「本を読みたいのに集中できない」「文字を追っているのに、内容がまったく頭に入ってこない」。
読書を始めても、
数ページ読む
↓
別のことを考える
↓
どこまで読んだか分からなくなる
↓
同じところを読み直す
ということがあります。
また、
文字を見ているのに目が滑る
文章を読んでも内容を覚えていない
という感覚になることもあるでしょう。
そんなときは、
もっと集中して読まないと
と無理にページ数を増やすのではなく、
読む範囲を小さくする
短い時間で区切る
読んだ内容を簡単に確認する
など、読み方そのものを変えてみましょう。
この記事では、本や文章を読んでも集中できない、文字が頭に入らない、目が滑るときに試したい方法を紹介します。
本を読んでも集中できないのはなぜ?
読書へ集中できない理由は一つとは限りません。
例えば、
- 長時間読もうとしている
- 本の内容が難しい
- 今の自分には興味が薄い
- 別のことを考えている
- スマホが気になる
- 周囲がうるさい
- 疲れている
- 眠い
- 一度に多くの内容を理解しようとしている
- 電車など周囲に動きがある場所で読んでいる
- 電子書籍で別のアプリが気になる
などがあります。
まず、
読書のどこで集中が切れているのか
を確認してみましょう。
文字を読んでも頭に入らない場合
文章を読んでいるのに、
文字だけ追っている
状態になることがあります。
例えば一ページ読み終わったあと、
何が書いてあったんだっけ
となる場合です。
そんなときは、そのまま次のページへ進まず、
今の部分は何について書かれていたか
を一度確認してみましょう。
一言で構いません。
例えば、
主人公が駅へ向かった
この章では○○について説明している
程度です。
読んだ内容を小さく確認しながら進めます。
目が滑ると感じたら一度読むのを止める
「目が滑る」と感じるときは、
文章を見ている
ものの、
意味を追えていない
状態になっていることがあります。
そんなときに、
とりあえずページだけ進める
と、あとで同じ場所を読み直すことになる場合があります。
一度止まり、
ここまで何が書いてあったか
を確認します。
分からなければ、少し前へ戻って読み直しましょう。
一ページ全部を理解しようとしない
長い文章では、
一ページ全部を理解しながら読む
ことが重く感じる場合があります。
そんなときは、
一段落
見開き一ページ
一つの節
など、小さな単位にします。
例えば、
この段落だけ読む
↓
内容を確認する
↓
次の段落へ進む
という形です。
本一冊ではなく、
次の小さなまとまり
だけを見ます。
まず5分だけ読む
読書へなかなか集中できないなら、
今日は1時間読む
と考える必要はありません。
まず、
5分だけ
読んでみましょう。
5分経ったら、
もう5分続ける
一度休憩する
と判断します。
長時間読むことより、まず本を開いて読み始めることを優先します。
10分だけ読む
5分では短すぎるなら、
10分
にします。
例えば、
10分だけ本を読む
↓
時間になったら一区切り
という形です。
ページ数を決めなくても構いません。
読書では、
何ページ読めたか
より、
内容を追えていたか
を見ることも大切です。
25分で読書を区切る
もう少しまとまった時間で読めるなら、
25分読書
↓
5分休憩
というように時間を区切る方法があります。
例えば、
25分:読書
↓
5分:休憩
↓
25分:続きを読む
という形です。
何時間も続けて読むのではなく、終了地点を作ります。
25分でも長いなら短くする
読書では、25分経つ前に内容が頭へ入らなくなる場合があります。
そんなときは、
10分
15分
などへ短くして構いません。
タイマーは、
長く読めるか試すもの
ではなく、
集中して読める時間を作るもの
として使ってみましょう。
ページ数で区切る方法もある
時間ではなく、
5ページだけ
一章だけ
など、ページや章で区切る方法もあります。
例えば、
5ページ読む
↓
内容を確認する
↓
続けるか休憩する
という形です。
小説やラノベなど、区切りのよい場面まで読みたい場合にも使えます。
読んだ内容を一言だけ残す
読書中に内容が抜けやすいなら、一区切りごとに一言だけ残してみましょう。
例えば、
この章:主人公が新しい町へ到着
この節:集中時間を短くする話
などです。
詳しい読書ノートを作る必要はありません。
今何を読んでいるのか
を見失わないための簡単なメモです。
分からない言葉で毎回止まらない
文章中に知らない言葉が出てくるたび、
検索する
↓
別の記事を見る
↓
さらに別のことを調べる
となると、読書から離れてしまうことがあります。
意味が分からないと文章全体を理解できない言葉なら調べてもよいでしょう。
一方、その場では読み進められるなら、
あとで調べる言葉
としてメモしておく方法もあります。
スマホが気になって本を読めない場合
紙の本を読んでいても、スマホが横にあると、
通知が来ていないかな
と気になることがあります。
そのたびに、
本
↓
スマホ
↓
SNS
↓
本
と切り替えることになります。
読書する短い時間だけでも、
スマホを机から離す
カバンへ入れる
など、距離を取る方法があります。
電子書籍で集中できない場合
電子書籍はスマホやタブレットで読める一方、同じ端末に、
SNS
動画
ブラウザ
ゲーム
などが入っていることがあります。
そのため、
本を読んでいたはずなのに別のアプリを開いていた
ということもあります。
電子書籍で読む場合は、
読書中は電子書籍アプリだけ使う
と決める方法があります。
不要な通知を減らすことも検討してみましょう。
紙の本へ変えてみる
電子書籍で何度も別のアプリへ移ってしまうなら、一度紙の本で試す方法があります。
紙の本なら、
本を開く
という行動と、スマホ操作を分けられます。
一方で、電子書籍のほうが読みやすい人もいます。
どちらが優れていると決めるのではなく、
自分が内容へ集中しやすいほう
を選びましょう。
逆に電子書籍へ変える方法もある
紙の本だと、
重い
持ち歩きにくい
読み始めるまでが面倒
と感じる場合もあります。
そんな人は電子書籍のほうが読み始めやすい場合があります。
重要なのは、
紙か電子か
そのものではなく、
自分が読書を続けやすい環境か
です。
文字の表示を調整する
電子書籍では、サービスによって、
文字サイズ
行間
画面の明るさ
などを変更できる場合があります。
文字が小さくて読みにくいなら、自分が読みやすい表示へ調整してみましょう。
ただし、利用できる設定はサービスや端末によって異なります。
電車で本に集中できない場合
電車では、
車内アナウンス
人の出入り
周囲の会話
駅への到着
など、読書以外の情報が入ってきます。
そのため、自宅では読めるのに、
電車では集中できない
ことがあります。
そんな場合は、
電車では軽く読める本
自宅では集中して読みたい本
と分ける方法があります。
電車では短い区切りで読む
電車では、
30分集中して読む
より、
次の駅まで
10分だけ
など、短い区切りのほうが使いやすい場合があります。
例えば、
次の乗り換えまで読む
と決めます。
到着したら一度読書を止め、移動に意識を切り替えます。
電車で難しい本を無理に読まない
静かな場所なら読めても、電車では理解しにくい本もあります。
例えば、
専門書
難しい解説書
などです。
電車で内容が頭に入らないなら、
集中力がない
と考えず、読む本を変える方法があります。
小説や以前読んだ本など、比較的読みやすいものへ変えてみましょう。
ラノベに集中できない場合
ラノベや小説でも集中できないことがあります。
好きな作品なのに、
数ページでスマホを見る
途中で別のことを考える
という場合です。
そんなときは、
一章全部読む
ではなく、
10分だけ
次の場面まで
と区切ります。
娯楽の読書まで、
長時間読まなければいけない
という目標にする必要はありません。
面白くない本を無理に読み続けない
本へ集中できない理由が、
単純に今の自分には合っていない
こともあります。
途中まで読んだからといって、必ず最後まで読む必要はありません。
目的が決まっている本なら必要な場所だけ読む方法もあります。
趣味の読書なら、
別の本へ変える
ことも選択肢です。
難しい文章なら読む速度を落とす
難しい本を、
早く読まないと
と進めると、内容を理解できないままページだけ進むことがあります。
難しい部分では、
一段落ずつ読む
必要なら前へ戻る
など、読む速度を落としてみましょう。
読み終える速さより、何を読んでいるのか分かることを優先します。
音読してみる方法もある
黙読すると文字だけ流れてしまう場合は、声を出せる環境なら短い部分を音読してみる方法もあります。
声に出すことで、
今どの文章を読んでいるのか
を追いやすくなる場合があります。
ただし、電車や図書館など周囲に人がいる場所では行わないようにしましょう。
指やカーソルで文章を追う
どこを読んでいるか分からなくなる場合は、
指
ペン先
マウスカーソル
などで現在の行を追う方法があります。
特に長い文章を読んでいるときに、
次の行へ移ったら場所が分からなくなった
という場合に試せます。
読書中に別のことを考えてしまう場合
文章を読んでいるのに、
仕事
予定
人間関係
など、別のことを考えてしまう場合があります。
気になることがあるなら、一言メモしておきましょう。
例えば、
あとでメールを確認
と残します。
メモしたら、本へ戻ります。
覚え続けながら読もうとしないことがポイントです。
周囲の音が気になる場合
読書では、話し声などが気になることがあります。
可能なら、
静かな部屋へ移る
テレビを消す
比較的静かな時間に読む
など、環境を変えてみましょう。
完全な無音が逆に落ち着かない人もいます。
自分が本の内容を追いやすい環境を探してみましょう。
読書中に音楽を流す場合
音楽があるほうが読みやすい人もいれば、歌詞が気になって文章へ集中できない人もいます。
音楽を流していて内容が頭へ入らないなら、一度無音で試してみましょう。
反対に生活音が気になる場合は、音楽や環境音があるほうが読みやすいこともあります。
自分が実際に読めるかを基準にします。
疲れているときは難しい本を読まない
仕事や勉強のあとに本を開いて、
全然頭に入らない
という場合があります。
疲れているなら、
難しい専門書
ではなく、
読みやすい小説
以前読んだ本
などへ変える方法があります。
また、今日は読書をやめて休むという選択肢もあります。
眠いときは無理にページ数を増やさない
眠い状態で本を読んでいると、
同じ場所を何度も読む
ことがあります。
その場合、
あと20ページ読まないと
と無理に続けるより、そこで区切る方法があります。
翌日に読み直したほうが内容を追いやすい場合もあります。
読書の時間帯を変えてみる
毎晩寝る直前に読もうとして、
すぐ眠くなる
という場合は、読む時間を変える方法があります。
例えば、
朝
昼休み
帰宅後すぐ
などです。
自分が比較的頭を使いやすい時間帯に読んでみましょう。
「何冊読んだか」を気にしすぎない
読書をしていると、
月に何冊読む
年間何冊読む
と目標を立てることがあります。
しかし冊数を優先すると、
早く読まないと
と焦る場合があります。
一冊をゆっくり読む。
必要なところだけ読む。
途中で別の本へ変える。
どれでも構いません。
読書へ集中できる形を優先してみましょう。
本を読む目的を確認する
本によって、読み方は変えられます。
例えば、
小説を楽しむ
のであれば、細かくメモする必要はありません。
一方、
仕事の知識を得る
のであれば、必要な章だけ読む方法もあります。
資格勉強なら、問題演習と組み合わせる方法もあります。
この本から何を得たいのか
を確認すると、全部同じ読み方をしなくて済みます。
読書へ戻る場所を残しておく
読書を途中でやめたとき、
前回どこまで読んだか
何の話だったか
が分からず、再開しにくくなることがあります。
しおりに加えて、
次は第3章から
主人公が駅へ着いたところ
など、一言残しておく方法があります。
次回すぐ続きを始めやすくなります。
「文字が読めない」状態が普段と違う場合
「集中できなくて文章が読めない」という場合もあれば、読書方法だけでは説明できない状態もあります。
特に、
急に文字が見えにくくなった
普段と違う見え方がある
読書だけでなく日常生活にも影響している
など、気になる変化がある場合は、単純な集中力の問題と決めつけないようにしましょう。
必要に応じて医療機関などへ相談することも検討してください。
漫画や動画などでも気が散る場合は、漫画や動画に集中できないときの対処法も参考にしてください。
Pomolikaで読書時間を短く区切る
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
本を読んでも集中できないときは、
一冊読み終える
ことではなく、
次の短い時間だけ読む
ために使う方法があります。
例えば、
読む本を一冊決める
↓
スマホを離す
↓
Pomolikaを10分に設定する
↓
10分だけ読む
↓
タイマーが鳴ったら一度区切る
という流れです。
10分なら内容を追えるようなら、次は15分や25分にしても構いません。
25分が長ければ、そのまま10分でも問題ありません。
また、
10分読書
↓
一言だけ内容を確認する
という使い方もできます。
ページ数を増やすためではなく、
内容を追えている時間を作る
ためにタイマーを使ってみましょう。
まとめ
本や文章を読んでも集中できない、文字が頭に入らない、目が滑ると感じるときは、無理にページ数を増やす必要はありません。
例えば、
- 一段落や数ページずつ読む
- 5分や10分だけ読む
- 読んだ内容を一言だけ確認する
- 分からない言葉ですぐ脱線しすぎない
- スマホを読書する場所から離す
- 紙の本と電子書籍を使い分ける
- 電車では読みやすい本を選ぶ
- 難しい文章では読む速度を落とす
- 疲れや眠気が強ければ一度休む
- 再開する場所を一言残しておく
といった方法があります。
本一冊を見ると長く感じても、
次の5ページ
次の10分
なら読み始められることがあります。
目が滑って内容が頭へ入らなくなったら、そのままページだけ進めず、一度区切る。
そして、また短い範囲から読み始めてみましょう。