「受験生なのに勉強へ集中できない」「大学受験が近づいているのに、思ったように勉強が進まない」。
受験期になると、
英語もやらないと
数学も終わっていない
共通テスト対策もしないと
過去問も進めないと
と、やることが一気に大きく見えることがあります。
その結果、
何から始めればいいか分からない
↓
スマホを見る
↓
焦る
↓
さらに勉強へ集中できなくなる
ということもあるでしょう。
そんなときは、
受験勉強全部
を見るのではなく、
今日すること
さらに、
次の30分ですること
まで小さくしてみましょう。
この記事では、受験生なのに勉強へ集中できないときの対処法を紹介します。
受験生なのに集中できないのはなぜ?
受験生が勉強へ集中できない理由は一つとは限りません。
例えば、
- 勉強しなければならない範囲が広い
- 何から始めればいいか分からない
- 苦手科目を後回しにしている
- スマホが気になる
- 模試の結果が気になる
- 志望校へ合格できるか不安
- 周囲の受験生と比較してしまう
- 長時間勉強しようとしている
- 疲れている
- 眠い
- 同じ科目を長く続けている
などがあります。
まず、
自分には受験生としての自覚がない
などと考えるのではなく、
何が勉強を止めているのか
を確認してみましょう。
「受験勉強をする」では大きすぎる
受験生になると、
今日は受験勉強をする
と考えることがあります。
しかし、受験勉強には、
英単語
英文法
長文
数学
国語
理科
社会
過去問
など、さまざまなものがあります。
そのため、
受験勉強
という一つの大きな作業として考えないようにしましょう。
例えば、
英単語を30個確認する
数学を5問解く
長文を1題解く
など、具体的にします。
今日することを絞る
受験までに必要なことを全部見ると、量が大きく感じます。
そこでまず、
今日すること
へ範囲を小さくします。
例えば、
- 英単語30個
- 数学10問
- 英語長文1題
- 日本史5ページ
という形です。
そして、その中から、
最初にする一つ
を選びます。
一日の予定すべてを同時に考えながら勉強する必要はありません。
次の一科目だけを見る
数学をしているのに、
英語もやらないと
と考えることがあります。
そのたびに教科を変えると、どちらも途中になります。
例えば、
今は数学
↓
終わったら英語
と順番を決めます。
英語が気になったら、
次にする予定
として数学へ戻りましょう。
まず10分だけ始める
受験生になると、
毎日何時間も勉強しないと
と思うことがあります。
しかし、机へ向かうこと自体が難しいなら、
まず10分
から始めても構いません。
例えば、
10分:英単語
と決めます。
10分終わったら、
もう10分続ける
別の科目へ移る
一度休憩する
と決めます。
最初から一日の勉強時間全部を考えないようにします。
25分で勉強を区切る
ある程度まとまった時間で勉強できるなら、
25分集中
↓
5分休憩
というように時間を区切る方法があります。
例えば、
25分:数学
↓
5分:休憩
↓
25分:英語
という形です。
受験までの残り日数ではなく、
次の25分
へ意識を向けます。
25分集中できないなら短くする
受験生だからといって、
25分すら集中できないのはまずい
と考える必要はありません。
今は集中しにくいなら、
10分
15分
でも構いません。
重要なのは、
長時間集中できる自分になること
ではなく、
必要な勉強を実際に進めること
です。
逆に25分では短い場合もある
数学の問題演習や英語長文では、25分で途中になる場合があります。
その場合は、
40分
50分
などへ伸ばしても構いません。
自分が取り組んでいる勉強に合わせて時間を調整します。
時間設定そのものを目標にしないようにしましょう。
スマホが気になって集中できない場合
受験勉強中に、
通知を見る
↓
SNSを見る
↓
動画を見る
↓
勉強へ戻れない
ということがあります。
集中する時間だけでも、
スマホを机から離す
カバンへ入れる
別の部屋へ置く
など、すぐ触れない状態を作ってみましょう。
スマホを見ないように我慢し続けるより、最初から距離を取る方法があります。
スマホをタイマーにしない
勉強時間を測るためにスマホを使っていると、
残り時間を見る
↓
通知を見る
↓
別のアプリを開く
ということがあります。
スマホが脱線のきっかけになるなら、
パソコンのWebタイマー
時計
など、別の方法で時間を測ることもできます。
勉強中にスマホを触る理由を減らしましょう。
休憩中にスマホを見ると戻れない場合
5分休憩のつもりでスマホを開き、
SNS
動画
などを見ていると、そのまま勉強へ戻れなくなることがあります。
自分が戻りにくいと分かっているなら、短い休憩では、
席を立つ
飲み物を取る
少し歩く
など、スマホ以外の休み方を試してみましょう。
模試の結果が気になって集中できない場合
受験期には模試を受ける機会があります。
結果を見て、
判定が悪かった
志望校に届いていない
と気になることもあるでしょう。
しかし、その結果について考え続けるだけでは次の勉強は進みません。
例えば、
英語長文で点を落としている
なら、
長文を1題復習する
というように、結果を次の作業へ変えてみましょう。
模試の結果を全部直そうとしない
模試を見ると、
英語も足りない
数学も悪い
国語も直したい
と課題が大量に見えることがあります。
それを全部一度に改善しようとすると、何から始めればいいか分からなくなります。
例えば、
今週は数学のこの単元
というように、一つずつ優先順位を決めてみましょう。
志望校のことを考えすぎて集中できない場合
勉強していると、
このままで合格できるかな
と考えることがあります。
まだ結果が決まっていない段階では、考え続けても答えが出ないことがあります。
そんなときは、
今できること
へ戻ります。
例えば、
次の数学5問
次の英単語30個
です。
合否ではなく、今の一作業へ範囲を小さくします。
周囲の受験生と比べすぎない
SNSや学校、塾などで、
毎日10時間勉強した
過去問で○点取った
といった話を見ることがあります。
すると、
自分は全然できていない
と焦る場合があります。
しかし、同じ勉強時間でも内容は異なります。
他人の勉強時間ではなく、
自分が今日何を進めるか
へ戻りましょう。
勉強時間だけで評価しない
受験生になると、
今日は何時間勉強したか
を気にすることがあります。
もちろん時間を見る方法もありますが、
数学を何問進めたか
英単語を何個確認したか
過去問を何題復習したか
など、内容も確認してみましょう。
長時間机に座っていることだけが勉強ではありません。
難しい問題で止まり続けない
受験問題では、簡単には解けない問題も出てきます。
一問へ長時間使い、
分からない
↓
焦る
↓
別のことをする
という状態になる場合があります。
一定時間考えても分からないなら、
印をつける
↓
解説を確認する
↓
あとでもう一度解く
という方法があります。
問題一つでその日の勉強全部を止めないようにします。
分からない原因を小さくする
「数学が分からない」では範囲が広すぎます。
例えば、
数列の漸化式で止まる
など、具体的にします。
英語なら、
長文が読めない
ではなく、
単語が分からないのか
文構造を追えないのか
などを確認します。
何が分からないのかが分かれば、次にする勉強も決めやすくなります。
苦手科目を後回しにし続けない
苦手な科目ほど、
あとでやろう
となることがあります。
そして夜になり、
結局今日もできなかった
となる場合があります。
その場合は、
一日の最初に10分だけ苦手科目
という方法もあります。
全部終わらせる必要はありません。
まず少しだけ進めます。
得意科目から始める方法もある
反対に、机へ向かうこと自体が難しいなら、
得意科目を10分
から始める方法もあります。
勉強を始める流れを作ってから、苦手科目へ移ります。
苦手科目から始めるか、得意科目から始めるかは、自分が実際に勉強を開始しやすいほうを選びましょう。
過去問が重くて始められない場合
過去問を見ると、
本番と同じ時間を確保しないと
と思い、なかなか始められないことがあります。
本番形式で解く日とは別に、
大問一つだけ解く
昨日解いた問題を復習する
など、小さく取り組む方法もあります。
過去問演習と過去問復習を分けてみましょう。
本番形式と復習を分ける
本番形式で問題を解くときは、試験時間に合わせて取り組みます。
一方、復習まで同じ日に一気に行おうとすると長くなることがあります。
例えば、
午前:本番形式
午後:間違えた問題を復習
など、作業を分けます。
今は何をする時間なのかを明確にしましょう。
受験までの日数を毎日数えすぎない
受験が近づくと、
あと100日
あと50日
と残り日数が気になります。
残り日数を確認して計画を作ることはできますが、勉強中にもずっと、
あと○日しかない
と考えていると、目の前の問題へ集中しにくくなる場合があります。
計画を確認したら、
今日すること
へ戻りましょう。
予定が遅れていて焦る場合
予定より勉強が進まないと、
もう間に合わない
と感じることがあります。
そんなときは、古い予定へ無理に追いつこうとするのではなく、
今から受験までに何を優先するか
を見直す方法があります。
必要なら学校や塾の先生などへ相談することもできます。
12月になって集中できなくなる場合
受験が近づく時期になると、
本番が現実的に感じられる
やることが多く見える
など、焦りが強くなることがあります。
そんなときほど、
12月中に全部完成させる
と大きく考えるのではなく、
今日は何をするか
へ戻します。
時期に合わせた学習計画は必要ですが、勉強する瞬間には次の一作業へ意識を向けましょう。
共通テストが近くて集中できない場合
共通テストが近づくと、
本番で点を取れるか
時間内に終わるか
などが気になることがあります。
本番形式の演習では試験時間に合わせる必要があります。
一方、普段の復習まで常に長時間で行う必要はありません。
例えば、
間違えた大問だけ復習する
など、演習と復習を分けてみましょう。
二次試験まで考えて焦らない
共通テスト対策をしている途中で、
二次試験の勉強もやらないと
と気になることがあります。
複数の試験を同時に考え続けると、今の勉強へ集中しにくくなります。
学習計画で優先順位を決めたら、
今はこの対策
と一つへ戻りましょう。
恋愛や人間関係が気になる場合
受験生でも、勉強以外のことを考えることはあります。
例えば、
好きな人
友人関係
メッセージ
などです。
勉強中に気になるなら、
今は25分勉強
終わったら確認
というように時間を分ける方法があります。
完全に考えないことを目標にする必要はありません。
勉強中に雑念が出たら戻る
受験期には、
合格
将来
学校
など、さまざまなことを考える場合があります。
別のことを考えていたと気づいたら、
また集中できなかった
とその日の勉強を諦める必要はありません。
今していた問題へ戻ります。
一度も集中が切れないことではなく、
切れたあとに戻ること
を繰り返しましょう。
疲れている日は勉強内容を調整する
毎日受験勉強を続けていると、疲れている日もあります。
そんな日に難しい問題が進まないなら、
英単語
復習
暗記内容の確認
など、比較的取り組みやすいものへ変える方法があります。
すべての日に同じ負荷で勉強する必要はありません。
眠い状態で長時間勉強し続けない
眠くて文章が頭へ入らない状態で、
受験生だからまだやらないと
と夜遅くまで続けることがあります。
しかし、翌日の勉強もあります。
眠気が強い場合は、勉強時間だけではなく睡眠や休息についても確認しましょう。
集中できなかった一日を引きずらない
受験期に一日ほとんど勉強できないと、
貴重な一日を無駄にした
と焦ることがあります。
しかし、翌日までそのことを考え続けても勉強時間は戻りません。
その日の反省が必要なら簡単に確認し、
次に何をするか
を決めます。
一日単位ではなく、次の一区切りから再開しましょう。
浪人生の場合は一日の区切りを作る
浪人生の場合、学校の授業などが少なく、自分で一日の勉強時間を組むことがあります。
時間が多いからこそ、
いつでも勉強できる
↓
あとで始める
となる場合があります。
その場合は、
午前の勉強
午後の勉強
など、一日に区切りを作る方法があります。
浪人生の集中できない悩みについては、生活リズムや一日の組み方まで含めて別記事で詳しく扱えます。
受験生だから一日中集中する必要はない
受験生になると、
朝から夜までずっと集中しないといけない
と思うことがあります。
しかし、食事や休憩も含めて一日を過ごします。
勉強時間についても、
一日中集中
ではなく、
集中時間を何回作るか
と考えてみましょう。
例えば、
25分集中
↓
休憩
を繰り返す方法があります。
学校段階に合わせた工夫は、高校生が勉強に集中できないときの対処法も参考にしてください。
Pomolikaで受験勉強を一回ずつ進める
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
受験勉強へ集中できないときは、
受験までにやること全部
を見るのではなく、
次の一回
へ集中するために使う方法があります。
例えば、
数学を5問すると決める
↓
スマホを離す
↓
Pomolikaを25分に設定する
↓
数学だけ進める
↓
タイマーが鳴ったら一度休憩する
↓
次の勉強を決める
という流れです。
25分が長ければ10分や15分。
問題演習で短ければ40分や50分など、自分の勉強へ合わせて変更します。
受験まであと何日あるかではなく、
次の25分で何をするか
へ意識を小さくしてみましょう。
まとめ
受験生なのに勉強へ集中できないときは、
もっと長時間勉強しないと
と考えるだけではなく、受験勉強を小さくしてみましょう。
例えば、
- 「受験勉強」ではなく具体的な作業を決める
- 今日することを絞る
- 次の一科目だけを見る
- 10分や25分など時間を区切る
- スマホを手元から離す
- 模試の結果を次の勉強へ変える
- 周囲の勉強時間と比べすぎない
- 難しい問題で止まり続けない
- 過去問演習と復習を分ける
- 疲れや眠気が強い日は勉強内容を調整する
といった方法があります。
大学受験を見ると、
やることが多すぎる
と感じることがあります。
しかし、そのすべてを今この瞬間にする必要はありません。
数学を5問。
英単語を30個。
まず25分。
受験全体ではなく、次の一回の勉強から進めてみましょう。