「暑くて集中できない」「寒い部屋にいると仕事や勉強が進まない」。
作業に集中したいのに、暑さや寒さが気になって目の前のことへ意識を向けにくくなることがあります。
暑ければエアコンの温度を何度も変えたり、寒ければ手足の冷たさが気になったりして、作業が中断されることもあるでしょう。
そんなときは、気合いで集中しようとするのではなく、まず作業する環境を見直すことが大切です。
この記事では、暑い・寒いと感じて集中できないときに、仕事や勉強を進めるためにできる工夫を紹介します。
暑い・寒いと集中できないことはある
仕事や勉強をしているとき、
暑い
寒い
と感じ続けていれば、作業以外のことへ意識が向きやすくなります。
例えば暑いと、
- エアコンの設定が気になる
- 汗が気になる
- 何度も飲み物を取りに行く
- 涼しい場所へ移動したくなる
といったことがあります。
反対に寒いと、
- 手足の冷たさが気になる
- 体を温めたくなる
- エアコンの設定を変える
- 上着やひざ掛けを探す
など、作業を中断するきっかけが増えることがあります。
集中方法を工夫する前に、まず暑さや寒さを我慢しすぎていないか確認してみましょう。
暑いとなぜ集中できないと感じる?
暑い環境では、暑さそのものが気になって作業へ意識を向けにくくなることがあります。
特に、
暑いと感じる
↓
エアコンを触る
↓
作業へ戻る
↓
また暑さが気になる
という状態では、作業が何度も中断されます。
「自分には集中力がない」と考える前に、作業する部屋が快適かどうか確認してみましょう。
寒いときも作業環境を確認する
寒い場合も同じです。
室温そのものだけでなく、
エアコンの風が直接当たっている
薄着で作業している
足元だけ寒い
など、場所や服装によって感じ方が変わることがあります。
部屋全体の設定を大きく変える前に、
- エアコンの風向きを変える
- 座る場所を変える
- 服装を調整する
- 必要に応じてひざ掛けなどを使う
といった方法も考えられます。
「集中できる室温」を一つの数字で決めつけない
集中しやすい室温を調べると、「○℃が最適」といった情報を見かけることがあります。
しかし、快適に感じる温度は、季節や服装、湿度、活動量などによっても変わります。
そのため、
この温度なら必ず集中できる
という一つの数字だけを基準にする必要はありません。
暑さや寒さを強く感じず、目の前の作業へ取り組みやすい環境になっているかを基準に調整してみましょう。
エアコンを何度も操作しない
暑い・寒いと感じるたびにエアコンを操作していると、それ自体が作業の中断になります。
例えば、
少し暑い
↓
設定温度を変える
↓
しばらくして寒くなる
↓
また設定を変える
と繰り返していると、室温のことばかり考えてしまいます。
作業を始める前に環境をある程度整えておき、集中時間中はできるだけ作業へ戻る方法があります。
エアコンの風が直接当たっていないか確認する
室温だけでなく、エアコンの風が直接当たることで寒く感じる場合があります。
部屋全体としては問題なくても、
机だけ風が当たり続ける
という状態なら、作業場所を少し変えたり、風向きを調整したりする方法があります。
反対に暑い場合も、部屋の中で場所によって感じ方が違うことがあります。
設定温度だけを見るのではなく、実際に作業している場所が快適か確認しましょう。
服装で調整する
室温だけで調整しようとすると、暑くなったり寒くなったりを繰り返すことがあります。
特に複数人で利用する職場では、自分だけの判断で室温を変更できない場合もあります。
そんなときは、
- 羽織れるものを用意する
- 脱ぎ着しやすい服装にする
- 足元が寒ければ対策する
など、服装で調整できる部分もあります。
職場で使用する防寒用品などについては、勤務先のルールも確認しましょう。
暑いときは水分補給も忘れない
暑い環境では、集中力だけを問題にするのではなく、体調にも注意が必要です。
厚生労働省は熱中症予防について、室内でも熱中症になることがあり、エアコンなどを利用した温度調節や、こまめな水分・塩分補給などを案内しています。
特に暑い日に、
集中できないからもう少し頑張ろう
と無理に作業を続けるのは避けましょう。
めまい、立ちくらみ、頭痛、吐き気など体調に異変がある場合は、単なる「集中できない」という問題として扱わず、作業を中断して適切に対応することが重要です。
厚生労働省「熱中症を防ぎましょう」など、最新の公的情報も確認してください。自力で水を飲めない、意識がないなどの症状がある場合は、同省の案内に従って救急車を呼んでください。
暑さや寒さが気になるなら一度休憩する
作業中に暑さや寒さが気になり始めたら、一度休憩する方法もあります。
例えば、
作業を止める
↓
室温や服装を調整する
↓
水分をとる
↓
次にやることを決める
↓
作業へ戻る
という流れです。
集中しながら何度も環境を調整するより、一度区切ってから再開したほうが作業へ戻りやすい場合があります。
仕事中に暑い・寒い場合
職場では、自分だけで室温を自由に変更できないことがあります。
同じ室内でも、
暑いと感じる人
と
寒いと感じる人
がいる場合もあります。
そのため、
- 服装を調整する
- 座る場所を変更できないか確認する
- エアコンの風向きを確認する
- 利用できる別の作業スペースを検討する
など、自分で調整できる部分を探してみましょう。
設備や利用できる場所については勤務先のルールに従ってください。
勉強中に暑い・寒い場合
自宅で勉強している場合は、勉強方法を変える前に部屋の環境を確認してみましょう。
例えば、
問題集を開いても暑さばかり気になる
という状態なら、タイマーを使って無理に勉強を続けても集中しにくい場合があります。
まず室温や服装などを調整してから、
25分だけ勉強する
など短い時間から再開してみましょう。
自宅の環境を調整しにくい場合は、利用可能な図書館や自習スペースなどへ場所を変える方法もあります。
環境を整えてから短い時間だけ集中する
室温以外にも机や視界が気になる場合は、集中しやすい部屋の整え方も参考にしてください。
暑さや寒さへの対策をしたら、すぐに何時間も集中しようとする必要はありません。
まず、
15分だけ作業する
というように短い時間から始めてみましょう。
問題なく続けられそうなら、
25分集中 → 5分休憩
のように時間を区切る方法もあります。
休憩時間になったら、暑さや寒さが気になっていないか改めて確認できます。
Pomolikaで作業と休憩を区切る
暑い・寒いと感じて集中できないときは、まず作業環境を整え、そのあと短い時間に区切って作業する方法があります。
Pomolikaは、ブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
例えば、
室温や服装を調整する
↓
やることを一つ決める
↓
Pomolikaで25分を開始する
↓
タイマーが鳴ったら休憩する
という使い方ができます。
暑さや寒さを我慢してタイマーを続ける必要はありません。体調に異変を感じた場合は作業を優先せず、休憩してください。
まとめ
暑い・寒いと感じて集中できないときは、集中力だけではなく作業環境を確認してみましょう。
例えば、
- 室温を調整する
- エアコンの風向きを確認する
- 作業する場所を変える
- 服装で調整する
- 暑いときは水分補給を意識する
- 一度休憩してから作業へ戻る
- 環境を整えたあと短い時間から集中する
といった方法があります。
「集中できる室温」を一つの数字だけで決めるのではなく、自分が暑さや寒さを強く意識せず作業できる環境を作ることが大切です。
特に暑い環境では、集中することより体調を優先しましょう。