集中できない勉強難しい問題集中力

難しい問題に集中できない?わからなくて手が止まるときの対処法

難しい問題がわからず集中できない、考えても手が止まってしまうときの対処法を紹介します。問題を小さく分ける、一定時間で区切る、基本へ戻る、解説を見るなど、難しい問題へ取り組みやすくする方法を解説します。

「難しい問題になると集中できない」「わからない問題を考えているうちに、別のことをしたくなる」。

勉強を始めても、

問題を読む

わからない

何をすればいいか考える

手が止まる

スマホを見る

ということがあります。

そんなとき、

もっと集中すれば解けるはず

と思うかもしれません。

しかし、問題が今の自分にとって難しすぎるなら、集中時間を増やすだけでは進まない場合があります。

そんなときは、

問題を小さくする

わかっているところまで書く

一定時間で区切る

基本へ戻る

といった方法を試してみましょう。

この記事では、難しい問題がわからず集中できないときの対処法を紹介します。

難しい問題に集中できないのはなぜ?

難しい問題で集中が切れる理由には、いくつかあります。

例えば、

  • 問題文の意味がわからない
  • 何を求めればいいかわからない
  • 使う公式がわからない
  • 前提知識が足りない
  • 一問に長く止まりすぎている
  • 間違えるのが嫌になっている
  • 解けないことに焦っている
  • 問題を大きなまま見ている

などです。

まず、

どこからわからないのか

を確認してみましょう。

「難しいから集中できない」と「集中できないから難しい」を分ける

問題が難しいと、

集中力がないから解けない

と思うことがあります。

しかし、

基本事項がまだ身についていない

問題の難易度が高すぎる

場合は、集中力だけの問題ではありません。

まず、

何がわからないのか

を確認します。

問題文の意味がわからない場合

問題を読んでも、

何を聞かれているのか分からない

ことがあります。

その場合は、いきなり解こうとせず、

条件

求めるもの

を分けてみましょう。

例えば、

与えられているもの

答えるもの

を紙に書きます。

問題文を短く言い換える

文章が長い場合は、

結局何を求める問題か

を一言で書いてみましょう。

例えば、

速度を求める

原因を説明する

という形です。

問題全体を小さくします。

わかっていることを書き出す

何もわからないと思っていても、

数字

条件

公式

など、わかる部分がある場合があります。

まず、それだけ書き出してみましょう。

頭の中だけで考え続けないようにします。

何がわからないかを書く

例えば、

公式は分かるけれど、どこに使うか分からない

という状態かもしれません。

「全部わからない」ではなく、

どこから分からないのか

を具体的にします。

一問に長く止まりすぎない

難しい問題で、

解けるまで絶対に進まない

とすると、長時間止まることがあります。

その結果、

疲れる

イライラする

集中が切れる

という流れになる場合があります。

一定時間考えたら、一度区切ってみましょう。

10分だけ考える

例えば、

10分だけ自分で考える

と決めます。

10分経っても進まなければ、

ヒントを見る

解説を見る

あとへ回す

と次の行動へ変えます。

一問だけで勉強時間を使い切らないようにします。

5分でもいい

難しい問題に慣れていないなら、

5分

でも構いません。

まず5分考える。

それで何も思いつかなければ、基本や解説を確認します。

時間を区切ることで、止まり続けることを防ぎます。

25分すべて同じ問題を考えない

ポモドーロで25分集中するときも、

25分間ずっと一問

に使う必要はありません。

例えば、

10分:考える

5分:解説確認

10分:解き直す

という使い方ができます。

時間だけでなく、作業内容も区切ります。

解説を見るのは負けではない

難しい問題で、

解説を見たら意味がない

と思うことがあります。

しかし、解説を見ることで、

どこで考え方が違ったか

を確認できます。

何時間も止まるより、必要なときに使ってみましょう。

解説は答えだけ見ない

解説を見るときは、

答え

だけを見るのではなく、

最初に何を考えたか

どの公式を使ったか

を確認します。

自分が止まった場所と比べてみましょう。

解説を読んだらもう一度解く

解説を読んで、

なるほど

と思って終わると、次に同じ問題が出たときに解けない場合があります。

一度解説を閉じて、もう一度自分で解いてみましょう。

すぐ答えを写さない

わからないからと、

解説をそのまま写す

だけでは、考え方を追えていない場合があります。

一行ごとに、

なぜここでこの式になる?

と確認してみましょう。

ヒントだけ見る

教材によっては、解答を見る前にヒントがあります。

その場合は、

まずヒントだけ

見る方法があります。

ヒントを見てもう一度考えます。

全部の解法を見る前に、自分で考える余地を残します。

基本問題へ戻る

難しい問題が解けない理由が、

基本が曖昧

な場合があります。

例えば、

応用問題

で止まっているなら、

同じ単元の基本問題

へ戻ってみましょう。

基本が解けるか確認します。

前の単元へ戻る

今の単元だけでなく、前提となる単元が分かっていない場合があります。

例えば、

二次関数

を解いていて、

一次関数

が曖昧ということもあります。

必要なら前へ戻ります。

戻ることは遠回りではありません。

公式を覚えているか確認する

公式を使う問題で、

公式そのものを思い出せない

なら、問題演習より先に公式を確認します。

そのあと、簡単な問題で使ってみましょう。

公式を覚えていても使い方が分からない場合

公式は覚えているけれど、

どの場面で使うか分からない

ことがあります。

その場合は、

例題

を確認します。

公式だけではなく、使われるパターンを見ます。

例題を一度解く

難しい問題の前に、同じ考え方を使う例題を解いてみましょう。

例題が解けたら、もう一度難しい問題へ戻ります。

問題の難易度を一段ずつ上げます。

難易度を下げる

今使っている問題集が難しすぎる場合があります。

評判の高い教材でも、自分に合うとは限りません。

基本問題が多い教材

へ一度変えてみましょう。

解ける問題を増やしてから戻ります。

難しい問題集を使うことを目標にしない

難しい教材を使っていると、

勉強している感じ

がすることがあります。

しかし、ほとんど解けず集中が切れているなら、効率がよいとは限りません。

今理解できる教材を使って構いません。

正答率を確認する

10問中1問しか解けない。

10問中7問解ける。

では、教材との相性が違います。

ほとんど解けないなら、少し難易度を下げることも考えてみましょう。

解けない問題だけを続けない

間違えた問題を復習することは大切ですが、

難問ばかり

を連続で解くと疲れる場合があります。

例えば、

基本問題

難しい問題

基本問題

と混ぜる方法があります。

一問解ける問題を挟む

難しい問題で止まったあと、

簡単な問題を一問

解いてみましょう。

そこから再び難しい問題へ戻ります。

勉強全体が「分からない」だけにならないようにします。

苦手教科で集中できない場合

数学。

物理。

現代文。

など、特定の教科だけ集中できない場合があります。

その場合は、

その教科が苦手

というだけでなく、

どの単元が苦手か

まで分けてみましょう。

教科全体を一つにしないようにします。

数学で手が止まる場合

数学では、

何から式を立てればいいか分からない

ことがあります。

まず、

条件を書く

求めるものを書く

使えそうな公式を書く

ところまで進めます。

答えまで一気に考えないようにします。

物理で集中できない場合

物理では、文章から状況を読み取る必要があります。

分からない場合は、

図を書く

方法があります。

物体。

力。

方向。

などを見える形にします。

頭の中だけで処理しないようにします。

現代文で集中できない場合

文章が長く、

何を読んでいるか分からなくなる

ことがあります。

一段落ごとに、

何について書いてあるか

を一言で確認してみましょう。

全文を一度に理解しようとしません。

英語長文で難しくて集中できない場合

英語長文では、

知らない単語

長い文

が続くと集中が切れることがあります。

一段落ずつ読みます。

分からない単語すべてで止まらず、文章全体の意味を追います。

難しすぎるなら教材を一段階下げることも考えます。

簿記など計算系で止まる場合

ルールが分からないまま問題を解くと、

何を仕訳すればいいか

分からないことがあります。

問題演習だけでなく、基本ルールや例題へ戻ります。

理解してから再び問題を解きます。

「分からない自分」にイライラしない

何度考えても分からないと、

なんでこんな問題もできないんだ

と思うことがあります。

その状態では、問題より自分への不満へ意識が向きます。

まず、

どこまで分かっているか

へ戻りましょう。

解けないことを能力全体の評価にしない

一問解けなかったことから、

自分は頭が悪い

と考える必要はありません。

今の問題が難しい。

前提知識が足りない。

という可能性があります。

問題と自分自身を分けて考えます。

間違えることを避けすぎない

間違えたくないと思うと、

答えを書く前に何度も考える

場合があります。

練習なら、一度答えを書いてみましょう。

間違えたら、その理由を確認できます。

とりあえず途中まで書く

答えが分からなくても、

ここまでは分かる

という部分を書きます。

例えば、

使う公式

条件

だけでも構いません。

何も書かない状態から抜けます。

仮の答えを出す

選択問題などでは、

今の時点ではこれ

と一度決めて先へ進む方法があります。

あとで戻ります。

一問で試験全体を止めないようにします。

テストでは飛ばす

試験中に難しい問題が出たら、後へ回す方法があります。

解ける問題を先に進めます。

時間が残ったら戻ります。

難問一問に時間を使いすぎないようにします。

問題へ印をつける

後回しにする場合は、

星印

などを付けます。

どこへ戻るか分かるようにします。

頭の中で覚え続けないようにします。

勉強中も後回しにしていい

試験だけでなく普段の勉強でも、

この問題はあとで

とできます。

一周目は基本問題。

二周目に難問。

という進め方もあります。

一周目で完璧を目指さない

問題集を一周するとき、

全部解けるまで進まない

とすると時間がかかります。

一度解いて、分からないものへ印をつけます。

あとで戻ります。

復習する問題を絞る

すべての問題を同じ回数復習する必要はありません。

間違えた問題

考え方が分からなかった問題

を中心にします。

自分が苦手なところへ時間を使います。

解説を読んでも分からない場合

解説そのものが難しいことがあります。

その場合は、

もっと簡単な教材

授業資料

先生や講師への質問

などを使います。

同じ解説を何度も読むだけで解決しない場合があります。

人に聞く

一定時間考えても分からないなら、

先生

講師

友人

などへ質問する方法があります。

質問するときは、

ここまでは分かった

ここから分からない

と伝えると聞きやすくなります。

質問内容を具体的にする

「全部分かりません」より、

この式になる理由が分かりません

と具体的にします。

自分でも何が分からないか整理できます。

質問する前に一度自分で考える

最初からすぐ答えを聞くのではなく、

5分

10分

程度は自分で考えてみましょう。

そのうえで質問すれば、解説も理解しやすくなる場合があります。

集中できる時間帯に難しい問題をする

夜になると疲れて難しい問題へ集中できないなら、

午前

午後の早い時間

などへ移す方法があります。

自分が比較的頭の働く時間へ難問を置きます。

疲れているときは基本問題へ変える

疲れている日に、

応用問題

ばかり解く必要はありません。

その日は、

基本問題

復習

へ変えても構いません。

難問は集中できる日に回します。

眠いときに難問を続けない

強い眠気があると、

考えがつながらない

場合があります。

一度休憩する。

今日は終える。

という選択肢もあります。

集中力だけで無理に押し切らないようにします。

スマホで逃げてしまう場合

難しい問題が出ると、

ちょっとスマホ

と逃げたくなることがあります。

問題を始める前に、スマホを離してみましょう。

例えば、

次の10分だけ別の場所へ置く

という方法があります。

調べ物で脱線する場合

難しい問題を調べるためにスマホやパソコンを使って、

解説を検索

別の記事

SNS

へ移る場合があります。

調べるものを決めてから検索します。

必要な情報を確認したら問題へ戻ります。

解説動画を見続けない

YouTubeなどで解説動画を見ると、

関連動画

を続けて見ることがあります。

必要な一本を見たら、

問題へ戻る

ところまでセットにします。

見ること自体で勉強を終えないようにします。

難しい問題の前に机を整える

難問へ取り組むときに、

スマホ

漫画

別の教材

が目に入ると逃げやすくなる場合があります。

今使うものだけ机へ置きます。

選択肢を減らします。

紙に書く

頭の中だけで考える問題でも、紙へ書くことで整理できる場合があります。

図。

条件。

思いついたこと。

を残します。

考えたことを見える形にします。

思考の跡を残す

途中まで考えて、

違うかも

と思って全部消すと、何を試したか分からなくなります。

失敗した方法も少し残しておきましょう。

同じことを繰り返すのを防げます。

一度離れて戻る

難しい問題を長く考えていると、

同じ考え

を繰り返す場合があります。

一度別の問題へ移ります。

少し時間を空けてから戻ってみましょう。

翌日に回してもいい

どうしても解けないなら、翌日にもう一度考える方法があります。

その日のうちに全部解決する必要はありません。

ただし、

どこまで考えたか

を残しておきましょう。

戻る場所をメモする

例えば、

公式までは分かった。式の立て方が不明

と書いておきます。

翌日はそこから始められます。

最初から考え直す必要を減らします。

難問だけで勉強時間を評価しない

一問に30分かかったから、

今日は全然進まなかった

と思うことがあります。

しかし、その問題から考え方を学んだなら進んでいます。

問題数だけでなく、何を理解したかも見てみましょう。

解けなかった問題も学習になる

自力で解けなかったとしても、

どこで止まったか

どう考える問題だったか

が分かれば、次につながります。

正解したかだけで評価しないようにします。

難しい問題ばかり選ばない

学習では、

少し難しい問題

解ける問題

を混ぜる方法があります。

毎回難問だけではなく、基本も確認します。

学習全体の負荷を調整します。

難しい問題に挑戦する目的を確認する

その問題は、

試験に必要

なのか、

発展問題として挑戦している

のかで優先度が違います。

今やる必要がない難問なら、後へ回すこともできます。

捨てる問題を決める場合もある

試験対策では、限られた時間の中で全部の難問を解けるようにする必要がない場合もあります。

必要な得点や出題傾向を見て、

優先する問題

を決めます。

難問一問へ時間を使いすぎないようにします。

何を勉強すべきか分からない場合

難しい問題ばかり解けないなら、

今の学習順序

そのものが合っていない可能性があります。

基本。

例題。

標準問題。

応用問題。

の順になっているか確認してみましょう。

学習段階を一つ戻す

応用で止まるなら標準。

標準で止まるなら基本。

というように戻ります。

理解できるところからもう一度進めます。

「集中力を鍛える」より「問題を適切な難しさにする」

難問に集中できないと、

もっと集中力を鍛えないと

と思うことがあります。

しかし、難易度が合っていないなら、集中力だけを鍛えても進まない場合があります。

問題の難しさを調整してみましょう。

まず解けるところまで小さくする

難しい問題全体ではなく、

問題文を読む

条件を書く

公式を一つ選ぶ

というところまで小さくします。

一つできたら次へ進みます。

教科全体への苦手意識が強い場合は、苦手教科に集中できないときの対処法も参考にしてください。

Pomolikaで難問に止まる時間を決める

Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。

難しい問題に集中できないときは、

解けるまで何時間でも考える

のではなく、

考える時間を区切る

ために使う方法があります。

例えば、

難しい問題を一問選ぶ

スマホを離す

Pomolikaを10分に設定する

10分だけ自分で考える

進まなければヒントや解説を見る

もう10分で解き直す

という流れです。

また、

15分:基本問題

15分:難しい問題

と分ける方法もあります。

10分で何も進まなかったからと、

集中力がない

と考える必要はありません。

今の問題が難しすぎるなら、基本へ戻ります。

タイマーを、

無理に難問へ粘り続けるため

ではなく、

次の行動へ切り替えるため

に使ってみましょう。

Pomolikaのタイマーを使う

まとめ

難しい問題がわからず集中できないときは、

もっと長く考える

ことだけが対処法ではありません。

例えば、

  • 何がわからないのかを具体的にする
  • 条件と求めるものを書き出す
  • わかっているところまで書く
  • 一問に使う時間を決める
  • 一定時間でヒントや解説を見る
  • 解説を見たあとに自分でもう一度解く
  • 基本問題や前の単元へ戻る
  • 難しすぎる教材なら難易度を下げる
  • 集中できる時間帯に難問をする
  • 一問で止まり続けず、あとへ回す

といった方法があります。

難しい。

わからない。

手が止まる。

その状態で、

もっと集中しないと

と粘り続けなくても構いません。

まず10分考える。

わかるところまで書く。

それでも進まなければ、ヒントを見る。

必要なら基本へ戻る。

難しい問題に集中できないときは、集中時間より問題の難しさと学習段階を調整することから考えてみましょう。