集中できない仕事早退休職

集中できなくて仕事を休む・早退するのはあり?仕事が手につかないときの考え方

仕事に集中できず、休むか早退するか迷ったときの考え方を紹介します。まず体調を確認する、仕事量を小さくする、上司へ相談する、状態が続く場合は産業医や医療機関へ相談するなどの方法を解説します。

「今日は全然仕事に集中できない。早退したほうがいいのかな」

「最近ずっと仕事が手につかない。休職するほどなのか分からない」

仕事をしていて、

文章を読んでも頭に入らない

同じミスを繰り返す

何をすればいいか考えられない

席に座っているだけで時間が過ぎる

という状態になることがあります。

そんなとき、

集中できないくらいで休んでいいのかな

と思うこともあるでしょう。

一方で、集中できない状態が続いているなら、

もっと頑張れば何とかなる

と無理に仕事を続けるだけではなく、体調や仕事への影響を確認することも大切です。

この記事では、仕事に集中できず、休む・早退する・休職するか迷ったときの考え方を紹介します。

集中できないだけで早退してもいい?

仕事に集中できない理由はさまざまです。

例えば、

  • 睡眠不足
  • 強い疲れ
  • 頭痛などの体調不良
  • ストレス
  • 不安
  • 仕事量が多い
  • 人間関係で気になることがある
  • ミスが続いて焦っている
  • 気分が落ち込んでいる

などがあります。

そのため、

集中できないという一点だけ

で早退すべきかどうかを決めることはできません。

まず、

今どんな状態なのか

を確認してみましょう。

まず体調を確認する

集中できないときは、

眠い

頭が痛い

だるい

気分が悪い

など、ほかの体調変化がないか確認してみましょう。

体調が悪い状態で無理に仕事を続ければ、仕事が進まないだけでなく、ミスにつながる場合もあります。

必要なら職場のルールに従って、上司などへ相談します。

いつもと違う状態か確認する

「今日は何となく集中できない」という日もあります。

一方、

普段とは明らかに違う

と感じる場合もあります。

例えば、

簡単なメールが書けない

何度読んでも文章が理解できない

普段しないミスを何度もする

などです。

いつもの自分と比べてどの程度違うのかを確認してみましょう。

ミスが増えていないか

集中できない状態で仕事を続けると、

入力ミス

確認漏れ

伝達漏れ

などが起こる場合があります。

特に、安全に関わる仕事や大きな影響が出る作業では、

とりあえず続ける

だけではなく、今の状態で作業を続けて問題ないか確認することも大切です。

判断が必要な仕事を無理に続けない

集中できず、

頭が働かない

判断できない

と感じる場合があります。

そんなときは、重要な判断を一人で続けるより、

上司へ確認する

一度作業を止める

などを考えてみましょう。

仕事を続けることと、いつもどおりの仕事をすることは別です。

まず短い休憩を取る

早退するか迷う前に、取れる状況なら短い休憩を入れてみる方法があります。

例えば、

席を離れる

飲み物を取る

少し歩く

などです。

10分程度離れたあとに、

少し戻ったか

を確認してみましょう。

休憩しても戻らない場合

一度休憩しても、

まったく頭が働かない

体調が悪い

という場合があります。

その場合は、

もっと休憩すれば何とかなる

と一人で粘るだけではなく、上司などへ状況を伝えることも考えましょう。

仕事を小さくする

体調に大きな問題はないけれど集中できないなら、

今日の仕事全部

ではなく、

次の10分

へ小さくしてみましょう。

例えば、

メールを一通返す

資料を1ページ確認する

という形です。

一つ終わったら次を決めます。

難しい仕事を一時的に避ける

頭が働きにくい日に、

複雑な資料作成

重要な判断

をすると進みにくい場合があります。

可能なら、

整理

確認

簡単な事務作業

などへ一時的に変える方法があります。

仕事内容によっては上司への相談が必要です。

「今日は集中できない」と上司へ伝えるべき?

状況によりますが、仕事へ支障が出ているなら、

体調が悪く、集中しづらい

など、現在の状態を伝える方法があります。

すべての事情を詳しく話さなければならないわけではありません。

例えば、

体調が悪いため、少し休憩したい

今日は体調が戻らないため、早退について相談したい

というように、必要な範囲で相談します。

早退するかは職場のルールも確認する

早退の手続きや連絡方法は、会社によって異なります。

自己判断で帰るのではなく、

上司へ連絡する

勤怠手続きをする

など、職場のルールに沿って対応しましょう。

「集中できないくらいで」と我慢しすぎない

集中できないだけに見えても、

強い疲れ

不眠

ストレス

などが重なっている場合があります。

自分で、

この程度なら大丈夫

と決め続けるのではなく、状態が悪いなら相談することも選択肢です。

反対に一日集中できないだけで大きな結論を出さない

今日は集中できなかった。

だから、

仕事を続けられない

休職しないといけない

と一日だけで決める必要もありません。

一時的な疲れや睡眠不足の場合もあります。

まず、その日の状態と最近の傾向を分けて考えてみましょう。

最近ずっと集中できない場合

一日ではなく、

ここ数週間ずっと仕事が手につかない

という場合は、少し違います。

例えば、

仕事の能率が明らかに落ちた

ミスが増えた

遅刻や早退が増えた

朝になると仕事へ行くのがつらい

など、ほかの変化もないか確認してみましょう。

厚生労働省も、集中力や意欲の低下、仕事の能率低下、遅刻・早退・欠勤の増加などを、心の不調に伴ってみられる変化の例として挙げています。

早退が何度も続いている場合

一度早退して回復したなら、それで済むこともあります。

しかし、

毎週のように早退する

朝は出勤できても午後まで持たない

という状態なら、集中方法だけで対応し続けないことも大切です。

何が原因なのかを確認するためにも、相談先を使うことを検討してみましょう。

欠勤が増えている場合

体調が悪く、

休む日が増えた

場合もあります。

そのこと自体を責めるより、

なぜ休む状態が続いているのか

を確認することが大切です。

睡眠。

仕事量。

ストレス。

体調。

などを振り返ります。

仕事以外でも集中できないか確認する

仕事だけ集中できない。

それとも、

家でも本が読めない

会話が頭に入らない

趣味にも集中できない

のかを確認してみましょう。

仕事だけなら、仕事内容や職場環境が関係している可能性もあります。

生活全体でも同じ状態なら、体調など別の要因も考える必要があります。

朝だけ特につらい場合

朝になると、

仕事へ行きたくない

頭が働かない

ということがあります。

一日だけなら疲れなどの可能性もあります。

しかし、毎日のように続いているなら、

気合いで出勤する

だけではなく、相談することも考えてみましょう。

仕事のストレスが強くないか

集中できない背景に、

仕事量

上司との関係

締め切り

責任

などのストレスがある場合があります。

その場合、

集中力を上げれば解決する

とは限りません。

ストレスになっているものを具体的に確認してみましょう。

仕事量が多すぎる場合

大量の仕事を抱えて、

全部終わらせないと

と思うと、逆に何も手につかないことがあります。

一度タスクを書き出し、

今日すること

あとでできること

へ分けます。

自分だけでは調整できない量なら、上司へ優先順位を確認する方法もあります。

人間関係が原因の場合

上司や同僚との関係が気になり、仕事へ集中できない場合があります。

その場合、

もっと集中しよう

だけでは原因そのものは変わりません。

相談できる上司。

人事。

社内相談窓口。

など、利用できるものがあるか確認してみましょう。

一人で抱え込まない

仕事へ集中できない状態が続いていると、

こんなことで相談していいのかな

と思うことがあります。

しかし、職場によっては、

産業医

保健師

社内相談窓口

などを利用できる場合があります。

厚生労働省の「こころの耳」でも、職場の産業医や相談窓口などへ相談することが案内されています。

厚生労働省「こころの耳」相談窓口

産業医へ相談する

会社に産業医がいる場合は、相談先の一つになります。

例えば、

仕事へ集中できない状態が続いている

早退や欠勤が増えている

仕事を続けるのがつらい

など、現在の状態を伝えます。

必要に応じて、仕事の続け方や医療機関への受診などについて相談できます。

医療機関へ相談する

集中できないだけで病気と決めることはできません。

一方、

不眠

強い疲労感

気分の落ち込み

食欲の変化

など、ほかの状態も続いている場合があります。

その場合は、集中テクニックだけで対応し続けず、医療機関へ相談することも検討してください。

休職するか迷ったら

「集中できないから休職するべきか」は、自分だけで簡単に判断できるものではありません。

休職の制度や条件は会社によって違います。

また、体調や仕事への影響も人によって異なります。

そのため、

産業医

医療機関

人事や会社の相談窓口

などへ相談しながら考えるのがよいでしょう。

休職は「集中できない人が使う制度」ではない

集中できないという一つの状態だけで、

休職が必要

とは限りません。

休職が必要かどうかは、

心身の状態

仕事への影響

医師の判断

会社の制度

などを踏まえて考えることになります。

自己判断だけで結論を急がないようにしましょう。

休職を考えるほどつらいなら相談する

一方、

休職したほうがいいかも

と何度も考えるほど仕事がつらいなら、その悩み自体を相談することには意味があります。

「休職する」と決めてから相談する必要はありません。

今の状態で働き続けてよいか迷っている

という段階で相談して構いません。

休職制度を確認する

休職制度がある場合でも、

期間

給与

必要な書類

などは会社によって異なります。

実際に検討する場合は、自社の就業規則や人事担当者などへ確認しましょう。

有給休暇を使う場合

一日休めば回復しそうな場合などに、有給休暇を使う人もいるでしょう。

ただし、

毎回有給で何とかする

状態が続いているなら、根本的な原因も確認する必要があります。

休むことと、状態が続く理由を確認することを分けて考えましょう。

一日休んだら何をする?

休むと決めた場合、

仕事をしていない罪悪感

で一日中仕事のことを考える場合があります。

休むなら、まず体を休めることを優先します。

ただし、体調不良が続いている場合は、必要な相談や受診を検討しましょう。

休んだ分を翌日に全部取り返さない

一日休んだから、

明日は倍働かないと

と考える必要はありません。

復帰したら、優先順位を確認しながら仕事へ戻ります。

抱えている量が多いなら、上司へ調整を相談します。

早退した自分を責め続けない

早退すると、

周りは働いているのに

と気になる場合があります。

しかし、早退したことを責め続けても体調は戻りません。

必要な手続きを済ませたら、まず休みましょう。

仕事へ戻ったら小さく始める

休んだ翌日に、

遅れを全部取り戻す

と考えると負担になります。

まず、

メールを確認する

今日の優先順位を決める

など、小さく始めます。

一度に元のペースへ戻そうとしなくても構いません。

無理に残業して取り返さない

集中できなかった分を、

残業で取り返す

とすると、さらに疲れる場合があります。

仕事量に問題があるなら、優先順位や期限について相談してみましょう。

自分の集中時間だけで調整できない問題もあります。

自分の状態を簡単に記録する

状態が続いているなら、

いつ集中できなかったか

睡眠

早退した日

などを簡単に記録する方法があります。

例えば、

月曜:午前から頭が働かない

火曜:午後に回復

程度です。

相談するときにも状況を説明しやすくなります。

記録を細かくしすぎない

体調を確認するための記録なのに、

記録すること自体が負担

になっては続きません。

一言程度で構いません。

自分の傾向を確認するために使います。

仕事中の基本的な工夫は、仕事に集中できないときの対処法も参考にしてください。

Pomolikaで「今日はできる範囲」を確認する

Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。

体調に大きな問題はないものの、

今日はどうしても集中しにくい

という場合は、仕事を小さく区切るために使う方法があります。

例えば、

今する仕事を一つ決める

スマホを離す

Pomolikaを10分に設定する

10分だけ仕事をする

一区切りしたら自分の状態を確認する

という流れです。

10分ならできるなら、15分。

25分できるなら25分。

反対に、

10分でも難しい

体調が悪い

ミスが続く

という場合は、タイマーで無理に働き続けるのではなく、休憩や上司への相談なども考えましょう。

Pomolikaは、

休むべき状態でも無理に仕事を続けるための道具

ではありません。

その日の状態でできる短い仕事を区切るために使ってみましょう。

Pomolikaのタイマーを使う

まとめ

仕事に集中できず、休む・早退するか迷ったときは、

集中できないくらいで休んではいけない

とも、

集中できなければすぐ休むべき

とも一律には言えません。

まず、

  • 体調に変化がないか確認する
  • 普段と比べてどの程度違うかを見る
  • ミスが増えていないか確認する
  • 短い休憩を取る
  • 仕事を10分程度へ小さくする
  • 状態が戻らなければ上司へ相談する
  • 早退や欠勤が続いていないか振り返る
  • 産業医や社内相談窓口を利用する
  • 状態が長く続くなら医療機関への相談も検討する
  • 休職は一人で結論を出さず、専門家や会社と相談する

といったことを考えてみましょう。

今日は集中できない。

一度休憩する。

それでも戻らない。

体調も悪い。

そんなときは、無理にタイマーを回し続けるより、上司へ相談するという選択肢があります。

そして、

早退が増えている

仕事へ集中できない状態が長く続いている

なら、単なる集中力不足と決めつけず、産業医や医療機関などへ相談することも考えてみましょう。