「浪人生なのに勉強へ集中できない」「時間はあるはずなのに、気づけば一日が終わっている」。
浪人生活では、高校時代のように、
朝から授業
昼休み
放課後
という時間割がない場合があります。
そのため、
いつでも勉強できる
↓
あとで始めよう
↓
スマホを見る
↓
昼になった
↓
焦って勉強する
↓
また集中が切れる
ということもあるでしょう。
浪人生が集中できないときは、
もっと長時間勉強しないと
と考えるだけではなく、
一日の区切りを作る
勉強開始時間を決める
することを小さくする
といった方法を試してみましょう。
この記事では、浪人生が勉強へ集中できないときの対処法を紹介します。
浪人生が集中できないのはなぜ?
浪人中に集中できない理由は一つとは限りません。
例えば、
- 一日の時間割が決まっていない
- いつでも勉強できると思って後回しにする
- スマホが気になる
- 自宅にいる時間が長い
- 勉強場所が毎日同じ
- 受験までの期間が長く感じる
- 模試の結果が気になる
- 周囲の受験生と比べてしまう
- 一人で勉強する時間が長い
- 睡眠時間や起床時間がずれる
- 勉強時間を長く設定しすぎている
などがあります。
まず、
浪人しているのに集中できない自分はダメだ
と考えるのではなく、
どこで勉強が止まっているのか
を確認してみましょう。
「時間があるからあとで」が続いていないか
浪人生活では、学校がないぶん自由に使える時間が増える場合があります。
すると、
午前中にやらなくても午後がある
午後にやらなくても夜がある
と考えてしまうことがあります。
その結果、
いつでもできる
が
いつまでも始めない
になってしまう場合があります。
勉強時間を増やす前に、
何時から始めるか
を決めてみましょう。
起きる時間をある程度決める
浪人中に生活リズムが崩れると、
起きる時間が毎日違う
午前中を使えない
ということがあります。
毎日完全に同じでなくても構いません。
例えば、
朝はこの時間帯までに起きる
という基準を決めます。
一日の開始時刻がある程度決まると、勉強開始も決めやすくなります。
勉強開始時間を決める
起きてから、
朝ごはん
スマホ
動画
と過ごしているうちに、昼になることがあります。
そこで、
9時になったら勉強開始
など、開始時刻を決める方法があります。
その時間になったら、
やる気があるか
を確認せず、最初の勉強を始めます。
最初にする勉強を前日に決める
朝になってから、
今日は何をしよう
と考えると、開始まで時間がかかることがあります。
前日の最後に、
明日の最初は数学5問
など、一つだけ決めておきましょう。
翌朝は、
教材を開く
↓
その勉強を始める
だけにします。
一日を午前・午後・夜に分ける
浪人生活では、一日全体を自由時間として見ると長く感じます。
そこで、
午前
午後
夜
に分ける方法があります。
例えば、
午前:数学・英語長文
午後:理科・社会
夜:復習・暗記
という形です。
一日全部ではなく、
今の時間帯ですること
だけを見ます。
一日の勉強時間を大きくしすぎない
浪人生になると、
毎日10時間勉強しないと
など、大きな目標を作ることがあります。
しかし、10時間という数字を朝から見ると、
まだこんなにやらないといけない
と感じる場合があります。
時間だけではなく、
午前中に何を進めるか
午後に何を進めるか
を具体的にしてみましょう。
勉強時間より内容を決める
例えば、
今日は8時間勉強する
だけでは、何をするか分かりません。
代わりに、
- 数学10問
- 英語長文2題
- 英単語50個
- 日本史10ページ
- 昨日の復習
というように、内容も決めます。
時間と内容の両方を見るようにしましょう。
まず10分だけ始める
朝から勉強する気になれない日は、
これから一日中勉強する
と考える必要はありません。
まず、
10分だけ
始めます。
例えば、
10分:英単語
です。
10分できたら、
次の10分
へ進みます。
一日全部ではなく、最初の一区切りから始めましょう。
25分で区切る
ある程度勉強できるなら、
25分集中
↓
5分休憩
という形にする方法があります。
例えば、
25分:数学
↓
5分:休憩
↓
25分:数学
↓
5分:休憩
↓
25分:英語
という流れです。
何時間も続けて集中するのではなく、
次の25分
だけを見ます。
25分が長ければ短くする
浪人生だからといって、
25分くらい集中できないとまずい
と考える必要はありません。
集中できない日は、
10分
15分
から始めても構いません。
勉強が進み始めたら、少しずつ時間を伸ばします。
逆に25分では短い場合もある
数学の問題や過去問では、25分で途中になることがあります。
その場合は、
40分
50分
など、勉強内容に合わせて長くします。
重要なのは、
ポモドーロの時間を守ること
ではなく、
一つの勉強に集中する区切りを作ること
です。
自宅で集中できない場合
浪人生は自宅で勉強する時間が長い場合があります。
自宅には、
ベッド
スマホ
テレビ
ゲーム
など、勉強以外のものがあります。
何度試しても自宅で集中できないなら、
図書館
予備校の自習室
有料自習室
など、利用できる場所へ移動する方法もあります。
毎日同じ部屋で飽きる場合
毎日朝から夜まで同じ場所にいると、
気分が変わらない
と感じる場合があります。
例えば、
午前:自宅
午後:自習室
というように、場所を分ける方法があります。
ただし、移動ばかり増えると勉強時間が減るため、無理のない範囲で使い分けましょう。
予備校に通っている場合
予備校へ通っているなら、
授業だけ受けて帰る
のではなく、自習時間も予定に入れる方法があります。
例えば、
午前:授業
午後:自習室で復習
という形です。
予備校にいる時間を、
勉強する時間
としてまとめる方法があります。
予備校がない場合は自分で時間割を作る
宅浪など、予備校に通っていない場合は、自分で一日の区切りを作る必要があります。
例えば、
9:00〜10:00 数学
10:15〜11:00 英語
など、学校のような時間割を作る方法があります。
ただし、予定を細かく作りすぎると、一つ遅れただけで全部崩れることがあります。
ある程度余白を残しておきましょう。
スマホが気になって集中できない場合
浪人中は一人で過ごす時間が長く、スマホを見る時間が増えることがあります。
勉強中に、
通知を見る
↓
SNSを見る
↓
動画を見る
↓
気づけば長時間経っている
ということもあるでしょう。
集中時間だけでも、
スマホを机から離す
カバンへ入れる
別の部屋へ置く
など、すぐ触れない状態にしてみましょう。
スマホをタイマーにしない
勉強時間を測るためにスマホを使っていると、
タイマーを確認する
↓
通知を見る
↓
SNSへ移る
場合があります。
スマホが脱線のきっかけになるなら、
Webタイマー
時計
などを使い、スマホ自体は離す方法があります。
休憩中のスマホで戻れない場合
5分休憩のつもりで、
SNS
動画
を見始めると、勉強へ戻れなくなる場合があります。
自分が戻りにくいなら、短い休憩では、
席を立つ
飲み物を取る
少し歩く
など、スマホ以外の方法を使ってみましょう。
浪人生活で孤独を感じる場合
浪人中は、高校時代と比べて人と話す時間が減る場合があります。
一人で勉強すること自体がつらくなり、
勉強へ集中できない
と感じることもあるでしょう。
予備校へ通っているなら、授業や自習室を利用する。
宅浪なら、家族と話す時間を作るなど、自分に合った形で人との接点を持つ方法もあります。
集中できない原因を、
勉強方法だけ
に限定しないことも大切です。
周囲の受験生が見えないことで焦る場合
学校に通っていたころは、
みんなが勉強している
ことが見えました。
浪人すると、一人で勉強しているため、
ほかの浪人生はもっと勉強しているかも
と気になる場合があります。
SNSで勉強時間を検索し続けるより、
自分の今日の計画
へ戻りましょう。
他人の勉強時間を見ても、自分の一問は進みません。
逆に周囲と比べすぎる場合
予備校やSNSでは、
毎日10時間
模試で○点
といった情報が目に入ることがあります。
すると、
自分は遅れている
と焦ることがあります。
勉強時間だけでなく、
昨日より何ができるようになったか
を確認してみましょう。
自分の課題を基準にします。
模試の判定を引きずらない
浪人中の模試では、
去年より上がっていない
志望校判定が悪い
など、結果が気になることがあります。
結果について考え続けるのではなく、
どこを直すか
へ変えてみましょう。
例えば、
数学の数列で失点した
なら、
今日は数列を5問復習する
という形です。
模試の結果を次の勉強へ変えます。
去年の受験結果を引きずる場合
浪人生の場合、前年の受験結果を思い出すこともあります。
去年失敗した
また同じ結果になったらどうしよう
と考えることがあります。
その不安を完全になくしてから勉強する必要はありません。
考えていることに気づいたら、
今できる勉強は何か
へ戻ります。
次の一問。
次の一単語。
目の前の作業へ範囲を小さくしましょう。
志望校について考え続けない
浪人中は、
志望校を変えるべきか
このままで間に合うか
など、受験そのものについて考える時間が増える場合があります。
進路について考える時間は必要です。
ただし勉強中までずっと考え続けると、目の前の問題が進まなくなります。
進路を考える時間と、勉強する時間を分けてみましょう。
一週間単位で計画する
一日ごとの予定だけでは、
受験までに間に合うのか
が分かりにくい場合があります。
例えば、
今週は数学のこの単元
英語長文を5題
というように、一週間単位でも確認します。
そのうえで、今日することへ落とします。
計画を細かくしすぎない
予定を、
9:00〜9:30 数学
9:30〜10:00 英語
と細かく作りすぎると、一つ遅れただけで、
もう計画が崩れた
となることがあります。
例えば、
午前中に数学と英語
くらいの大きさでも構いません。
自分が実行しやすい細かさで計画を作りましょう。
計画が崩れても一日を諦めない
午前中に予定どおり勉強できなかったとき、
今日はもう失敗だ
と思うことがあります。
しかし、午後から再開できます。
古い予定へ完全に追いつこうとせず、
今から何を優先するか
を決め直しましょう。
一日の途中で計画を作り直しても構いません。
勉強記録はプレッシャーにしすぎない
浪人中に、
毎日の勉強時間
を記録する方法があります。
自分の傾向を見るには使えます。
ただし、
昨日8時間だったから今日は9時間
と数字だけを増やすことが目的になると、内容が見えにくくなる場合があります。
時間と一緒に、
何を進めたか
も簡単に記録してみましょう。
長時間座っているだけになっていないか
一日10時間机にいても、
スマホ
考え事
休憩
が多ければ、実際に勉強している時間は短い場合があります。
勉強時間を増やす前に、
集中できた時間
を小さく作ってみましょう。
25分を何回できたかを見る方法もあります。
同じ教科を長時間続けすぎない
数学を何時間も続けていると、途中で集中が切れることがあります。
例えば、
数学
↓
休憩
↓
英語
↓
休憩
↓
数学へ戻る
というように変える方法があります。
ただし、数分ごとに教科を変えるのではなく、一区切りしてから変更しましょう。
苦手科目を毎日少しだけ触る
苦手科目を、
今日はやりたくない
と後回しにし続けると、数日触らないことがあります。
例えば、
毎朝15分だけ苦手科目
という方法があります。
15分で全部理解する必要はありません。
毎日少しずつ進めます。
得意科目だけで勉強時間を埋めない
好きな教科は集中できるため、
今日は8時間勉強した
ものの、
ほとんど得意科目だった
ということもあります。
受験では必要な科目を進める必要があります。
時間だけでなく、
何に時間を使ったか
も確認しましょう。
過去問を始めるのが怖い場合
浪人生になると、
去年より点数が上がっているか
が気になり、過去問を避けたくなることがあります。
しかし、現在の状態を確認するために過去問を使うこともできます。
最初から合格点を取ることだけを目的にせず、
今どこができないのか
を確認する材料として使ってみましょう。
過去問は本番形式と復習を分ける
過去問を、
解く
採点する
全部復習する
まで一度に行うと長時間になります。
例えば、
午前:過去問を解く
午後:間違えた問題を復習
と分ける方法があります。
一つの作業を大きくしすぎないようにします。
秋・冬に集中できなくなった場合
浪人生活が長くなると、
最初は勉強できていたのに、秋や冬になって集中できなくなった
ということもあるでしょう。
同じ生活が長く続いて疲れている場合や、受験が近づいて焦りが強くなっている場合があります。
そんなときは、
勉強時間をさらに増やす
だけではなく、
最近の生活リズム
休憩
睡眠
なども振り返ってみましょう。
疲れている日は勉強内容を変える
毎日勉強を続けていれば、疲れている日もあります。
そんな日は、
難しい数学
から、
英単語
復習
などへ一時的に変える方法があります。
完全に休む必要がある場合は休むことも考えます。
一日単位で自分を評価しすぎないようにしましょう。
睡眠時間を削って勉強時間を増やしすぎない
浪人生は自分で一日の時間を調整できるため、
夜遅くまで勉強する
こともできます。
しかし、寝る時間が毎日遅くなり、翌日の開始が遅れると、一日のリズムが後ろへずれていきます。
勉強終了時刻もある程度決め、次の日の開始まで含めて考えましょう。
生活リズムが大きく崩れていないか確認する
最近、
昼過ぎに起きる
朝方まで起きている
など、生活リズムが大きく変わっている場合は、勉強方法だけではなく日常の流れも確認してみましょう。
また、強い眠気や疲れなどが長く続く場合は、集中力だけの問題と決めつけないことも大切です。
浪人生活がつらくなっている場合
浪人生の悩みは、勉強時間だけとは限りません。
焦り
孤独
前年の受験結果
将来への不安
などが重なる場合もあります。
それらが強く、勉強だけでなく普段の生活にも大きく影響しているなら、一人で集中方法だけを試し続ける必要はありません。
家族、予備校の先生、学校の先生だった人など、相談できる相手へ話すことも検討してみましょう。
受験勉強全般の優先順位については、受験生が勉強に集中できないときの対処法も参考にしてください。
Pomolikaで浪人生活に時間割を作る
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
浪人生活では、
いつでも勉強できる
ことが、逆に開始時間を曖昧にする場合があります。
そこで、
最初にする勉強を決める
↓
スマホを離す
↓
Pomolikaを25分に設定する
↓
一つの勉強だけ進める
↓
休憩する
↓
次の25分を始める
という使い方があります。
例えば、
午前
25分:数学
休憩
25分:数学
休憩
25分:英語
というように、自分で小さな時間割を作ります。
25分が長ければ10分や15分。
過去問などで短ければ40分や50分へ変更して構いません。
一日10時間を一つの塊として見るのではなく、
次の一回
へ分けてみましょう。
まとめ
浪人生なのに勉強へ集中できないときは、
時間があるのだからもっと勉強しないと
と考えるだけではなく、一日に区切りを作ってみましょう。
例えば、
- 起きる時間をある程度決める
- 勉強開始時間を決める
- 最初にする勉強を前日に決める
- 一日を午前・午後・夜に分ける
- 勉強時間だけでなく内容も決める
- 10分や25分など小さく区切る
- 自宅で集中できなければ勉強場所を変える
- スマホを手元から離す
- 模試の結果を次の勉強へ変える
- 一週間単位でも計画を確認する
- 計画が崩れても途中から作り直す
- 睡眠や生活リズムも確認する
といった方法があります。
浪人生活では、
今日一日をどう使うか
を自分で決める場面が増えます。
だからこそ、一日全部を完璧に管理しようとするのではなく、
朝9時に始める
数学を5問
まず25分
というように、小さな開始地点を作ってみましょう。
時間がある一日を一つの大きな勉強時間として見るのではなく、次の一区切りから進めてみましょう。