「テストが近いのに勉強へ集中できない」「テスト前日なのに、スマホを見たり別のことをしたりして全然進まない」。
テスト前になると、
数学もやらないと
英語も覚えないと
まだ終わっていない範囲がある
と、やることが一気に大きく見えることがあります。
焦って、
全部やらないと
と考えるほど、何から始めればいいのか分からなくなることもあるでしょう。
模試でも、
長時間問題を解いていると集中が切れる
自宅受験だと途中でスマホを見てしまう
という場合があります。
そんなときは、
テスト全部
を見るのではなく、
次にする勉強を一つ決める
短い時間へ区切る
本番では次の問題へ意識を戻す
と考えてみましょう。
この記事では、テスト勉強やテスト前日、模試で集中できないときの対処法を紹介します。
テスト勉強に集中できないのはなぜ?
テスト勉強へ集中できない理由は一つとは限りません。
例えば、
- テスト範囲が広い
- 何から勉強すればいいか分からない
- 苦手な教科を後回しにしている
- スマホが気になる
- テストへの焦りがある
- 長時間勉強しようとしている
- 分からない問題で止まっている
- 眠い
- 疲れている
- テスト直前まで勉強を残している
などがあります。
まず、
どこで勉強が止まっているのか
を確認してみましょう。
テスト範囲を全部見ない
テスト前に、
数学30ページ
英単語100個
理科3章分
など、残っている範囲を全部見ると大きく感じることがあります。
そこで、
今からする範囲
だけを決めます。
例えば、
数学を5ページ
英単語を20個
理科を1節
という形です。
テスト範囲全体ではなく、
次に終わらせる小さな範囲
へ意識を向けます。
最初にする教科を一つ決める
テスト前は、
英語からやる?
数学が先?
暗記をしたほうがいい?
と迷うことがあります。
その間にスマホを見てしまう場合もあります。
まず、
今から数学をする
など、一教科だけ決めましょう。
一区切りしたら次の教科を選びます。
優先順位を決める
時間が限られている場合は、すべてを同じように勉強することが難しい場合があります。
例えば、
まだほとんど確認していない範囲
間違いが多い範囲
明日テストがある教科
など、自分にとって優先度が高いものから取り組みます。
全部を完璧にすることではなく、
残っている時間で何を進めるか
を決めます。
まず10分だけ始める
テストが近いほど、
今日は3時間勉強しないと
と長い時間を設定したくなることがあります。
しかし、なかなか始められないなら、
まず10分
だけにしてみましょう。
例えば、
10分:英単語
と決めます。
10分終わったら、
もう10分続ける
別の教科へ移る
一度休憩する
と判断します。
25分でテスト勉強を区切る
ある程度まとまった時間で勉強できるなら、
25分集中
↓
5分休憩
というように区切る方法があります。
例えば、
25分:数学
↓
5分:休憩
↓
25分:英語
という形です。
テスト前だからと何時間も連続して勉強するのではなく、
次の25分
へ範囲を小さくします。
25分でも集中できないなら短くする
テストへの焦りや眠気などで25分が長く感じる場合もあります。
その場合は、
10分
15分
にして構いません。
例えば、
15分:英単語
↓
休憩
↓
15分:数学
という形です。
ポモドーロの25分を達成することより、実際に勉強を進めることを優先しましょう。
逆に25分では短い勉強もある
数学の問題演習や長文読解などでは、
25分で途中になる
ことがあります。
集中できているなら、
40分
50分
など、作業内容に合わせて長くしても構いません。
時間そのものではなく、
その時間に何をするか
を明確にすることが大切です。
スマホが気になる場合
テスト勉強中に、
少しだけスマホを見る
↓
SNSを見る
↓
動画を見る
↓
勉強へ戻れなくなる
ことがあります。
集中する時間だけでも、
スマホを机から離す
カバンへ入れる
別の部屋へ置く
など、すぐ触れない場所へ移してみましょう。
タイマーをスマホで使っていることが脱線のきっかけになるなら、パソコンやWebタイマーを使う方法もあります。
休憩中にスマホを見ると戻れない場合
5分休憩だからとスマホを開いて、
動画
SNS
ゲーム
などを始めると、休憩が長くなることがあります。
自分が戻れなくなるタイプなら、短い休憩では、
席を立つ
飲み物を取る
少し歩く
など、スマホを使わない休み方を試してみましょう。
分からない問題で集中が切れる場合
テスト勉強中に難しい問題へ当たり、
分からない
↓
長時間止まる
↓
スマホを見る
ということがあります。
そんなときは、
何が分からないのか
を確認します。
一定時間考えても分からなければ、
印をつける
↓
次へ進む
↓
あとで解説や教科書を確認する
という方法もあります。
一問だけで勉強時間を使い切らないようにしましょう。
間違えた問題を優先する
一度解けた問題を何度も解くより、
間違えた問題
自信がなかった問題
を確認したい場合があります。
問題集なら、
間違えたところに印をつける
方法があります。
そのあと、
印がある問題だけ確認する
と、復習する範囲を小さくできます。
暗記は小さく分ける
英単語や用語などを、
100個全部覚える
と考えると大きく感じることがあります。
例えば、
20個確認する
↓
隠して思い出す
↓
次の20個へ進む
という形です。
一度に全部覚えようとせず、小さなまとまりへ分けます。
読むだけで終わらせない
テスト前になると、
教科書を読む
ノートを見る
だけで長時間過ごすことがあります。
内容を覚えたい場合は、
一度読む
↓
本やノートを閉じる
↓
覚えていることを確認する
という方法もあります。
問題を解く、何も見ずに思い出すなど、実際に確認する時間を入れてみましょう。
テスト前日なのに集中できない場合
前日になると、
まだ終わっていない
間に合わない
と焦ることがあります。
そんなときほど、
全部やらないと
ではなく、
明日までに何を確認するか
を決めます。
残り時間を書き出し、その中で優先順位をつけてみましょう。
テスト前日に新しい範囲を増やしすぎない
前日になって、
この参考書も見たほうがいい
この動画も見たほうがいい
と新しい教材へ手を広げることがあります。
その結果、今まで勉強してきた内容の確認ができなくなる場合があります。
前日は、
間違えた問題
覚え切れていないところ
など、すでに勉強した内容を確認する方法もあります。
前日に完璧を目指しすぎない
時間が足りないときに、
全部100%にする
ことは難しい場合があります。
そんなときは、
重要なところから確認する
苦手なところを絞る
など、優先順位を決めます。
完璧にすることより、
残っている時間をどう使うか
を考えましょう。
テスト前日に夜更かししすぎない
テスト前日になると、
眠らずに勉強したほうがいい
と思うことがあります。
しかし、睡眠時間を削れば翌日に眠気を感じる可能性があります。
前日の遅れをすべて夜に取り戻そうとせず、
何時まで勉強するか
を決める方法があります。
テスト当日に問題へ取り組む時間も含めて考えてみましょう。
テスト当日に集中できない場合
テストが始まると、
失敗したらどうしよう
時間が足りないかもしれない
と考えることがあります。
そんなときは、
テスト全体
ではなく、
今の一問
へ意識を戻します。
一問終わったら次の一問へ進みます。
分からない問題で止まり続けない
テスト本番で難しい問題に当たると、
絶対に解かないと
と長時間止まる場合があります。
テストのルールや問題形式に合わせて、
いったん飛ばす
あとで戻る
という方法も考えます。
一問に時間を使いすぎて、解ける問題へ進めなくなることを避けましょう。
さっきの問題を引きずらない
一つの問題で間違えた気がすると、
あの答えでよかったかな
と次の問題を解きながら考えることがあります。
その問題へ戻れる時間があるなら、あとで確認できます。
今は、
次の問題
へ意識を向けます。
模試に集中できない場合
模試では、普段の勉強より長い時間問題を解くことがあります。
そのため、
途中から疲れる
後半で集中が切れる
ということもあるでしょう。
模試では、
試験時間全部を集中し続ける
と考えるのではなく、
今の問題
今の大問
へ意識を向けます。
模試の時間ばかり気になる場合
模試では残り時間も重要ですが、
あと何分?
と何度も時計を見ると、問題へ向ける時間が減ることがあります。
例えば、
大問ごとの目安時間
を事前に考えておき、節目で確認する方法があります。
ただし、実際の時間配分は試験や科目によって異なるため、自分が受ける模試に合わせて調整してください。
模試で一問に時間を使いすぎない
難しい問題へ集中しすぎると、その後の問題へ使う時間がなくなる場合があります。
過去の模試などを使って、
どこで次へ進むか
を練習しておく方法があります。
模試は、
すべて解くこと
だけではなく、
時間内にどのように問題を進めるか
を確認する機会として使うこともできます。
模試の後半で集中が切れる場合
模試後半になると疲れを感じる場合があります。
自宅で練習するときも、
本番と同じ時間
で問題を解いてみると、自分がどのあたりで集中しにくくなるか確認できます。
例えば、
前半は問題ない
60分を超えると焦る
などです。
本番前に自分の傾向を把握しておきましょう。
自宅受験の模試で集中できない場合
自宅で模試を受けると、
スマホ
テレビ
家族の生活音
休憩したくなる
など、本番会場にはないものが気になる場合があります。
可能であれば、
試験に必要なものだけ机へ置く
スマホを別の場所へ置く
テレビを消す
など、本番に近い状態を作ってみましょう。
自宅模試でも途中で答えを見ない
自宅受験では、
ちょっとだけ答えを見る
ことが簡単にできます。
しかし、本番の練習として受験しているなら、試験時間中は答えを確認せず、
分からない問題には印をつける
↓
次へ進む
という形にします。
終わったあとに答え合わせをします。
自宅模試は開始時間を決める
自宅だと、
あとでやろう
と開始時間がずれることがあります。
例えば、
10時になったら開始
と事前に決めます。
必要な教材や時計なども先に準備しておきましょう。
開始までの判断を減らします。
自宅模試の休憩も本番に合わせる
自宅受験だからと、
疲れたら好きなだけ休む
とすると、本番とは違う練習になります。
本番を想定した模試なら、指定された試験時間や休憩時間に合わせます。
ただし、体調が悪い場合などは無理をせず、自分の状態を優先してください。
模試を受ける目的を決める
模試の点数だけを見ると、
良い点を取らないと
と緊張することがあります。
しかし模試には、
現在の理解度を確認する
時間配分を確認する
苦手分野を見つける
といった使い方もあります。
本番の入試そのものではありません。
模試で見つかった課題を、その後の勉強へ使ってみましょう。
模試後に全部復習しようとしない
模試が終わったあと、
全問復習する
と考えると大きな作業になります。
例えば、
間違えた問題
分からなかった問題
時間が足りなかった問題
へ分けてみましょう。
その中から優先するものを決めて復習します。
集中できない自分を責めてテスト勉強を止めない
テスト前にスマホを見てしまったり、予定どおり進まなかったりすることがあります。
そこで、
もう間に合わない
と全部やめる必要はありません。
スマホを置き、
次の10分
から再開します。
失った時間を全部取り戻すのではなく、残っている時間を使います。
眠いときは無理に長時間続けない
テスト勉強中に強い眠気がある場合は、
集中力がない
だけと考えず、自分の状態も確認しましょう。
同じ文章を何度も読んでいるような状態なら、一度休憩する方法があります。
前日であっても、睡眠時間を削ることだけで勉強量を増やそうとしないことが大切です。
勉強中にスマホを触ってしまう場合は、勉強中のスマホ対策も参考にしてください。
Pomolikaでテスト勉強を小さく区切る
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
テスト勉強へ集中できないときは、
テスト範囲全部
を一度に進めるのではなく、
次の一教科
次の一範囲
へ時間を区切るために使う方法があります。
例えば、
数学を5ページすると決める
↓
スマホを離す
↓
Pomolikaを25分に設定する
↓
数学だけ進める
↓
タイマーが鳴ったら休憩する
↓
次は英語を進める
という流れです。
25分が長ければ10分や15分でも構いません。
反対に模試のような長時間の練習では、ポモドーロで試験そのものを途中で区切るのではなく、
模試前の勉強
模試後の復習
を区切る用途に使う方法があります。
まとめ
テスト勉強に集中できないときは、
テスト範囲全部を終わらせる
と考えるのではなく、次にすることを小さくしてみましょう。
例えば、
- テスト範囲を小さく分ける
- 最初にする教科を一つ決める
- 優先順位を決める
- 10分や25分で勉強を区切る
- スマホを手元から離す
- 分からない問題で止まり続けない
- 暗記する量を小さくする
- 前日は新しいことを増やしすぎない
- 模試では今の一問へ意識を向ける
- 自宅模試では本番に近い環境を作る
といった方法があります。
テスト前になるほど、
全部やらないと
と焦りやすくなります。
そんなときこそ、
次の25分は数学
次は英単語20個
と小さくしてみましょう。
模試なら、まず今の一問。
テスト勉強なら、まず次の一区切り。
残っている範囲全部ではなく、今できる一つから進めてみましょう。