「部屋にいると集中できない」「部屋が散らかっていると仕事や勉強が進まない」。
自宅で集中しようとしても、机の上に物が多かったり、ベッドがすぐ近くにあったりすると、作業以外のことが気になる場合があります。
特にワンルームでは、仕事や勉強をする場所と、食事や休憩をする場所を完全に分けるのが難しいこともあります。
そんなときは、部屋全体を完璧に整えようとするのではなく、
今から作業する場所だけ整える
という方法があります。
この記事では、部屋の環境が気になって集中できないときに、仕事や勉強を始めやすくするための環境の整え方を紹介します。
部屋の環境が気になって集中できないことはある
自宅には、仕事や勉強とは関係のないものがたくさんあります。
例えば、
- スマホ
- テレビ
- ゲーム
- 漫画や本
- ベッド
- 食べ物
- 洗濯物
- 片付けていない物
などです。
仕事や勉強を始めても、こうしたものが目に入ることで別の行動を始めてしまうことがあります。
机に座る
↓
散らかっている物が気になる
↓
片付けを始める
↓
別の場所も気になる
↓
仕事や勉強を始められない
ということもあるでしょう。
集中できないときは、自分の集中力だけではなく、周囲に気になるものが多すぎないか確認してみましょう。
部屋が汚いと集中できないなら、まず机だけ片付ける
部屋が散らかっていると、仕事や勉強を始める前に片付けたくなることがあります。
しかし、
集中するために部屋を片付けよう
と考えて大掃除を始めると、それだけで時間を使ってしまいます。
仕事や勉強をすることが目的なら、最初から部屋全体を片付ける必要はありません。
まずは、
机の上だけ
に範囲を限定してみましょう。
今から使わないものを机から移動させ、仕事や勉強に必要なものだけを残します。
机の上に必要なものだけ置く
作業する机には、その時間に必要なものだけを置いてみましょう。
例えば勉強なら、
問題集
ノート
筆記用具
仕事なら、
パソコン
必要な資料
などです。
机の上に郵便物や漫画、ゲーム機などがあれば、作業中に気になることがあります。
捨てたり完全に整理したりする必要はありません。
集中する時間だけ、視界に入りにくい場所へ移動させる方法もあります。
「片付けてから始める」を繰り返さない
集中できないとき、片付けは作業を先延ばしする理由にもなりやすい行動です。
例えば、
机が汚いから片付けよう
↓
本棚も気になる
↓
床も掃除しよう
↓
気づいたら1時間経っている
ということがあります。
もちろん片付け自体が悪いわけではありません。
ただし、今日の目的が仕事や勉強なら、
5分だけ片付ける
など時間を決めてみましょう。
タイマーが鳴ったら片付けを終えて、本来やる予定だった作業を始めます。
視界に入るものを減らす
机そのものが片付いていても、座ったときにさまざまなものが視界へ入る場合があります。
例えば、
テレビ
ゲーム機
洗濯物
読みかけの漫画
などです。
これらが気になるなら、机の向きを変えたり、座る位置を変えたりする方法があります。
部屋全体を片付けなくても、
作業中に何が見えるか
を変えるだけなら比較的簡単です。
自分が机に座った状態で周囲を見て、作業とは関係のないものが気にならないか確認してみましょう。
スマホは机から離す
部屋を整えても、スマホが目の前にあれば気になることがあります。
通知が来ていなくても、
少し確認しよう
と手に取ってしまうこともあるでしょう。
集中する時間だけ、
- 別の机に置く
- 手の届かない場所へ置く
- カバンへ入れる
- 不要な通知を切る
などを試してみましょう。
机を片付けるときに、スマホも一緒に作業スペースから外しておくと始めやすくなります。
ベッドが近いと集中できない場合
自宅では、机のすぐ近くにベッドがあることもあります。
特にワンルームでは、
仕事をする場所
と
寝る場所
を別の部屋に分けることができません。
作業中にベッドが気になるなら、完全に別の部屋を用意するのではなく、
机に座っている間は仕事や勉強をする
休憩するときは机から離れる
というように、同じ部屋の中で場所の役割を決めてみましょう。
ワンルームでも場所の役割を分ける
ワンルームでは、生活のほとんどを一つの部屋で行います。
そのため、
ここに来たら仕事をする
という場所の切り替えを作りにくいことがあります。
それでも、
机:仕事・勉強
ベッド:睡眠
椅子やソファ:休憩
というように、部屋の中で役割を分けることはできます。
広いスペースは必要ありません。
同じ部屋でも「どこで何をするか」をある程度決めることで、作業と休憩を切り替えやすくなります。
仕事と私生活のものを分ける
自宅で仕事をする場合、仕事に使うものと私生活のものが同じ机に置かれていることがあります。
例えば、
仕事の資料の横にゲーム機がある
パソコンの横に郵便物が積まれている
といった状態です。
すべてを別の部屋へ移動できなくても、
仕事中に使うもの
と
それ以外
を分けて置くことはできます。
箱や引き出しなどを利用して、仕事中に必要のないものを一時的に視界から外す方法もあります。
部屋が暑い・寒い場合は室温も確認する
暑さや寒さへの対処を詳しく知りたい場合は、集中しやすい室温の考え方も参考にしてください。
物の多さだけでなく、暑さや寒さが気になって集中できない場合もあります。
その場合は、片付けよりも室温や服装などを確認しましょう。
暑さや寒さを我慢しながら、
もっと集中しなければ
と考える必要はありません。
エアコンの設定や風向き、服装など、自分で調整できる部分を見直してから作業を始めます。
特に暑い環境では、集中することより体調を優先してください。
明るさも確認する
作業する場所が暗すぎたり、画面へ光が反射したりすると、それが気になる場合があります。
自宅では、普段くつろぐための照明のまま仕事や勉強をしていることもあるでしょう。
机に座った状態で、
手元が見えにくくないか
パソコン画面へ光が反射していないか
などを確認してみましょう。
照明を変更する場合も、「集中力が上がる照明」を探し続けるのではなく、自分が作業しにくい状態になっていないかを基準に考えます。
音が気になる場合は音への対策をする
部屋の環境で集中できない原因が、物や視界ではなく音の場合もあります。
例えば、
外から車の音が聞こえる
隣の部屋の生活音が気になる
家族の話し声が聞こえる
などです。
この場合は、机を片付けるだけでは解決しません。
作業場所を変える、周囲の音を軽減するなど、音に合わせた対策を考えましょう。
部屋を完璧にしてから始める必要はない
集中しやすい部屋を作ろうとすると、
机を買い替えよう
収納を増やそう
照明を変えよう
全部片付けよう
と、やることが増えてしまう場合があります。
しかし、部屋作りそのものが目的ではありません。
仕事や勉強を始めるためなら、
机の上を5分だけ片付ける
↓
スマホを遠ざける
↓
必要なものだけ置く
↓
作業を始める
くらいでも構いません。
「理想の集中部屋」が完成するまで待たず、今の部屋でできる小さな変更から始めてみましょう。
どうしても家で集中できないなら場所を変える
部屋を整えても集中できない場合は、作業場所そのものを変える方法があります。
例えば、
- 図書館
- 自習スペース
- コワーキングスペース
- カフェ
などです。
家にはテレビやベッドなど誘惑になるものが多いため、場所を変えたほうが作業しやすい人もいます。
施設を利用する場合は、営業時間や利用ルールなど最新情報を確認しましょう。
仕事で社外の場所を利用する場合は、勤務先の情報セキュリティや持ち出しルールにも従ってください。
環境を整える時間にも区切りを作る
集中できないからと環境を整え続けていると、いつまでも作業を始められません。
そこで、
5分:机を整える
↓
25分:仕事や勉強
↓
5分:休憩
というように、環境を整える時間にも終わりを作ります。
5分で部屋全体が片付かなくても問題ありません。
今から使う作業スペースが確保できたら、いったん仕事や勉強を始めてみましょう。
Pomolikaで「片付け」と「作業」を区切る
部屋が気になって集中できないときは、片付けそのものに時間を使いすぎないようにすることも大切です。
Pomolikaは、ブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
例えば、
作業スペースだけ整える
↓
スマホを遠ざける
↓
やることを一つ決める
↓
Pomolikaで25分を開始する
↓
タイマーが鳴るまでは仕事や勉強をする
という使い方ができます。
部屋を完璧にしてから始めるのではなく、まず目の前の作業ができる状態を作って1セットだけ始めてみましょう。
まとめ
部屋の環境が気になって集中できない場合、最初から部屋全体を変える必要はありません。
まずは、
- 机の上だけ片付ける
- 作業に必要なものだけ置く
- スマホを遠ざける
- 視界に入るものを減らす
- ワンルームでも場所ごとの役割を決める
- 暑さや寒さ、明るさ、音を確認する
- 環境を整える時間にも制限を作る
といった小さな変更から試してみましょう。
集中するための部屋作りに時間を使い続けるのではなく、
作業できる最低限の環境を作ったら始める
ことも大切です。
部屋全体ではなく、まずは今から使う机の周りだけ整えてみましょう。