集中できない苦手教科勉強集中力

苦手教科に集中できない?勉強を始めてもすぐ嫌になるときの対処法

苦手教科に集中できない、勉強を始めてもすぐ嫌になるときの対処法を紹介します。勉強範囲を小さくする、分からない場所を特定する、短時間から始めるなど、苦手な科目を少しずつ進める方法を解説します。

「苦手教科になると集中できない」「得意な科目なら勉強できるのに、苦手科目を開くとすぐスマホを見てしまう」。

勉強を始めても、

問題を見る

分からない

考えるのが嫌になる

別のことをする

ということがあります。

その結果、

自分は集中力がない

と思うかもしれません。

しかし、得意教科なら集中できているのであれば、

集中力そのもの

ではなく、

苦手教科のどこから分からないのか

を確認したほうがよい場合があります。

苦手教科では、

一時間頑張る

より、

次の一問を理解する

ところまで小さくしてみましょう。

この記事では、苦手教科に集中できないときの対処法を紹介します。

苦手教科になると集中できないのはなぜ?

苦手教科へ集中できない理由は一つとは限りません。

例えば、

  • 問題を見ても解き方が分からない
  • 前の単元を理解できていない
  • 間違えることが多い
  • 勉強しても点数が上がらない
  • 苦手だと思うだけでやる気がなくなる
  • 得意教科を先にやりたくなる
  • 難しい問題へ長時間止まっている
  • 勉強範囲が広すぎる
  • テストが近く焦っている

などがあります。

まず、

苦手だから集中できない

だけで終わらせず、

何を始めると手が止まるのか

を確認してみましょう。

「集中できない」と「分からない」を分ける

苦手教科を勉強していると、

集中できない

と感じることがあります。

しかし実際には、

問題文を読む

何をすればいいか分からない

手が止まる

という状態かもしれません。

この場合、

もっと集中しよう

としても問題は進みません。

まず、

何が分からないのか

を探してみましょう。

どこから分からないのか確認する

例えば数学なら、

数学が苦手

では範囲が広すぎます。

その中でも、

二次関数が分からない

さらに、

平方完成のやり方で止まる

というところまで小さくできます。

英語なら、

英語が苦手

ではなく、

単語が分からない

文法が分からない

長文になると内容を追えない

などに分けられます。

苦手教科全体ではなく、具体的な一か所を探してみましょう。

前の内容へ戻る

今勉強している内容が分からない場合、その前に必要な内容を理解できていないことがあります。

そんなときは、

今の問題を何時間も考える

のではなく、教科書や参考書の前の部分へ戻る方法があります。

例えば、

例題

基本問題

から確認します。

難しい問題へ集中できないときほど、一段階簡単な問題へ戻ってみましょう。

基本問題から始める

苦手教科だからと、

難しい問題をたくさん解かないと克服できない

と考える必要はありません。

まず、

解き方が分かる問題

から始めます。

一問解けたら次の一問。

少しずつ難易度を上げます。

何も分からない状態で長時間粘るより、できるところから進めてみましょう。

一問だけやる

苦手教科を前にすると、

これから問題集10ページ

というだけで嫌になることがあります。

そんなときは、

一問だけ

にします。

一問解いて、

もう一問できそう

と思ったら続けます。

最初から大量の範囲を見ないようにしましょう。

5分だけ始める

苦手教科の教材を開くこと自体が嫌なら、

5分だけ

と決めても構いません。

例えば、

5分:物理の例題を読む

という形です。

5分経ったら、

続ける

一度やめる

を決めます。

まず勉強を始めるところまで小さくします。

10分だけ苦手教科をする

5分では短い場合は、

10分

にします。

例えば、

10分:数学

一区切り

です。

10分間ですべて理解する必要はありません。

一問進んだ。

一つ分かった。

それだけでも構いません。

25分が長ければ無理にやらない

ポモドーロ・テクニックでは25分という時間がよく使われます。

しかし苦手教科では、25分を長く感じる場合があります。

そんなときは、

10分

15分

に変更して構いません。

大切なのは、

25分耐えること

ではなく、

苦手教科へ実際に取り組むこと

です。

得意教科の間に苦手教科を入れる

苦手教科を一時間続けることが難しいなら、

得意教科

苦手教科

得意教科

と分ける方法があります。

例えば、

25分:英語

休憩

15分:物理

休憩

25分:英語

という形です。

苦手教科だけを長時間続けなくても構いません。

最初に苦手教科を少しだけやる

苦手教科を毎回最後へ回すと、

今日は疲れたから明日

となる場合があります。

その場合は、

勉強開始後の10分だけ苦手教科

という方法があります。

例えば、

最初に数学を10分

そのあと得意教科

という形です。

完全に後回しにしない仕組みを作ります。

得意教科から始める方法もある

反対に、苦手教科から始めると勉強そのものを開始できない人もいます。

その場合は、

得意教科を10分

苦手教科へ移る

という方法もあります。

どちらが正しいというわけではありません。

自分が実際に勉強を始めやすい順番を使いましょう。

苦手教科を一日の最後に残さない

夜になって、

あとは苦手な物理だけ

となると、疲れも重なってさらに始めにくくなることがあります。

可能なら、比較的まだ疲れていない時間に少しだけ進めてみましょう。

苦手教科を、

最後にまとめて処理するもの

にしないようにします。

分からない問題で長時間止まらない

苦手教科では一問に時間を使いやすくなります。

例えば、

10分考える

分からない

さらに20分考える

という状態です。

ある程度考えても方針が分からないなら、

解説を見る

教科書へ戻る

質問するために印をつける

など、次の行動へ変えてみましょう。

解説を見ることを失敗にしない

問題を自力で解けないと、

答えを見るのは負け

と思うことがあります。

しかし、勉強では解き方を理解することも必要です。

分からないまま長時間止まり続けるより、

解説を確認する

閉じる

もう一度自分で解く

という方法があります。

解説を読んで終わりにせず、あとでもう一度試してみましょう。

解説を読んでも分からない場合

解説を読んでも、

何をしているのか分からない

場合があります。

その場合は、さらに前の内容へ戻る必要があるかもしれません。

例えば、

公式の意味

基本的な計算

前の単元

です。

今の問題だけを見続けず、必要な基礎まで戻ってみましょう。

「苦手」という言葉を大きくしすぎない

何度か問題を間違えると、

私は物理が苦手

現代文が苦手

と思うことがあります。

しかし教科全体ではなく、

特定の問題形式だけ苦手

な場合もあります。

例えば現代文なら、

評論は苦手だけど小説は読める

ということもあります。

教科全体ではなく、苦手な範囲を小さく確認してみましょう。

苦手教科で点数が上がらない場合

勉強しているのに点数が上がらないと、

やっても意味がない

と集中しにくくなることがあります。

そんなときは、点数だけでなく、

前は解けなかった一問が解けた

覚えた公式が増えた

など、小さな変化も確認してみましょう。

テスト結果だけではなく、理解できる範囲が増えているかも見ます。

間違えた問題を記録する

苦手教科では、

同じ種類の問題を何度も間違える

ことがあります。

問題へ印をつけるなどして、

間違えた問題

を分かるようにしておきましょう。

あとから、

この問題だけもう一度

と復習しやすくなります。

全部を毎回やり直す必要を減らせます。

一回で理解しようとしない

苦手な内容を一度勉強して、

まだ分からない

と感じることがあります。

一回で完全に理解する必要はありません。

例えば、

一回目:解説を読む

二回目:自分で解く

三回目:翌日にもう一度

というように、複数回触れる方法があります。

一回の集中時間ですべて解決しようとしないようにしましょう。

復習する日を作る

新しい問題ばかり進めると、以前分からなかった問題がそのままになることがあります。

例えば、

週末に間違えた問題だけ確認する

方法があります。

苦手教科では、

新しく進む

だけではなく、

戻って確認する

時間も作ってみましょう。

苦手教科だけ勉強時間が長くなる場合

得意教科なら30分で終わる課題が、苦手教科では1時間以上かかる場合があります。

そのため、

こんなに時間がかかる

と嫌になることがあります。

時間だけで比べず、

難しい内容へ取り組んでいる

ことも考えてみましょう。

必要なら一度区切って、あとから続きを行います。

タイマーがプレッシャーになる場合

苦手教科で、

25分以内にここまで終わらせないと

と時間制限を作ると、焦ってさらに考えられなくなることがあります。

その場合は、

25分で終わらせる

ではなく、

25分経ったら一度休む

ためにタイマーを使います。

時間内に何問解けるかを競わないようにしましょう。

スマホへ逃げてしまう場合

苦手な問題が出ると、

少し休もう

とスマホを見ることがあります。

そして、

SNS

動画

へ移り、そのまま勉強へ戻れなくなる場合があります。

苦手教科をする短い時間だけでも、

スマホを机から離す

方法があります。

まず10分だけスマホなしで取り組んでみましょう。

分からないことをスマホで調べて脱線する場合

苦手教科では検索する機会も増えます。

例えば、

公式を調べる

検索結果を見る

別の記事を見る

ということがあります。

必要な調べ物なら行います。

ただし、勉強と関係のないものへ移りやすいなら、

分からないところをまとめてあとで調べる

方法もあります。

先生や人に聞く

一人で何度考えても分からない場合は、

先生

塾の講師

など、質問できる相手へ聞く方法があります。

質問するときは、

全部分かりません

ではなく、

ここまでは分かったけど、この式から分からない

というように、自分が止まった場所を伝えてみましょう。

質問する場所をメモしておく

勉強中に分からない問題が出ても、すぐ質問できないことがあります。

そんなときは、

質問

と印をつけます。

そのまま次へ進み、あとでまとめて確認します。

分からない一問で勉強全体を止めないようにしましょう。

苦手教科の教材が難しすぎないか

問題集へほとんど歯が立たない場合、

集中力

ではなく、

教材の難易度

が合っていない可能性もあります。

今使っている教材より基本的な内容へ戻る方法があります。

簡単な問題を解けるようにしてから、もう一度戻ってみましょう。

教材を増やしすぎない

苦手教科だからと、

別の参考書なら分かるかも

と次々買ったり探したりすることがあります。

その結果、

どれを使えばいいか分からない

状態になる場合があります。

まず一つの教材を使い、

どこが分からないか

を確認してみましょう。

必要になったら補助教材を使います。

現代文に集中できない場合

現代文では、長い文章を読んでいる途中で、

何の話か分からなくなる

ことがあります。

その場合は、

一段落ずつ読む

段落の内容を一言で確認する

など、文章を小さくしてみましょう。

現代文の場合は、文章の読み方そのものを中心にした対策ができます。

物理に集中できない場合

物理では、

公式は覚えているけれど問題で使えない

何を求めればいいか分からない

ということがあります。

その場合は、

与えられている値

求めるもの

使えそうな法則

を書き出す方法があります。

物理では、問題を小さく分解する方法を中心に考えるとよいでしょう。

計算に集中できない場合

計算問題を続けていると、

単調で飽きる

途中で数字を間違える

どこまで計算したか分からなくなる

ことがあります。

そんなときは、

問題数を小さく区切る

途中式を書く

などの方法があります。

計算そのものへの集中については、別の記事で詳しく扱えます。

受験勉強全体の優先順位については、受験生が勉強に集中できないときの対処法も参考にしてください。

Pomolikaで苦手教科を短くする

Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。

苦手教科へ集中できないときは、

25分頑張る

ためではなく、

苦手教科を始められる長さまで小さくする

ために使う方法があります。

例えば、

物理の例題を一問すると決める

スマホを離す

Pomolikaを10分に設定する

10分だけ取り組む

分からなければ場所をメモする

タイマーが鳴ったら一度休憩する

という流れです。

10分できるようになったら、

15分

25分

へ伸ばしても構いません。

重要なのは、

苦手教科を長時間耐えること

ではありません。

一問理解する。

一つ分からない場所を見つける。

そこまで進めば、次の勉強につながります。

Pomolikaのタイマーを使う

まとめ

苦手教科に集中できないときは、

もっと集中力をつけないと

と考える前に、何が勉強を止めているのか確認してみましょう。

例えば、

  • 「集中できない」と「分からない」を分ける
  • どこから分からないのか具体的にする
  • 必要なら前の内容へ戻る
  • 基本問題から始める
  • 一問だけ取り組む
  • 5分や10分など短い時間から始める
  • 難しい問題で長時間止まりすぎない
  • 解説を見たあと自分でもう一度解く
  • 間違えた問題をあとから復習する
  • スマホを手元から離す

といった方法があります。

苦手教科全部を見ると、大きく感じます。

しかし、今することは、

次の一問

だけにできます。

分からなければ、どこが分からないかを探す。

必要なら一つ前へ戻る。

そして、まず10分だけ取り組む。

苦手教科を一気に克服しようとせず、一問ずつ進めてみましょう。