「会社では仕事ができるのに、在宅ワークだと集中できない」「テレワークになると、つい別のことをしてしまう」。
家で仕事をすると、通勤する必要がなく、自分の環境で働ける一方で、
仕事を始める
↓
スマホを見る
↓
家のことが気になる
↓
気づいたら仕事が進んでいない
ということもあります。
オフィスと自宅では環境が違います。
そのため、会社と同じように仕事をしようとしても、集中しにくく感じる場合があります。
この記事では、在宅ワークやテレワークで集中できない原因と、家でも仕事を進めやすくするための方法を紹介します。
在宅ワークで集中できないのはなぜ?
在宅ワークで集中できない原因は一つとは限りません。
例えば、
- 仕事と生活の場所が同じ
- スマホを自由に触れる
- テレビや動画を見られる
- 家事が気になる
- 家族の生活音が聞こえる
- 周囲に仕事をしている人がいない
- 始業と休憩の区切りを作りにくい
- ベッドやソファが近くにある
などがあります。
オフィスでは自然に存在していた、
ここでは仕事をする
という環境が、自宅では弱くなることがあります。
まずは、自分が在宅ワーク中に何によって集中を切らしているのか確認してみましょう。
会社では集中できるのに家では集中できない
会社へ行く場合は、
家を出る
↓
通勤する
↓
会社へ着く
↓
仕事を始める
という流れがあります。
一方、在宅ワークでは、
起きる
↓
パソコンを開く
だけで仕事を始められます。
便利ではありますが、生活から仕事へ切り替えるきっかけが少なくなる場合があります。
そこで、自宅でも仕事を始める前の流れを決めてみましょう。
在宅勤務でも始業前のルーティンを作る
仕事を始める前に、毎日同じ行動を入れる方法があります。
例えば、
着替える
↓
飲み物を用意する
↓
机に座る
↓
今日最初にする仕事を確認する
↓
仕事を始める
という流れです。
特別なことをする必要はありません。
毎日同じ流れで、
これから仕事を始める
という区切りを作ります。
最初にする仕事を決めておく
在宅ワークでは、パソコンを開いてから、
今日は何をしよう
と考えているうちにメールやニュースなどを見てしまうことがあります。
可能であれば、前日の仕事を終えるときに、
明日最初にすること
を一つ決めておきましょう。
例えば、
9時から昨日の資料の続きを作る
などです。
仕事を始めるときに、タスクを選ぶところから始めないようにします。
仕事をする場所を決める
家の中を自由に移動できると、
机
↓
ソファ
↓
ベッド
など、場所を変えながら仕事をしてしまうことがあります。
可能であれば、
ここでは仕事をする
という場所を決めてみましょう。
仕事専用の部屋がなくても構いません。
例えばダイニングテーブルの一部など、仕事中に使う場所を決めるだけでも、生活との区切りを作りやすくなります。
ワンルームでも仕事の場所を分ける
在宅ワークのためだけに一部屋用意できるとは限りません。
ワンルームなどでは、
仕事
食事
休憩
を同じ空間で行うこともあります。
その場合は、部屋ではなく、
机に座ったら仕事
ソファでは休憩
というように場所の使い方を分ける方法があります。
それも難しければ、仕事を始めるときだけ必要なものを机に出し、仕事が終わったら片付ける方法もあります。
ベッドやソファで仕事をしない
ノートパソコンなら、ベッドやソファでも仕事ができます。
しかし、
休む場所
と
仕事をする場所
が同じになると、仕事の区切りを作りにくくなる場合があります。
机を使える環境なら、集中する仕事は机で行い、休憩するときに席を離れてみましょう。
スマホを仕事机から離す
在宅ワークでは、周囲からスマホの利用を見られることもありません。
そのため、
少しだけ確認する
つもりでスマホを開き、そのまま長く見てしまうことがあります。
仕事にスマホが必要ないなら、
机から離れた場所へ置く
方法があります。
すぐ手に取れる状態をやめるだけでも、無意識に触るきっかけを減らせます。
テレビや動画をつけながら仕事をしない
家ではテレビや動画を自由に流せます。
単純作業なら気にならない場合もありますが、考える必要がある仕事では内容へ意識が向くことがあります。
特に、
少しだけ動画を見る
↓
関連する動画を見る
↓
仕事へ戻れなくなる
という場合は、集中する時間だけ動画を止めてみましょう。
音がないと集中しにくい場合は、自分が作業しやすい環境音やBGMを試す方法もあります。
家事が気になって集中できない
自宅で仕事をしていると、
洗濯しよう
掃除したい
荷物を片付けたい
など、家のことが目に入ります。
気づくたびに家事を始めると、仕事が細かく中断されます。
急ぐ必要がない家事なら、
昼休みにする
仕事が終わってからする
など、時間を分けてみましょう。
気になって忘れられない場合は、やることだけメモして仕事へ戻ります。
家族がいると集中できない場合
在宅勤務中に家族も家にいる場合、話しかけられたり生活音が聞こえたりすることがあります。
完全に静かな環境を作ることが難しい場合もあるでしょう。
可能であれば、
会議中
集中して作業したい時間
などを家族と共有しておく方法があります。
ただし、家庭によって状況は異なります。
常に静かにしてもらうのではなく、特に集中が必要な時間を共有するなど、無理のない方法を考えてみましょう。
オンライン会議のあとに仕事へ戻れない
テレワークではオンライン会議が入ることがあります。
会議が終わったあと、
少し休憩する
↓
チャットを見る
↓
メールを見る
↓
次の会議が始まる
となり、個人作業が進まないこともあります。
会議が終わったら、
次にする仕事を一つ確認する
ことから始めてみましょう。
会議と個人作業の間に、仕事を切り替える小さな区切りを作ります。
チャットやメールを確認し続けない
在宅勤務では、周囲の状況が見えないため、チャットやメールを頻繁に確認したくなることがあります。
しかし、
通知を見る
↓
返信する
↓
元の仕事へ戻る
を繰り返すと、一つの作業を続けにくくなります。
すぐに返信する必要がない仕事なら、職場のルールや自分の役割に問題のない範囲で、集中する時間と連絡を確認する時間を分けてみましょう。
一人だと仕事のペースを作りにくい
一人で作業を始めにくい場合は、一人だと集中できないときの対処法も参考にしてください。
オフィスでは、
周囲の人が仕事を始める
昼休みになる
周囲が仕事を終える
など、一日の流れを感じられます。
在宅勤務では、その区切りを自分で作る必要があります。
そこで、
9時:仕事開始
午前:集中作業
昼:休憩
午後:仕事再開
終業:パソコンを閉じる
など、自分なりの流れを決めてみましょう。
仕事時間を短く区切る
家で長時間集中しようとしても、途中で別のことが気になる場合があります。
そんなときは、
25分:仕事
↓
5分:休憩
↓
25分:仕事
のように、時間を区切る方法があります。
「午前中ずっと集中する」と考えるより、
まず次の25分だけ
と考えることで、取り掛かる範囲を小さくできます。
休憩するときは仕事机から離れる
在宅勤務では、休憩中も同じ机でパソコンを見続けることがあります。
休憩するなら、
席を立つ
飲み物を取りに行く
少し体を動かす
など、一度仕事をする場所から離れてみましょう。
そして休憩が終わったら、再び仕事をする場所へ戻ります。
場所を使って仕事と休憩を分ける方法です。
昼休みを曖昧にしない
在宅勤務では、
仕事をしながら昼食を食べる
こともできます。
しかし、仕事と休憩の境目がなくなると、午後の開始も曖昧になることがあります。
可能であれば、
昼休みになったら仕事を止める
↓
昼食を取る
↓
休憩する
↓
時間になったら仕事へ戻る
という区切りを作ってみましょう。
仕事が終わったらパソコンを閉じる
在宅勤務では、仕事が終わってもパソコンが目の前にあります。
そのため、
メールだけ確認しよう
少しだけ続きをしよう
と、仕事と私生活の境界が曖昧になることがあります。
終業したら、
明日最初にする仕事を残す
↓
必要なものを閉じる
↓
仕事を終える
という流れを作ってみましょう。
翌日の仕事開始にも区切りを作りやすくなります。
テレワークで集中できない人の割合は?
「テレワークで集中できない人はどれくらいいるのか」と気になる人もいるでしょう。
テレワークに関する調査では、集中のしやすさや仕事環境についてさまざまなアンケートが行われています。
ただし、
調査した時期
対象となった人
在宅勤務の頻度
質問の内容
などによって結果は変わります。
そのため、「テレワークをしている人の○%が集中できない」と一つの数字だけで考えるのは難しいでしょう。
ほかの人が集中できているかよりも、
自分は何によって集中を切らしているのか
を確認することが、具体的な対策につながります。
Pomolikaで在宅ワークの時間を区切る
在宅ワークでは、会社のように仕事と休憩の区切りを感じにくいことがあります。
そんなときは、タイマーを使って自分で区切りを作る方法があります。
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
例えば、
今からする仕事を一つ決める
↓
Pomolikaで25分を開始する
↓
25分はその仕事を進める
↓
休憩になったら仕事机から離れる
↓
次の25分ですることを決める
という使い方ができます。
在宅勤務で一日中集中しようとするのではなく、
まず次の25分だけ仕事をする
ための区切りとして使ってみましょう。
まとめ
在宅ワークやテレワークで集中できない場合は、会社と自宅の環境の違いを確認してみましょう。
例えば、
- 始業前の流れを決める
- 最初にする仕事を前日に決める
- 仕事をする場所を決める
- スマホを机から離す
- 家事をする時間と仕事を分ける
- 家族と集中したい時間を共有する
- チャットやメールを確認し続けない
- 仕事時間を短く区切る
- 休憩では仕事机から離れる
- 終業したら仕事を終える
などの方法があります。
在宅ワークだから集中できないと考えるだけではなく、
自宅の何が仕事を中断しているのか
を一つずつ確認することがポイントです。
まずは仕事をする場所と、次にする仕事を一つ決め、短い時間から仕事を始めてみましょう。