「中学生になってから勉強に集中できない」「机に向かってもスマホを見てしまい、勉強が進まない」。
中学生になると、
学校の授業
宿題
定期テスト
部活動
など、小学生のころより自分で時間を使って勉強する場面が増えてきます。
一方で、
勉強を始める
↓
スマホを見る
↓
別のことを考える
↓
気づけば時間が過ぎている
ということもあります。
そんなときは、
もっと長時間集中しないと
と考えるより、
次にする勉強を一つ決める
スマホから距離を取る
短い時間で区切る
といった方法を試してみましょう。
この記事では、中学生が勉強に集中できないときに試したい方法を紹介します。
中学生が勉強に集中できないのはなぜ?
勉強に集中できない理由は一つとは限りません。
例えば、
- スマホが気になる
- 動画やゲームを見たい
- 何を勉強すればいいか分からない
- 問題が難しい
- 勉強時間を長く設定しすぎている
- 部活のあとで疲れている
- 眠い
- テスト範囲が広くて何から始めればいいか分からない
- 苦手教科を後回しにしている
- 周囲の音が気になる
などがあります。
まず、
勉強のどこで止まっているのか
を確認してみましょう。
「勉強する」だけではなく内容を決める
勉強を始めるときに、
今日は勉強する
とだけ決めても、何から始めればいいか分からないことがあります。
そこで、
数学の問題を5問解く
英単語を20個確認する
理科の教科書を3ページ読む
など、具体的にします。
何をするか決めてから机に向かうと、最初の作業を選ぶ時間を減らせます。
勉強を小さく分ける
定期テスト前に、
数学を全部やる
英語を全部覚える
と考えると、範囲が大きく見えることがあります。
例えば、
数学のワーク10ページ
ではなく、
まず2ページ
と分けます。
英単語なら、
100個覚える
ではなく、
まず20個
にします。
勉強全体ではなく、
次に終わらせる小さな範囲
を決めてみましょう。
まず10分だけ勉強する
勉強を始められないときは、
これから2時間勉強する
と考えなくても構いません。
まず、
10分だけ
始めてみましょう。
例えば、
10分:数学
と決めます。
10分終わったら、
もう10分続ける
一度休憩する
と判断します。
長時間集中することより、まず勉強を始めることを優先します。
25分集中して休憩する方法もある
もう少しまとまった時間で勉強できるなら、
25分集中
↓
5分休憩
というように、時間を区切る方法があります。
例えば、
25分:数学
↓
5分:休憩
↓
25分:英語
という形です。
終了時間が分かっていれば、
ずっと勉強しないといけない
と感じにくくなります。
25分集中できないなら短くしていい
25分経つ前に集中が切れてしまう場合は、
自分は集中力がない
と考える必要はありません。
例えば、
10分
15分
などから始めても構いません。
慣れてきたら時間を少し長くする方法もあります。
25分という数字より、
決めた時間に一つの勉強をする
ことを優先しましょう。
スマホが気になって集中できない場合
中学生の勉強で大きな誘惑になりやすいのがスマホです。
勉強中に、
通知を見る
↓
メッセージを確認する
↓
SNSを見る
↓
動画を見る
となると、勉強へ戻るまでに時間がかかります。
集中したい時間だけでも、
スマホを机から離す
カバンへ入れる
別の部屋へ置く
など、手の届きにくい場所へ置く方法があります。
スマホをタイマーにすると気になる場合
勉強時間を測るためにスマホを使っていても、
タイマーを見るために画面を開く
↓
通知を見る
ということがあります。
スマホを見ること自体が勉強を止めるきっかけになるなら、パソコンや別のタイマーを使う方法もあります。
勉強中にスマホを操作する回数を減らしてみましょう。
休憩でスマホを見ると戻れない場合
5分休憩のつもりでスマホを見ると、
SNSを見る
↓
動画を見る
↓
気づけば20分経っている
ということがあります。
スマホを見ると戻りにくいなら、短い休憩では、
席を立つ
飲み物を取る
少し体を動かす
など、別の休み方を試してみましょう。
スマホは勉強が一区切りしたあとに見る方法もあります。
テスト前に集中できない場合
定期テスト前は、
数学もやらないと
英語も覚えないと
理科も終わっていない
と、複数の教科が気になることがあります。
そんなときは、一度テスト範囲を書き出します。
例えば、
数学:ワーク20〜30ページ
英語:単語1〜100
理科:教科書30〜45ページ
という形です。
その中から、
今からすることを一つ
選びます。
テスト範囲を日ごとに分ける
テスト直前に全部を見るのではなく、
今日はここまで
と分ける方法があります。
例えば数学のワークが20ページあるなら、
1日5ページ
などです。
予定どおり進まない日もあるため、余裕を持って分けておきます。
毎日、
テスト範囲全部
を考えなくて済むようにしましょう。
苦手教科で集中できない場合
苦手な教科では、
問題が分からない
↓
手が止まる
↓
別のことを始める
ということがあります。
この場合、
集中力がない
というより、問題が難しくて進めなくなっている可能性があります。
まず、
どこから分からないのか
を確認してみましょう。
教科書や授業ノートへ戻る、解説を確認する、先生へ質問するなど、分からない部分への対処を考えます。
難しい問題だけを長時間考え続けない
一問に長く止まっていると、勉強全体が進まなくなることがあります。
一定時間考えても分からない場合は、
印をつける
↓
いったん次の問題へ進む
↓
あとで確認する
という方法もあります。
テスト勉強では、一問だけに時間を使い続けるより、分からない問題を把握することも大切です。
得意教科から始める方法もある
勉強を始める気になれない場合は、比較的取り組みやすい教科から始める方法があります。
例えば、
得意な英語を10分
↓
数学へ移る
という形です。
まず勉強を始める流れを作ります。
ただし、苦手教科を毎回後回しにして残さないよう、取り組む時間も決めておきましょう。
部活のあとで集中できない場合
部活動のあとに帰宅すると、疲れていることがあります。
その状態で、
帰ったらすぐ2時間勉強する
と決めても難しい場合があります。
例えば、
帰宅
↓
休憩
↓
夕食
↓
10分だけ復習
というように、無理のない流れを考えてみましょう。
部活がある日とない日で、同じ勉強量にする必要はありません。
部活がある日は復習中心にする方法もある
疲れていて新しい内容を勉強するのが難しい日は、
授業の復習
英単語
漢字
間違えた問題の確認
など、比較的短くできる勉強へ変える方法があります。
休日など時間を取りやすい日に、より難しい内容を進めることもできます。
自分の予定に合わせて勉強内容を変えてみましょう。
学校から帰ってすぐ勉強できない場合
帰宅すると、
少し休みたい
と思うことがあります。
休憩すること自体は問題ありません。
ただし、
ゲームを始める
動画を見る
と、そのまま勉強へ戻れなくなる場合があります。
例えば、
17時30分になったら勉強を始める
など、休憩の終了時刻を決めておく方法があります。
ゲームが気になって集中できない場合
勉強しながら、
早くゲームをしたい
と考えることがあります。
そんなときは、
勉強が全部終わるまでゲーム禁止
という大きな区切りではなく、
数学を25分やったら一区切り
など、短い単位へ分ける方法があります。
ただし、短い休憩でゲームを始めると戻りにくい場合は、勉強全体が終わってからにする方法もあります。
周囲がうるさくて集中できない場合
家族の声やテレビなどが気になる場合は、
勉強する場所を変える
テレビを消せる時間に勉強する
など、環境を調整できないか考えてみましょう。
自宅で難しい場合は、学校の自習スペースや図書館など、利用できる場所があれば選択肢になります。
机の上に必要なものだけ置く
漫画やゲーム、別の教科の教材などが机にあると、目に入るたびに気になることがあります。
例えば数学を勉強するなら、
数学の教材
ノート
筆記用具
だけにします。
今の勉強と関係のないものを視界から減らしてみましょう。
音楽を聴きながら勉強する場合
音楽があるほうが勉強しやすい人もいれば、音楽が気になって集中できない人もいます。
音楽を聴いていて、
歌詞へ意識が向く
曲を選び続ける
という場合は、一度無音で試してみる方法があります。
反対に周囲の生活音が気になる場合は、音量を抑えたBGMなどを試す方法もあります。
どちらが自分に合うか確認してみましょう。
勉強時間だけを目標にしない
「今日は3時間勉強した」という時間だけを見ると、
机には座っていたけれどほとんどスマホを見ていた
という場合もあります。
時間だけではなく、
数学を10問解いた
英単語を30個確認した
など、実際に進んだ内容も見てみましょう。
短時間でも勉強が進んでいれば、その時間は意味があります。
集中が切れたらそこで終わりにしない
勉強中にスマホを触ってしまった。
別のことを考えていた。
そんなとき、
今日は集中できないからもうやめよう
と決める必要はありません。
気づいたら、
今どこまでやっていたか
を確認して戻ります。
一度も集中が切れないことより、切れたあとに戻ることを考えましょう。
眠くて集中できない場合
勉強中に強い眠気があるなら、勉強方法だけでなく最近の睡眠も確認してみましょう。
夜遅くまで勉強して睡眠時間を削ると、翌日の学校や勉強にも影響する可能性があります。
眠い状態で無理に長時間勉強することだけを考えず、休息を取ることも大切です。
気になるほど強い眠気などが続く場合は、保護者など身近な大人へ相談しましょう。
「集中できない中学生」と決めつけない
一日勉強が進まなかっただけで、
自分は集中力がない
と決める必要はありません。
例えば、
スマホを別の場所に置いた日は進んだ
午前中なら集中できた
数学は止まるけれど英語なら進む
など、条件によって変わることがあります。
自分が勉強しやすい条件を探してみましょう。
何日か勉強の状態を記録する
集中できない理由が分からないなら、数日だけ簡単に記録する方法があります。
例えば、
18時:数学15分、集中できた
20時:英語、眠くて進まなかった
という程度です。
さらに、
スマホあり・なし
部活あり・なし
なども分かると、自分の傾向を見つけやすくなります。
集中できない状態が続いて困っている場合
勉強に集中できない理由には、学習内容、睡眠、学校生活、環境などさまざまな要因が考えられます。
この記事だけで原因を特定することはできません。
もし、
学校の授業でも集中しにくい状態が続いている
勉強だけでなく普段の生活でも困っている
自分で工夫してもかなり困っている
という場合は、一人で原因を決めつけず、保護者や学校の先生など身近な大人へ相談することも考えてみましょう。
年齢を問わず使える基本的な工夫は、集中できない時の原因別の対処法も参考にしてください。
Pomolikaで中学生の勉強を短く区切る
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
中学生の勉強なら、
今日する勉強を書き出す
↓
最初にすることを一つ決める
↓
スマホを離す
↓
Pomolikaで10分や25分を開始する
↓
その教科だけ勉強する
↓
タイマーが鳴ったら一度休憩する
という使い方ができます。
例えば、
25分:数学
↓
休憩
↓
25分:英語
という形です。
25分が長ければ、
10分
15分
でも構いません。
テスト前に何時間も集中しようとするのではなく、
次の一教科、次の一区切り
へ勉強を小さくしてみましょう。
まとめ
中学生が勉強に集中できないときは、
長時間勉強できるようにする
ことだけを考える必要はありません。
例えば、
- 「勉強する」ではなく内容を具体的に決める
- テスト範囲を小さく分ける
- まず10分から始める
- 25分が長ければ短くする
- スマホを手元から離す
- 休憩でスマホを見ると戻れないなら別の休み方をする
- 分からない問題で止まっていないか確認する
- 部活がある日は勉強内容を調整する
- 机から気になるものを減らす
- 勉強時間だけでなく進んだ内容も見る
といった方法があります。
中学生になると、勉強する内容も量も増えてきます。
だからこそ、
何時間集中できるか
ではなく、
次の10分で何をするか
まで小さくしてみましょう。
数学を5問。
英単語を20個。
まずは一つの勉強から始めてみてください。