「英語の勉強を始めても集中できない」「長文を読んでいる途中で何の話か分からなくなる」「リスニングを聞いているのに途中から内容が入ってこない」。
英語学習では、
読む
意味を考える
知らない単語を確認する
音声を聞く
など、複数のことを行います。
そのため、
長文を最後まで読もう
リスニングを全部聞き取ろう
と一度に多くのことをしようとすると、途中で集中が切れることがあります。
そんなときは、
読む範囲を小さくする
一回で全部理解しようとしない
短い時間で区切る
など、英語学習そのものを小さくしてみましょう。
この記事では、英語の長文・リーディング・リスニングで集中できないときの対処法を紹介します。
英語の勉強に集中できないのはなぜ?
英語学習へ集中できない理由は一つとは限りません。
例えば、
- 英文が長い
- 知らない単語が多い
- 文法が分からない
- 一文ずつ日本語へ訳そうとしている
- リスニングの速度についていけない
- 聞き取れない部分が気になる
- 同じ教材を長時間続けている
- スマホが気になる
- 疲れている
- 眠い
などがあります。
まず、
英語だから集中できない
と考えるのではなく、
どの作業で止まっているのか
を確認してみましょう。
英語長文で集中できない場合
英語長文では、
単語
文法
文章全体の意味
を同時に追おうとして、途中で分からなくなることがあります。
そんなときは、
長文全部
ではなく、
一段落ずつ
読んでみましょう。
一段落読み終わったら、
この段落では何について書かれていたか
を簡単に確認します。
長文全体を一気に理解しようとしなくても構いません。
一文ずつ完璧に訳そうとしない
英語長文を読むとき、
すべての英文を自然な日本語へ訳さないと
と思うことがあります。
その結果、一文に時間がかかり、文章全体の流れを見失うことがあります。
問題の目的によっては、
誰が
何をした
何について話している
など、大まかな意味を確認しながら進める方法があります。
すべての文章を日本語として完成させる必要があるかを考えてみましょう。
分からない単語ですぐ止まりすぎない
長文中に知らない単語が出るたび、
辞書で調べる
↓
もう一度読む
↓
また別の単語を調べる
となると、文章全体を読む流れが何度も止まります。
単語の意味が分からなくても文章を読み進められるなら、一度印をつけて先へ進む方法があります。
読んだあとにまとめて調べます。
一方、その単語が分からないと文章全体を理解できない場合は、その場で確認しても構いません。
段落ごとに一言まとめる
長文を読み終えたあと、
何が書いてあったか分からない
となる場合は、段落ごとに一言だけ残してみましょう。
例えば、
第1段落:問題提起
第2段落:具体例
第3段落:筆者の意見
という程度です。
詳しい日本語訳を書く必要はありません。
文章の流れを見失わないための目印です。
英語リーディングで目が滑る場合
英語を読んでいて、
文字だけ追って内容が入ってこない
ことがあります。
そんなときは、そのままページを進めず一度止めます。
例えば、
今の一文は何を言っている?
と確認します。
分からなければ少し前へ戻ります。
何ページ読んだかより、内容を追えているかを確認しましょう。
まず5分だけ英語を読む
英語長文を前にすると、
これ全部読むのか
と始める前から重く感じることがあります。
そんなときは、
まず5分
だけ読んでみましょう。
5分経ったら、
続ける
一度休む
を決めます。
一題すべてを終わらせることより、まず英語へ取り組む時間を作ります。
10分だけリーディングする
5分では短い場合は、
10分
にします。
例えば、
10分:長文を読む
↓
5分:内容を確認する
という形です。
読む時間と復習する時間を分けても構いません。
25分で英語学習を区切る
もう少しまとまった時間で勉強できるなら、
25分:リーディング
↓
5分:休憩
↓
25分:リスニング
というように区切る方法があります。
同じ英語学習でも、
読む
と
聞く
を分けることで、一つの作業を長時間続けずに済みます。
25分が長ければ短くする
英語長文やリスニングで集中が切れるなら、
10分
15分
へ短くして構いません。
ポモドーロだから25分でなければならないわけではありません。
今の自分が英語へ注意を向けやすい時間を探してみましょう。
リスニングで集中できない場合
英語リスニングでは、
一文聞き逃した
↓
今の単語は何だった?
と考えている間にも音声が進みます。
その結果、
次の文も聞き逃す
ことがあります。
一部分を聞き逃しても、音声が続いているなら、
今聞こえている部分へ戻る
ことを意識してみましょう。
聞き逃した場所は、あとで確認できます。
聞き取れなかった一語を引きずらない
リスニング中に知らない単語や聞き取れない音があると、
今の単語は何だったんだろう
と考え続けることがあります。
その間に次の内容が流れてしまいます。
本番形式の練習では、
分からない部分はいったん置く
↓
次の音声へ意識を戻す
という練習もしてみましょう。
復習時に聞き取れなかった箇所を確認します。
リスニングは一回で全部聞き取ろうとしない
練習では、
一回で全部聞き取れなかった
からといって失敗ではありません。
例えば、
1回目:全体の内容を聞く
2回目:分からなかった部分を確認する
3回目:スクリプトと比べる
というように、役割を分ける方法があります。
一度の再生ですべてを理解する必要はありません。
音声を短く区切る
長い音声では、途中から集中が切れることがあります。
練習用教材なら、
30秒
1分
など、短い単位で確認する方法があります。
例えば、
短く聞く
↓
内容を確認する
↓
もう一度聞く
という流れです。
長い音声全部を一度に理解しようとしないようにします。
スクリプトを使って確認する
何度聞いても分からない場合は、教材にスクリプトがあれば確認してみましょう。
音だけでは分からなかった
のか、
単語そのものを知らなかった
のか、
文章の意味が分からなかった
のかを分けやすくなります。
確認したあと、もう一度音声を聞いてみましょう。
スクリプトを見ながら聞くだけにしない
一方で、最初からずっとスクリプトを見ていると、
英語を聞く
より、
英語を読む
ことへ意識が向く場合があります。
例えば、
まず音声だけで聞く
↓
分からないところだけスクリプトを見る
↓
もう一度音声を聞く
という順番にしてみましょう。
英検リスニングで集中できない場合
英検などのリスニング問題では、音声が自分のペースを待ってくれるわけではありません。
一問聞き逃したあと、
さっきの問題が分からなかった
と考え続けると、次の問題にも影響することがあります。
そんなときは、
一問終わったら次へ
と意識を切り替えます。
終わった問題を考えるのは、試験後でもできます。
英検リスニングでは次の問題へ意識を戻す
本番形式の練習では、
聞き逃した
↓
焦る
↓
次も聞き逃す
という流れを防ぎたいところです。
聞き逃したことに気づいたら、
今流れている音声
へ戻ります。
すべて聞き取ることより、次の問題へ注意を向け直すことを練習してみましょう。
英検の練習は本番形式と復習を分ける
英検リスニングを練習するときは、
本番形式で解く時間
と
聞き直す時間
を分ける方法があります。
本番形式では途中で止めずに解きます。
終わったら、
聞き取れなかった問題
間違えた問題
を確認します。
練習中に毎回音声を止めていると、本番の流れとは違う練習になります。
英語の勉強中にスマホが気になる場合
英語学習では、
辞書
音声
動画
などでスマホを使う場合があります。
そのため、
英単語を調べる
↓
通知を見る
↓
SNSを見る
ということもあります。
可能であれば、
パソコンで音声を再生する
紙の辞書や教材を使う
など、勉強中にスマホを操作する回数を減らす方法があります。
スマホを使うなら用途を決める
スマホでリスニング音声を再生する必要があるなら、
今は音声再生だけ
と用途を決めます。
音声を開始したら、別のアプリへ移らないようにします。
通知が気になる場合は、勉強中に不要な通知を減らせないか確認してみましょう。
英語学習で別の教材へ移りすぎない
英語を勉強していると、
この参考書のほうがいいかも
別の動画も見よう
違うアプリを試そう
と教材を変えたくなることがあります。
しかし、教材を探しているだけで勉強時間が終わる場合があります。
まず、
今の25分はこの教材だけ
と決めてみましょう。
分からないから集中できない場合
英語へ集中できないと思っていても、
英文が難しすぎる
ために手が止まっている場合があります。
例えば、
知らない単語が多すぎる
文法がほとんど分からない
という状態です。
その場合は集中力だけでなく、教材の難易度も確認してみましょう。
今の自分より少し読みやすい教材へ戻ることも選択肢です。
簡単な英文から始める
英語学習を始める気になれない場合は、最初から難しい長文へ取り組まなくても構いません。
例えば、
英単語を10分
↓
短い英文を読む
↓
長文へ進む
というように、入りやすいものから始める方法があります。
まず英語を勉強する流れを作ります。
英語だけを長時間続けない
英語を2時間、3時間と続けていると集中が切れることがあります。
例えば、
25分:英語長文
↓
休憩
↓
25分:別の教科
↓
あとで英語リスニング
というように分けることもできます。
英語の中でも、
読む
聞く
単語
を分けても構いません。
英語長文は問題を解く時間と復習を分ける
長文問題では、
読む
設問を解く
答え合わせ
知らない単語を確認する
を一度にすると長くなります。
例えば、
25分:問題を解く
↓
休憩
↓
25分:復習する
と分けます。
今は何をしている時間なのかを明確にしましょう。
リスニングも聞く時間と分析する時間を分ける
リスニングでも、
音声を聞く
スクリプトを見る
単語を調べる
発音を確認する
を同時に行うと、一問の復習が長くなります。
まず、
聞く
↓
答え合わせ
↓
分からなかった箇所を確認する
という順番に分けてみましょう。
疲れているときは難しい長文を避ける
仕事や学校のあとなど、疲れている状態で難しい英語長文を読むと、内容が頭へ入りにくい場合があります。
そんな日は、
単語の復習
短い英文
以前聞いたリスニング
など、比較的取り組みやすい勉強へ変える方法があります。
毎回同じ負荷で勉強する必要はありません。
眠いときは無理にリスニングを流し続けない
眠い状態でリスニングを再生していても、
音は聞こえているけれど内容を追っていない
状態になることがあります。
その場合は、一度休憩することも考えてみましょう。
再生時間だけを増やすのではなく、実際に内容へ意識を向けられているかを確認します。
勉強時間だけで評価しない
「今日は英語を2時間やった」と時間だけを見ると、
実際には教材選びやスマホでかなり時間を使っていた
ということもあります。
例えば、
長文1題
英単語30個
リスニング10問
など、実際に進めた内容も見てみましょう。
短時間でも必要な練習ができていれば、それも学習です。
本や日本語の文章でも目が滑る場合は、本を読んでも集中できないときの対処法も参考にしてください。
Pomolikaで英語学習を「読む・聞く」に分ける
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
英語の勉強に集中できないときは、
英語を勉強する
という大きな作業ではなく、
読む
聞く
などに分けて使う方法があります。
例えば、
25分:英語長文
↓
休憩
↓
25分:リスニング
という使い方です。
長文なら、
読む範囲を一段落ずつ確認する
リスニングなら、
一度聞く
↓
分からなかった場所を復習する
というように、作業内容も小さくします。
25分が長ければ10分や15分でも構いません。
英語全部へ集中するのではなく、
次の10分はリーディング
次の10分はリスニング
と一つずつ進めてみましょう。
まとめ
英語の勉強、長文、リーディング、リスニングで集中できないときは、一度にすべて理解しようとしないことがポイントです。
例えば、
- 英語長文を段落ごとに読む
- 一文ずつ完璧に訳そうとしない
- 分からない単語で毎回止まりすぎない
- 段落ごとに内容を一言確認する
- 5分や10分からリーディングを始める
- リスニングで聞き逃しても今の音声へ戻る
- 一回ですべて聞き取ろうとしない
- 本番形式と復習を分ける
- スマホを使う場合は用途を限定する
- 読む・聞く・復習する時間を分ける
といった方法があります。
英語長文なら、まず次の一段落。
リスニングなら、まず今聞こえている一文。
英語全体を一度に理解しようとせず、小さな単位へ分けて集中してみましょう。