があります。
自宅でどうしても集中しにくい場合は、利用できる図書館や自習スペースなどへ場所を変える方法もあります。
施設を利用する場合は、利用時間やルールなど最新情報を確認しましょう。
Pomolikaで短い集中時間を作る
周りの音や人の声が気になって集中できないときは、長時間集中しようとせず、短い時間だけ目の前の作業へ取り組む方法があります。
Pomolikaは、ブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
例えば、
やることを一つ決める
↓
周囲の音をできる範囲で減らす
↓
Pomolikaで25分を開始する
↓
音が気になっても目の前の作業へ戻る
という使い方ができます。
25分が長ければ、まずは10分や15分など、自分が始めやすい時間から試してみましょう。
まとめ
周りの音や人の声、騒音・雑音が気になって集中できないことはあります。
そんなときは、
- 作業する場所を変える
- 音が発生する場所から離れる
- イヤホンやヘッドホンを試す
- ノイズキャンセリングや耳栓を試す
- BGMや環境音を利用する
- やることを一つに絞る
- 作業時間を短く区切る
といった方法があります。
周囲の音をすべて消すことだけを目標にする必要はありません。
自分で変えられる範囲の環境を整えながら、音で一度気が散っても目の前の作業へ戻りやすい状態を作ってみましょう。