「集中できないのは性格なのかな」
「自分は意志が弱いから、すぐ別のことをしてしまうのかも」
仕事や勉強を始めても、
すぐスマホを見る
別のことを考える
途中で飽きる
ということが続くと、
自分の性格に問題があるのでは
と思うことがあります。
しかし、
集中できない=性格が悪い
集中できない=意志が弱い
と単純に決める必要はありません。
同じ人でも、
好きなことなら集中できる
朝なら集中できる
静かな場所なら集中できる
ということがあります。
その場合、性格だけではなく、
環境
疲れ
興味
作業内容
なども関係しているかもしれません。
この記事では、集中できないのは性格なのかと悩んだときの考え方を紹介します。
集中できないのは性格?
集中できないとき、
自分は集中力がない性格
と思うことがあります。
しかし、集中しやすさはいつも同じとは限りません。
例えば、
- 好きなことには集中できる
- 苦手な仕事では集中できない
- 自宅ではできない
- 図書館ならできる
- 朝はできる
- 夜はできない
- 眠い日はできない
- 締め切り前は集中できる
ということがあります。
まず、
いつでも集中できないのか
それとも、
特定の場面で集中できないのか
を確認してみましょう。
好きなことには集中できる場合
仕事には集中できないけれど、
ゲーム
漫画
趣味
には長時間集中できることがあります。
この場合、
集中力そのものがない
とは限りません。
興味の強さ。
作業の難しさ。
環境。
などによって集中しやすさが変わっている可能性があります。
苦手なことだけ集中できない場合
数学。
資料作成。
長文読解。
など、特定の作業だけ集中できないことがあります。
その場合は、
性格
ではなく、
難しすぎる
何をすればいいか分からない
という状態かもしれません。
作業を小さくしたり、基本へ戻ったりしてみましょう。
場所によって集中できる場合
家では集中できない。
でも図書館ではできる。
そんな場合は、性格よりも環境の影響が大きいかもしれません。
例えば自宅には、
スマホ
ベッド
テレビ
などがあります。
集中できる場所があるなら、その環境を利用して構いません。
時間帯によって集中できる場合
朝は集中できるけれど夜は無理。
逆に夜のほうが集中できる。
ということもあります。
その場合、
集中できない性格
ではなく、
集中しにくい時間帯
があるだけかもしれません。
難しい作業を集中しやすい時間へ移してみましょう。
疲れていると集中できない場合
仕事や学校のあとに集中できないなら、
性格
より、
疲れ
が関係している可能性があります。
疲れている日に、
意志が弱いからできない
と自分を責めても状況は変わりません。
休憩する。
短くする。
軽い作業へ変える。
などを試してみましょう。
眠いと集中できない場合
眠気があるのに、
自分には集中力がない
と思うことがあります。
しかし、眠い状態で集中しにくいのは不思議ではありません。
最近の睡眠を確認してみましょう。
集中方法だけでなく、休息も考えます。
スマホが近いと集中できない場合
机の上にスマホがあると、
通知
SNS
動画
が気になることがあります。
その状態で、
自分は意志が弱い
と考える前に、スマホを離してみましょう。
環境を変えることで集中できるなら、性格だけの問題ではありません。
「意志が弱い」と決めつけない
集中できないと、
もっと我慢できる人にならないと
と思うことがあります。
しかし、集中するために、
誘惑を減らす
時間を区切る
という方法もあります。
強い意志だけに頼らないようにしましょう。
集中できないことを人格の評価にしない
今日は集中できなかった。
そのことから、
自分はダメな人間
まで広げる必要はありません。
一つの作業ができなかったことと、
自分全体の評価
は別です。
まず、
何が邪魔していたのか
を確認します。
一回集中できなかっただけで性格を決めない
昨日は集中できた。
今日はできなかった。
ということもあります。
一日の状態だけで、
自分は集中できない性格
と決める必要はありません。
睡眠。
疲れ。
気分。
作業内容。
など、その日の条件を確認してみましょう。
「集中できない特性」と考えるときの注意
集中しにくさを、
自分の特性
と表現することがあります。
その考え方が役立つ場合もあります。
ただし、
自分はこういう人だから変えられない
と固定してしまうと、工夫できる部分まで諦めることがあります。
特性として捉えつつ、
どんな条件なら集中しやすいか
も一緒に探してみましょう。
自分の集中条件を知る
例えば、
静かな場所
午前中
15分
なら集中できる。
ということが分かれば、それを使えます。
大切なのは、
どんな人間か
を決めることではなく、
どんな条件なら作業しやすいか
を知ることです。
「集中できない」を長所にできる?
集中できないことを、
無理に長所へ変えないと
と思う必要はありません。
困っているなら、困っていることとして扱って構いません。
ただし、一つの特徴には別の見方ができることもあります。
気が散りやすい=変化に気づきやすい場合もある
周囲の変化へすぐ気づく人もいます。
そのため、
細かな違い
周囲の動き
へ気づきやすい場合があります。
ただし、
気が散る人は必ず観察力が高い
という意味ではありません。
あくまで状況によって別の面が出ることもある、という程度に考えましょう。
一つに集中し続けにくい=切り替えが得意な場合もある
同じ作業を長時間続けるのが苦手でも、
複数の作業を切り替える
ほうがやりやすい人もいます。
その場合は、
25分ごとに作業を変える
など、自分に合う方法を使えます。
ただし、頻繁な切り替えで仕事が進まないなら、切り替える回数を減らす必要があります。
飽きやすい=新しいことへ興味が向きやすい場合もある
同じことを続けると飽きるけれど、
新しいことには興味が出る
人もいます。
その場合、
インプット
問題演習
復習
というように作業の種類を変える方法があります。
飽きない人になろうとするより、作業に変化をつけます。
集中できないことをポジティブに言い換えすぎない
つらい状態なのに、
これは長所だから大丈夫
と無理に考える必要はありません。
集中できなくて困っているなら、
困っている部分は対策する
ことが大切です。
ポジティブな言い換えは、自分を責めすぎないために使う程度で構いません。
リフレーミングとは?
リフレーミングは、同じ出来事を別の枠組みから見る考え方です。
例えば、
集中が切れた
を、
集中できなかった
だけでなく、
今は休憩が必要だと気づいた
と捉えることもできます。
現実を無理に良く言い換えるのではなく、別の見方がないか探します。
「集中できない」をリフレーミングする例
例えば、
集中できない
↓
長時間より短時間のほうが合っているかもしれない
という見方があります。
また、
すぐ別のことが気になる
↓
環境の刺激を拾いやすいので、刺激を減らしたほうがいい
と考えることもできます。
自分を責める言葉から、次の対策が見える言葉へ変えてみましょう。
「自分はダメ」を「条件が合っていないかも」へ変える
例えば、
自分は集中できない人間だ
ではなく、
この環境では集中しにくい
と考えます。
すると、
場所を変える
という対策ができます。
性格の評価から、状況の確認へ変えてみましょう。
「飽きっぽい」を「区切りが必要」へ変える
一時間続けられないから、
飽きっぽい性格
と思うことがあります。
そこで、
自分は短い区切りが必要
と考えてみます。
15分。
25分。
など、自分が続けられる時間を使います。
「意志が弱い」を「誘惑が近すぎる」へ変える
スマホを何度も見てしまう場合、
意志が弱い
ではなく、
スマホが手元にある
という事実を見る方法があります。
スマホを別の場所へ置きます。
人格ではなく、変えられる条件へ目を向けます。
性格を変えるより環境を変える
集中できないと、
もっと集中できる性格にならないと
と思うことがあります。
しかし、
机からスマホをなくす
静かな場所へ行く
仕事を10分へ区切る
という方法なら、すぐ試せます。
性格を変える前に、環境を変えてみましょう。
一回の集中時間を短くする
長時間集中できないなら、
15分
で構いません。
例えば、
15分:資料作成
↓
休憩
↓
15分:続き
です。
一時間集中できる人と同じ方法を使う必要はありません。
集中が切れる前提で計画する
「絶対に一時間集中する」ではなく、
25分やったら一度区切る
と最初から決めます。
集中が切れたことを失敗にしない方法です。
一区切りしたら、次の時間へ戻ります。
途中で気が散っても戻ればいい
集中していても、
別のことを考える
ことがあります。
大切なのは、一度も気が散らないことではありません。
気づいたら、
今何をしていた?
と確認して戻ります。
戻ることまで含めて集中と考えてみましょう。
雑念が出たらメモする
作業中に、
あとで買い物しないと
などを思い出すことがあります。
一言メモします。
その場で行動せず、今の作業へ戻ります。
気になることを頭の中で持ち続けないようにします。
好きな作業から始める
なかなか始められないなら、
比較的好きな作業
から始める方法があります。
例えば、
得意教科を10分
です。
一度作業モードへ入ってから、苦手なものへ移ります。
苦手な作業は短くする
苦手なものほど、
一時間やらないと
とすると始めにくくなります。
まず、
10分
だけにします。
終わったら別の作業へ変えても構いません。
興味を持てない仕事の場合
仕事では、すべての作業に興味を持てるとは限りません。
その場合は、
今日どこまで終えるか
を具体的にします。
例えば、
この資料の3ページ目まで
です。
興味ではなく、終了地点を作ります。
完璧主義で手が止まっていないか
集中できないと思っていても、
間違えたくない
完璧に作りたい
ために手が止まっている場合があります。
まず下書きを作る。
あとで直す。
というように工程を分けてみましょう。
失敗が怖くて集中できない場合
結果を考えすぎると、
始めること自体が怖い
場合があります。
例えば、
完成させる
ではなく、
10分だけ試す
にします。
結果ではなく次の行動へ戻ります。
集中できない性格を直そうとしすぎない
集中について考えすぎると、
今日は何分集中できた?
と常に自分を監視することがあります。
その結果、作業そのものより集中できているかが気になる場合があります。
集中時間ではなく、
何が進んだか
を見てみましょう。
作業時間ではなく進んだ内容を見る
例えば、
15分しか集中できなかった
としても、
資料を1ページ作れた
なら作業は進んでいます。
長時間できたかだけで評価しないようにします。
周囲と集中力を比べない
友達。
同僚。
SNS。
などで、
8時間勉強した
という話を見ることがあります。
しかし、机に座っていた時間と集中していた時間は同じとは限りません。
自分が必要な作業を進められているかを確認します。
自分に合う集中時間を探す
10分。
15分。
25分。
30分。
と試してみましょう。
自分が一番作業を始めやすく、戻りやすい時間を使います。
正解の集中時間は一つではありません。
集中できない状態が急に変わった場合
以前は問題なく集中できたのに、
最近急に集中できない
場合は、性格だけでは説明できないことがあります。
睡眠。
疲れ。
ストレス。
体調。
などに変化がなかったか確認してみましょう。
日常生活にも影響している場合
集中しにくい状態が長く続き、
仕事や学校で大きく困っている
日常生活にも影響している
場合は、
自分の性格だから仕方ない
と決めつけないことも大切です。
必要に応じて医療機関などへ相談することも検討してください。
原因別の基本的な対処法は、集中できない時はどうすればよいかを解説した記事も参考にしてください。
Pomolikaで性格ではなく「時間」を変える
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
集中できないと、
もっと集中できる性格にならないと
と思うことがあります。
しかし、性格を変えるより、
一回の作業時間
を変えるほうがすぐ試せます。
例えば、
今日することを一つ決める
↓
スマホを離す
↓
Pomolikaを15分に設定する
↓
15分だけその作業をする
という流れです。
途中で気が散っても、気づいたら作業へ戻ります。
15分できるなら25分。
長ければ10分。
自分が戻りやすい時間へ変えて構いません。
集中できないことを、
自分の性格の欠点
として考えるのではなく、
今の作業方法を少し変えるサイン
として使ってみましょう。
まとめ
集中できないと、
自分の性格が悪い
意志が弱い
と思うことがあります。
しかし、まず確認したいのは、
- 好きなことには集中できるか
- 場所によって変わるか
- 時間帯によって変わるか
- 疲れや眠気がないか
- スマホなど誘惑が近くないか
- 作業が難しすぎないか
- 一回の集中時間が長すぎないか
といったことです。
また、
集中できない
を、
短い区切りが必要かもしれない
と捉え直すこともできます。
無理に長所へ言い換える必要はありません。
困っている部分は対策する。
自分を責めすぎる部分だけ、別の見方をしてみる。
そして、
まず15分
から試してみる。
集中できないことを性格の結論にせず、自分が集中しやすい条件を探してみましょう。