集中できないピアノギター練習

ピアノやギターの練習に集中できない?楽器練習が続かないときの対処法

ピアノやギターの練習に集中できないときの対処法を紹介します。練習する場所を絞る、短い時間に区切る、同じ箇所を繰り返しすぎないなど、楽器練習へ集中しやすくする方法を解説します。

「ピアノの練習に集中できない」「ギターを弾き始めても、すぐ別のことをしてしまう」。

楽器の練習では、

曲を最初から最後まで何度も弾く

同じところで間違える

だんだん飽きてくる

なんとなく弾くだけになる

ということがあります。

また、

練習しようと思っているのに始められない

という場合もあるでしょう。

そんなときは、

もっと長く練習しなければ

と考えるより、

今日練習する場所を決める

短い時間に区切る

一回の練習で意識することを絞る

といった方法があります。

この記事では、ピアノやギターの練習に集中できないときの対処法を紹介します。

ピアノやギターの練習に集中できないのはなぜ?

楽器の練習に集中できない理由は一つとは限りません。

例えば、

  • 何を練習するか決めていない
  • 曲を最初から最後まで繰り返している
  • 同じ場所で何度も間違える
  • 長時間練習しようとしている
  • できない部分があって嫌になる
  • なんとなく弾いている
  • スマホが気になる
  • 練習するまでの準備が面倒
  • 疲れている
  • 練習の終わりが決まっていない

などがあります。

まず、

練習のどの場面で集中できなくなるのか

を確認してみましょう。

練習を始められない場合

楽器の練習では、

集中が続かない

以前に、

そもそも練習を始められない

ことがあります。

例えば、

今日は1時間ピアノを練習しよう

と考えると、それだけで重く感じることがあります。

そんなときは、

まず5分だけ弾く

と小さくしてみましょう。

ピアノなら、

椅子に座って一つのフレーズを弾く

ギターなら、

ギターを持って一つのコード進行を弾く

程度から始めても構いません。

今日練習することを決める

楽器を手に取ってから、

今日は何をしよう

と考えると、その時点で練習が止まることがあります。

練習を始める前に、

今日はこの8小節

このコードチェンジ

このフレーズ

など、対象を決めておきましょう。

曲全体ではなく、

今日練習する範囲

を小さくします。

曲を最初から最後まで弾くだけにしない

好きな曲を最初から最後まで弾くのは楽しいものです。

しかし、できない場所を改善したい場合、

毎回最初から弾く

難しい場所で間違える

また最初から弾く

という練習になってしまうことがあります。

集中して練習したい場合は、

うまく弾けない場所だけ取り出す

方法があります。

例えば、

8小節だけ

一つのフレーズだけ

というように範囲を小さくします。

ピアノでは片手だけ練習する方法もある

ピアノでは、両手で弾くと難しい部分を、

右手だけ

左手だけ

と分けて練習する方法があります。

曲全体を何度も弾くより、

今できない動作は何か

を絞りやすくなります。

例えば、

10分:右手

10分:左手

最後に両手

というように練習内容を分けることもできます。

ギターでは動作を小さく分ける

ギターでも、

一曲を弾けるようにする

という目標だけでは、練習範囲が大きくなります。

例えば、

コードチェンジ

ストローク

一つのフレーズ

などに分けます。

コードチェンジが難しいなら、

曲を演奏する

のではなく、

二つのコードを切り替える

ことだけに集中します。

一度に練習する動作を小さくしてみましょう。

同じところを繰り返しすぎて集中できない場合

できない部分を繰り返すことは練習になりますが、同じことを長時間続けていると集中が切れる場合があります。

例えば、

同じ2小節を延々と繰り返す

うちに、

何を直そうとしていたのか分からなくなる

ことがあります。

そんなときは、一度区切ります。

例えば、

10分だけ練習する

別の場所を練習する

あとでもう一度戻る

という方法があります。

何回弾くか決める

時間ではなく、回数で区切る方法もあります。

例えば、

このフレーズを5回

このコードチェンジを10回

と決めます。

終わったら、

改善したか確認する

続けるか別の練習へ移る

と判断します。

楽器練習では、必ずしも時間だけで管理する必要はありません。

一回の練習で直すことを絞る

演奏すると、

テンポ

リズム

音の強弱

ミスタッチ

フォーム

など、さまざまなことが気になります。

全部を一度に直そうとすると、何に集中すればいいか分からなくなることがあります。

例えば、

今回はリズムだけ確認する

と決めます。

次は、

音の強弱を確認する

というように、一回ごとにテーマを変える方法があります。

間違えるたびに最初からやり直さない

演奏中に間違えると、

また最初から

とやり直したくなることがあります。

しかし、毎回最初へ戻っていると、

曲の最初だけ何度も練習する

状態になりやすくなります。

間違えた場所を確認したいなら、その周辺だけを取り出して練習してみましょう。

間違えた場所の少し前

から始める方法もあります。

できないところでイライラする場合

何度練習してもうまくできないと、

なんでできないんだろう

とイライラすることがあります。

そのまま繰り返していると、演奏よりも失敗へ意識が向く場合があります。

そんなときは、

テンポを落とす

動作を分ける

別の場所を練習する

一度休憩する

など、練習方法を変えてみましょう。

同じ方法を続けることだけが練習ではありません。

なんとなく弾いてしまう場合

楽器を触ってはいるものの、

好きなところだけ弾く

知っている曲を少し弾く

別の曲へ移る

という状態になることがあります。

楽しむために弾くなら、それでも問題ありません。

ただし、

今日は練習したい

という場合は、

自由に弾く時間

一つの課題を練習する時間

を分ける方法があります。

スマホが気になる場合

楽器の練習中にスマホを使うこともあります。

例えば、

楽譜を見る

演奏動画を見る

メトロノームを使う

録音する

などです。

しかし、

楽譜を見るためにスマホを開く

通知を見る

SNSを見る

となると、練習が止まることがあります。

スマホを使う場合は、

練習中に何のために使うのか

を決めておく方法があります。

動画を見るだけで練習が終わらないようにする

演奏方法を調べるために動画を見ることもあります。

ただ、

解説動画を見る

別の演奏動画を見る

関連動画を見る

と続くと、楽器を弾く時間がなくなることがあります。

調べたいことがあるなら、

確認する

動画を閉じる

実際に弾いて試す

というところまでを一つの流れにしてみましょう。

練習時間を短く区切る

楽器以外の作品づくりにも集中しにくい場合は、創作に集中できないときの対処法も参考にしてください。

長時間集中できない場合は、練習時間を小さく分ける方法があります。

例えば、

15分:苦手な部分

休憩

15分:別の部分

という形です。

あるいは、

25分:集中して練習

5分:休憩

という区切りでも構いません。

重要なのは25分という数字ではなく、

この時間は何を練習するのか

を決めることです。

25分でも長いなら10分でいい

楽器の練習に慣れていない場合、25分でも長く感じることがあります。

その場合は、

10分だけ

でも構いません。

例えば、

10分:コードチェンジ

だけを練習します。

終わった時点で、

もう10分続ける

今日は終わる

と判断します。

最初から長時間練習することを目標にしなくても構いません。

練習と休憩を分ける

楽器を触りながら、

少しスマホを見る

また弾く

少し休む

という状態になると、練習と休憩の境目がなくなります。

そこで、

今は練習

ここから休憩

と分けてみましょう。

休憩するときは一度楽器から離れ、再開するときに次の練習内容を決めます。

終了条件を決めておく

楽器練習は、

どこまでやれば終わりか

が分かりにくいことがあります。

そこで、

30分練習したら終了

この8小節を練習したら終了

3つの課題を確認したら終了

など、終わりを決めておきます。

終了条件があれば、

まだ練習しないといけない

と考え続ける必要がなくなります。

練習記録を一言だけ残す

練習が終わったら、

次に練習する場所

を残しておく方法があります。

例えば、

次回:32〜39小節

次回:FからBmのコードチェンジ

という程度です。

次に楽器を持ったとき、

今日は何を練習しよう

と考えるところから始めずに済みます。

毎回長時間練習する必要はない

忙しい日に、

今日は1時間練習できないからやめよう

と考えると、楽器を触らない日が増えることがあります。

そんな日は、

10分だけ

一つのフレーズだけ

という練習でも構いません。

長時間できる日と短時間しかできない日を分けて考えましょう。

集中できない日は練習内容を軽くする

疲れていて難しい練習へ集中できない日もあります。

そんな日は、

新しい曲を練習する

のではなく、

以前弾いた曲を弾く

復習する

次回練習する場所を確認する

など、内容を変える方法があります。

毎回同じ負荷の練習をする必要はありません。

ポモドーロと楽器練習は組み合わせやすい

ポモドーロ・テクニックでは、一定時間集中してから休憩を取ります。

楽器の個人練習でも、

練習内容を決める

一定時間だけ取り組む

一度休憩する

という考え方を使えます。

例えば、

25分:ピアノの苦手な部分を練習

5分:休憩

25分:別の部分を練習

という形です。

ただし、25分にこだわる必要はありません。

10分や15分など、自分が集中しやすい長さから始めましょう。

Pomolikaで楽器練習を区切る

Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。

ピアノやギターの個人練習なら、

今日練習する場所を一つ決める

Pomolikaで10分や25分を開始する

決めた場所だけ練習する

タイマーが鳴ったら一度区切る

次の練習内容を決める

という使い方ができます。

例えばピアノなら、

15分:苦手な8小節

ギターなら、

15分:コードチェンジ

というように、

時間と練習内容をセット

にします。

長時間なんとなく弾くのではなく、一回の練習範囲を小さくするためにタイマーを使ってみましょう。

Pomolikaのタイマーを使う

まとめ

ピアノやギターの練習に集中できないときは、

長時間練習すること

だけを目標にするのではなく、一回の練習を小さくしてみましょう。

例えば、

  • 今日練習する場所を決める
  • 曲全体ではなく苦手な部分を取り出す
  • 一回に意識することを一つへ絞る
  • 回数や時間で練習を区切る
  • 間違えるたびに最初からやり直さない
  • スマホを使う目的を決める
  • 10分や15分だけ練習する
  • 練習と休憩を分ける
  • 終了条件を決める
  • 次回練習する場所を残す

といった方法があります。

ピアノなら、次の8小節。

ギターなら、次のコードチェンジ。

一曲全部をうまく弾こうとするのではなく、今練習する一部分へ集中する。

長時間続かない場合は、まず10分程度の短い練習から試してみましょう。