「家で勉強すると集中できない」「自習室へ行ってもなぜか勉強が進まない」。
勉強する場所によって、
スマホが気になる
人の動きが気になる
周囲の音が気になる
姿勢が落ち着かない
など、集中を邪魔するものが変わることがあります。
例えば、自宅では誘惑が多い一方、自習室では周囲の人が気になることがあります。
床やローテーブルで勉強している場合は、
長時間同じ姿勢でいるとつらい
教材を広げにくい
など、勉強する環境そのものが使いにくい場合もあるでしょう。
そんなときは、
自分には集中力がない
と考える前に、
今の場所が勉強しやすいか
を確認してみましょう。
この記事では、床やローテーブル、自宅、学校、自習室など、勉強する場所で集中できないときに試したい方法を紹介します。
勉強する場所で集中できないことがある
同じ人でも、場所によって集中しやすさが変わることがあります。
例えば、
自宅ではスマホを見てしまう
けれど、
図書館なら勉強できる
という人もいるでしょう。
反対に、
自習室だと周囲の人が気になる
ので、
自宅のほうが集中できる
場合もあります。
どこが正解というわけではありません。
まず、
今の場所で何が気になっているのか
を確認してみましょう。
勉強場所で確認したいこと
勉強へ集中できないときは、場所について次のような点を確認します。
- スマホが近くにある
- テレビが見える
- 漫画やゲームがある
- 周囲の話し声が気になる
- 人の動きが視界に入る
- 机が狭い
- 教材を広げにくい
- 椅子や机が使いにくい
- 暑い・寒い
- 明るさが気になる
- 周囲の人を意識してしまう
一つでも気になるものがあれば、そこから調整してみましょう。
床に座って勉強すると集中できない場合
自宅では、
床に座ってローテーブルで勉強する
という人もいるでしょう。
短時間なら問題なくても、勉強が長くなると、
姿勢を何度も変える
足が気になる
前かがみになりやすい
など、勉強以外のことが気になる場合があります。
床に座ること自体が悪いというわけではありません。
ただ、
勉強中に姿勢のことばかり気になる
なら、環境を変えてみる価値があります。
床に座ると姿勢が落ち着かない場合
床では、
あぐら
正座
足を伸ばす
など、姿勢を変えながら座ることがあります。
数分ごとに姿勢を変えているなら、
勉強より座り方が気になっている
状態かもしれません。
可能であれば、
机と椅子を使う
方法を試してみましょう。
一度場所を変えて、
どちらのほうが勉強へ意識を向けやすいか
を比べてみます。
ローテーブルで集中できない場合
ローテーブルでは、教材を広げるスペースが足りない場合があります。
例えば、
教科書
問題集
ノート
筆記用具
を一度に置くと、机がいっぱいになることがあります。
その結果、
教材を入れ替える
物をどかす
といった作業が増えます。
机が狭いと感じるなら、
今使う教材だけ置く
方法を試してみましょう。
ローテーブルでは教材を減らす
例えば数学なら、
問題集
ノート
筆記用具
だけにします。
英語なら、
単語帳
ノート
だけでも構いません。
今使わない教材は横へ置きます。
限られたスペースの中で、目の前の勉強へ必要なものだけ残しましょう。
床で勉強するなら短時間で区切る
床やローテーブルで勉強する場合でも、集中できるならそのまま使って構いません。
ただし長時間になるとつらいなら、
10分
15分
25分
など、短い時間で区切る方法があります。
例えば、
25分:数学
↓
休憩
↓
姿勢を変える
↓
25分:英語
という形です。
ずっと同じ姿勢で勉強する前提にしないようにします。
ベッドの近くで勉強していないか
自宅で勉強するとき、
すぐ横にベッドがある
場合があります。
疲れたときに、
少し横になろう
↓
スマホを見る
↓
そのまま勉強へ戻れない
ということもあります。
ベッドが気になるなら、
ベッドが視界に入りにくい向きに座る
別の部屋で勉強する
など、場所を変える方法があります。
自宅で集中できないなら場所を変える
家では、
スマホ
テレビ
ゲーム
ベッド
など、勉強以外の選択肢が身近にあります。
そのため、自宅で何度試しても集中できないなら、
別の場所へ移動する
ことも選択肢です。
例えば、
図書館
学校の自習スペース
自習室
などです。
利用できる場所の中から、自分が勉強しやすい環境を探してみましょう。
場所を変えるだけで解決するとは限らない
ただし、
場所さえ変えれば必ず集中できる
わけではありません。
例えば自習室へ行っても、
スマホを机に置いている
何を勉強するか決めていない
状態なら、集中できないことがあります。
場所を変えるときは、
そこで何をするか
も一緒に決めてみましょう。
「場所を変える」が目的にならないようにする
集中できないたびに、
今日はカフェ
明日は図書館
次は別の自習室
と場所を探し続けると、勉強より場所選びに時間を使う場合があります。
まず一つの場所を選び、
数回使ってみる
↓
何が集中しにくかったか確認する
という形で試してみましょう。
学校で自習に集中できない場合
学校の自習時間では、
周囲に友達がいる
話し声が聞こえる
人が動く
など、自宅とは違うものが気になることがあります。
そんなときは、
自習時間全部に集中する
と考えず、
次の問題を5問
など、することを一つに絞ります。
周囲ではなく、自分が次にする勉強へ戻りやすくしておきましょう。
学校では周囲の人を見すぎない
学校で自習していると、
あの人はもう終わっている
周りはすごく集中している
など、ほかの人が気になることがあります。
そのたびに自分と比べていると、勉強へ集中しにくくなる場合があります。
今の自分が、
次にどの問題をするか
だけを確認しましょう。
学校の自習時間はすることを先に決める
自習時間になってから、
何をしよう
と考えていると、その間に周囲が気になる場合があります。
例えば前もって、
数学のワーク5ページ
英単語30個
などを決めます。
自習時間になったら、そのまま始められる状態にしておきます。
自習室へ行っても集中できない場合
自習室は勉強するための場所ですが、
行けば必ず集中できる
わけではありません。
例えば、
周囲の人が気になる
物音が気になる
スマホを見る
何をするか決めていない
などで集中できない場合があります。
自習室で集中できないときは、
自習室そのものが合わない
と決める前に、何が気になっているのかを確認してみましょう。
自習室では座る場所を変えてみる
同じ自習室でも、
入口の近く
通路側
壁側
などで周囲の見え方が変わります。
人の出入りが気になるなら、
壁側
人が視界に入りにくい席
を選ぶ方法があります。
ただし、利用できる席やルールは施設によって異なります。
ブース型自習室で集中できない場合
ブース型自習室は周囲の視界を遮りやすい一方、
狭さが気になる
周囲の音だけが逆に目立つ
閉じた空間が落ち着かない
と感じる人もいるでしょう。
ブース型だから必ず集中しやすいとは限りません。
利用していて集中できないなら、
オープンな席
別の自習スペース
なども試してみましょう。
自分が落ち着いて勉強できる形式を選びます。
人が見えないほうが集中できるとは限らない
周囲が見えないブースのほうが集中しやすい人もいれば、
閉じた感じが気になる
人もいます。
反対に、人が勉強している姿が見えるほうが、
自分も勉強しよう
と取り組みやすい場合もあります。
ブース型かオープン型かは、自分が実際に勉強しやすいほうを選びましょう。
自習室でスマホを触ってしまう場合
自習室へ行ってもスマホが机にあると、
通知を見る
↓
SNSを見る
↓
動画を見る
ということがあります。
その場合、場所よりもスマホとの距離が問題かもしれません。
例えば、
スマホをカバンへ入れる
机の上へ置かない
など、すぐ触れない状態にしてみましょう。
自習室へ行く前に勉強内容を決める
自習室へ着いてから、
今日は何をしよう
と考えると、勉強開始まで時間がかかります。
行く前に、
数学10問
英単語50個
など、最初の勉強を決めておきましょう。
席へ着いたら、そのまま教材を開いて始めます。
自習室へ持っていく教材を増やしすぎない
集中できるようにと、
数学
英語
国語
参考書
問題集
など、大量の教材を持っていくことがあります。
すると、
どれをやろう
と迷うことがあります。
その日にする教科を絞り、必要な教材だけ持っていく方法もあります。
勉強場所ごとにすることを変える
場所によって、向いている作業が違う場合があります。
例えば、
自宅:暗記
自習室:問題演習
電車:単語
というように、自分が進めやすい作業を場所ごとに分ける方法があります。
すべての場所で同じように集中する必要はありません。
難しい勉強は集中しやすい場所へ回す
自宅では周囲が気になって難しい問題へ集中できないなら、
数学の問題演習は自習室
など、集中が必要な作業だけ場所を変える方法があります。
反対に、単語の確認など短時間でできるものは自宅でも構いません。
勉強内容と場所を組み合わせて考えてみましょう。
場所ごとに一度タイマーで試してみる
どの場所が合うか分からないなら、同じ時間で試す方法があります。
例えば、
自宅で25分
自習室で25分
などです。
それぞれ、
どれくらい勉強できたか
何が気になったか
を確認します。
感覚だけではなく、実際に勉強が進んだかを比べてみましょう。
まず10分だけ試す
新しい場所へ移動したとき、
ここなら2時間集中する
と考える必要はありません。
まず、
10分だけ
一つの勉強をします。
10分間で、
人が気になった
音が気になった
思ったより集中できた
などを確認します。
問題なければ時間を伸ばします。
25分で場所との相性を確認する
ポモドーロのように、
25分集中
↓
休憩
と区切る方法も使えます。
例えば、
自習室で25分数学をする
↓
一区切り
↓
どれくらい進んだか確認する
という形です。
場所そのものではなく、
その場所で一つの作業を進められたか
を見ます。
周囲の音が気になる場合
勉強場所によっては、
話し声
足音
ドアの開閉音
などが気になる場合があります。
場所を変えられるなら、比較的静かな場所を選びます。
同じ施設でも席によって音の聞こえ方が違うことがあります。
周囲の音を我慢することだけで対処せず、座る位置を変える方法も試してみましょう。
無音でも集中できない場合
静かな自習室なら集中できると思っていたのに、
静かすぎて逆に落ち着かない
という人もいるでしょう。
その場合は、自分がどのくらいの環境音なら勉強しやすいか確認してみましょう。
完全な無音が全員に最適とは限りません。
暑さ・寒さが気になる場合
場所によっては、
冷房が寒い
暖房が暑い
と感じることがあります。
その感覚がずっと気になるなら、可能であれば、
席を変える
服装を調整する
などの方法があります。
勉強へ集中するために、環境側を調整できないか確認してみましょう。
明るさが気になる場合
机が暗かったり、反対に光が強く感じたりして、勉強しにくい場合もあります。
可能なら席を変えたり、自宅なら照明の位置を調整したりしてみましょう。
特に画面や教材が見づらい状態を、集中力だけで我慢し続けないようにします。
「一番集中できる場所」を探しすぎない
完璧な勉強場所を探そうとすると、
もっと良い自習室があるかも
別の机のほうがいいかも
と、環境選びそのものが増えていきます。
必要なのは、
一切気が散らない場所
ではなく、
ある程度勉強を進められる場所
です。
まず使える場所で短く試し、問題があれば一つずつ調整してみましょう。
集中できない原因が場所ではない場合もある
自宅から自習室へ移動しても集中できない。
席を変えても集中できない。
そんな場合は、場所以外も確認してみましょう。
例えば、
眠い
疲れている
勉強内容が難しい
スマホが気になる
別のことを考えている
などです。
場所を変えることだけで解決しようとしないことも大切です。
部屋全体の環境を整えたい場合は、集中しやすい部屋の整え方も参考にしてください。
Pomolikaで勉強場所との相性を試す
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
どこで勉強すると集中しやすいか分からない場合は、
同じ時間で場所を試す
ために使う方法があります。
例えば、
自宅で数学を25分
↓
どれくらい進んだか確認する
という使い方です。
別の日には、
自習室で同じように25分
試してみます。
また、床やローテーブルで長時間勉強するのがつらいなら、
10分や15分
へ短くしても構いません。
重要なのは、
どこなら何時間座れるか
ではなく、
どの場所なら目の前の勉強を進めやすいか
です。
まとめ
勉強する場所で集中できないときは、
自分の集中力だけ
を原因にする前に、環境を確認してみましょう。
例えば、
- 床やローテーブルで姿勢が気になっていないか
- 教材を広げるスペースが足りているか
- スマホやベッドが近くにないか
- 自宅で難しければ場所を変えてみる
- 学校の自習ではすることを先に決める
- 自習室では席の位置を変えてみる
- ブース型とオープン型を比べる
- 自習室でもスマホを手元から離す
- 勉強内容と場所を組み合わせる
- 同じ時間で複数の場所を試してみる
といった方法があります。
床だから集中できない。
自習室だから集中できる。
と単純に決まるわけではありません。
まず、
今の場所で何が気になるのか
を確認する。
一つ調整する。
そして10分や25分だけ勉強してみる。
自分が実際に勉強を進めやすい場所を探してみましょう。