「大学生になってから勉強に集中できない」「授業やレポートはあるのに、気づけば締め切り直前になっている」。
大学では、高校までと比べて、
空きコマがある
授業の時間割を自分で組む
レポートや課題を自分で管理する
試験勉強をいつ始めるか自分で決める
など、自分で時間を使う場面が増えることがあります。
そのため、
時間はあるはずなのに勉強が進まない
ということもあるでしょう。
そんなときは、
もっと集中力をつけないと
と考えるだけではなく、
勉強する時間を先に決める
課題を小さな作業へ分ける
大学にいる時間を使う
など、大学生活に合わせて勉強の仕組みを作ってみましょう。
この記事では、大学生が勉強に集中できないときの原因と対処法を紹介します。
大学生が勉強に集中できないのはなぜ?
大学生が勉強に集中できない理由は一つとは限りません。
例えば、
- 時間割に空きが多い
- 授業以外の時間を自由に使える
- 課題の締め切りが先にある
- レポートをどこから始めればいいか分からない
- スマホが気になる
- パソコンで別のタブを開く
- サークルやアルバイトで疲れている
- 一人で勉強する時間が増えた
- 授業内容が難しい
- 試験直前まで勉強を後回しにしている
- 生活リズムが不規則になっている
などがあります。
まず、
大学生になったら集中できなくなった
とまとめるのではなく、
どんな場面で勉強が止まっているのか
を確認してみましょう。
高校までより自由な時間が増えて集中できない場合
高校では、
朝から授業
放課後
という流れが決まっていた人も多いでしょう。
大学では、
1限だけ
午後から授業
空きコマがある
など、日によって時間の使い方が変わります。
すると、
あとで勉強できる
と思いやすくなります。
自由な時間があるからこそ、
いつ勉強するか
を先に決めてみましょう。
空きコマを勉強時間にする
大学の空きコマで、
一度家へ帰る
スマホを見る
友達と話す
うちに時間が終わることがあります。
空きコマの一部を、
課題を進める時間
として使う方法があります。
例えば、
空きコマの最初の30分だけレポート
という形です。
全部を勉強時間にする必要はありません。
大学にいるうちに課題を少し進める
家へ帰ると、
ベッド
ゲーム
動画
などがあり、勉強しにくくなる場合があります。
その場合は、
大学にいるうちに30分だけ課題を進める
方法があります。
図書館や自習スペースなど、利用できる場所を使ってみましょう。
レポートに集中できない場合
大学ではレポート課題が出ることがあります。
レポートを見ると、
2000字書かないと
資料を探さないと
引用も必要
など、一つの大きな作業に見える場合があります。
そのまま、
レポートを書く
と考えると始めにくいことがあります。
作業を小さく分けてみましょう。
レポートを小さな作業へ分ける
例えば、
テーマを確認する
↓
資料を探す
↓
使う資料を決める
↓
構成を作る
↓
本文を書く
↓
見直す
というように分けます。
今日は、
資料を3つ探す
だけでも構いません。
完成まで全部を見るのではなく、次にする作業を一つ決めます。
最初から完成した文章を書こうとしない
レポートを書こうとして、
最初の一文が決まらない
まま時間が過ぎることがあります。
そんなときは、
結論
理由
具体例
など、箇条書きから始めてみましょう。
文章として整える作業はあとでもできます。
レポートの締め切り直前まで始められない場合
締め切りが一週間後だと、
まだ時間がある
と思うことがあります。
そのまま数日過ぎ、
明日までに全部書かないと
となる場合があります。
そこで、
提出日
だけではなく、
資料を探す日
構成を作る日
本文を書く日
を決めてみましょう。
一つの締め切りを複数の小さな締め切りへ分けます。
授業の復習を後回しにしない
大学の授業は、
次回まで一週間ある
ことがあります。
そのため、
あとで復習しよう
と思ったまま次の授業になる場合があります。
授業が終わったあと、
10分だけ
資料やノートを見る方法があります。
長時間復習する必要はありません。
内容を忘れる前に、一度確認します。
授業後に一言だけまとめる
授業後に、
今日何の話だった?
と一言確認してみましょう。
例えば、
今日は○○理論の説明
という程度です。
分からなかったところがあれば、
?
をつけておきます。
試験前に最初から全部見直す負担を減らせます。
試験勉強を直前まで後回しにする場合
大学の試験では、
一夜漬けで何とかしよう
となることがあります。
しかし試験範囲が広いと、直前に全部見るのは大変です。
例えば、
試験2週間前から15分だけ復習
というように、小さく始める方法があります。
最初から何時間も試験勉強する必要はありません。
試験範囲を小さくする
例えば、
講義資料12回分
を見ると大きく感じます。
そこで、
今日は第1回と第2回
というように分けます。
一回分確認したら次へ進みます。
試験範囲全部を一度に見ないようにしましょう。
過去問や問題演習を使う
授業資料を何度も読むだけでは集中できない場合があります。
利用できる問題があるなら、
問題を解く
↓
分からないところを資料で確認する
という方法があります。
自分が理解できているかを確認しながら勉強します。
パソコンで勉強すると脱線する場合
大学ではパソコンで、
講義資料
レポート
オンライン教材
を見ることがあります。
同じパソコンに、
SNS
動画
ニュース
などもあります。
勉強中は、
必要な資料以外のタブを閉じる
方法があります。
パソコンの中でも、勉強以外の選択肢を減らしてみましょう。
スマホを机から離す
パソコンで課題をしていても、横にスマホがあると、
通知を見る
↓
SNSを見る
ということがあります。
集中する時間だけでも、
カバンへ入れる
机から離す
など、すぐ触れない場所へ移してみましょう。
スマホをタイマーにしない
勉強時間を測るためにスマホを使うと、
タイマーを見る
↓
通知を見る
↓
別のアプリへ移る
場合があります。
スマホが脱線のきっかけになるなら、
パソコンのWebタイマー
などを使う方法があります。
一人で勉強すると集中できない場合
大学では、高校までより一人で勉強する時間が増える人もいるでしょう。
自宅で一人になると、
いつでも休める
誰にも見られていない
ため、勉強しにくい場合があります。
その場合は、
大学図書館
自習スペース
など、人が勉強している場所を利用してみましょう。
図書館を使う
大学図書館は、
授業と授業の間
授業後
に利用できる場合があります。
家へ帰る前に、
30分だけ課題
という使い方もできます。
自宅で集中できないなら、大学にいる時間を活用してみましょう。
友達と勉強する場合
一人だと集中できないなら、友達と勉強する方法もあります。
ただし、
話して終わる
こともあります。
例えば、
最初の30分は各自課題
など、勉強する時間を決めておきましょう。
サークルと勉強を両立する
大学ではサークルや部活動などもあります。
予定が多いと、
空いている日にまとめて勉強
しようとする場合があります。
しかし、その日になって疲れていることもあります。
例えば、
授業後に15分だけ復習
など、短い勉強を普段から入れる方法があります。
アルバイト後に集中できない場合
アルバイトのあとに、
帰宅して2時間勉強
と予定しても、疲れている場合があります。
その場合は、
バイトがない日に重い課題
バイト後は短い復習
というように負荷を変える方法があります。
毎日同じ勉強量にする必要はありません。
大学生活の予定を一週間で見る
授業、バイト、サークル、課題などがあると、
今日だけ
では予定を組みにくい場合があります。
一週間単位で、
どこに空き時間があるか
を確認してみましょう。
例えば、
火曜の空きコマ:レポート
木曜の授業後:試験勉強
という形です。
課題をカレンダーだけで管理しない
提出日だけ登録していると、
締め切り当日まで何もしない
場合があります。
例えば、
提出:金曜
に加えて、
火曜:資料探し
水曜:構成
木曜:本文
と、作業日も決めてみましょう。
やることを増やしすぎない
大学では複数の授業から課題が出る場合があります。
全部を頭の中で管理すると、
何からすればいいか分からない
状態になることがあります。
一度書き出し、
今日するもの
を絞りましょう。
今することは一つです。
まず5分だけ始める
課題が重くて始められないなら、
5分だけ
にします。
例えば、
5分:レポートのテーマを確認
です。
それだけでも、次にすることが見える場合があります。
10分だけ課題を進める
5分では短ければ、
10分
にします。
例えば、
10分:参考文献を探す
という形です。
レポート全部を終わらせるのではなく、一つの工程だけ進めます。
25分で大学の課題を区切る
ある程度作業できるなら、
25分集中
↓
5分休憩
という方法があります。
例えば、
25分:レポート
↓
5分:休憩
↓
25分:試験勉強
という形です。
複数の課題を一つずつ処理します。
25分が長ければ短くする
疲れている日や、なかなか始められない日は、
10分
15分
でも構いません。
反対にレポートを書いていて集中できているなら、30分や40分続けても構いません。
時間は作業に合わせて変えてみましょう。
オンライン授業で集中できない場合
大学ではオンライン授業やオンデマンド教材を使う場合があります。
自宅で受講していると、
別のタブを見る
スマホを見る
ことがあります。
オンライン授業では、
不要なタブを閉じる
スマホを離す
視聴開始時刻を決める
など、対面授業とは違う環境づくりが必要になる場合があります。
オンデマンド授業をためない
オンデマンド授業は、
いつでも見られる
ため後回しにしやすいことがあります。
例えば、
水曜の18時に見る
と決めます。
視聴期限だけではなく、見る日を予定へ入れてみましょう。
朝の授業がない日に生活リズムが崩れる場合
大学では、
1限がない日
午後から授業の日
があります。
すると、
夜更かしする
↓
起きる時間が遅くなる
ということがあります。
それによって勉強する時間も後ろへずれる場合があります。
授業が遅い日でも、起きる時間が大きく変わりすぎていないか確認してみましょう。
夜型になって勉強できない場合
夜遅くまで起きていて、
夜に課題をする予定だったけれど疲れている
ということがあります。
自分が午前や昼のほうが集中しやすいなら、
空きコマ
授業前
など、早い時間へ勉強を移す方法があります。
夜に全部まとめないようにします。
昼まで何もしない日がある場合
授業が午後からだと、
午前中は自由
と思い、スマホを見て終わることがあります。
例えば、
午前中に課題を25分だけ
と決めます。
そのあと自由時間にしても構いません。
まず一回だけ勉強する時間を作ります。
専門科目が難しくて集中できない場合
学年が上がると専門的な内容が増える場合があります。
授業を聞いても、
何を言っているか分からない
状態なら、集中力だけの問題ではないかもしれません。
例えば、
前提となる授業を復習する
教科書の基本部分へ戻る
先生へ質問する
など、理解そのものを補う方法があります。
分からないところを放置しない
大学の授業は次回まで時間が空くため、
あとで確認しよう
と思ったまま忘れることがあります。
授業中に、
?
をつけておき、授業後に一つだけでも確認してみましょう。
分からない部分が積み重なると、その後の授業も集中しにくくなる場合があります。
単位が取れればいいと思うと集中できない場合
授業内容に強い興味がないと、
単位だけ取れればいい
と思うこともあるでしょう。
その場合は、
試験で必要な範囲
課題で必要な内容
など、まず具体的な目的を決める方法があります。
すべての授業へ同じ強さで興味を持つ必要はありません。
興味のある授業だけ集中できる場合
専門や好きな授業では集中できるのに、必修科目では難しいことがあります。
その場合、
自分には集中力がない
とは限りません。
興味が薄い授業では、
今日一つ理解する
など、小さな目的を作ってみましょう。
就活が気になって勉強に集中できない場合
大学生になると、学年によっては就活や将来について考えることもあります。
勉強中に、
就活もやらないと
と思う場合は、
就活する時間
と
課題をする時間
を分けてみましょう。
頭の中で両方を同時に進めようとしないようにします。
人間関係が気になる場合
大学では新しい人間関係が増えることがあります。
友人や恋愛などが気になって勉強へ集中できない場合は、
気になることをメモする
あとで考える時間を決める
など、勉強する時間と分ける方法があります。
大学の勉強を高校と同じ方法だけで進めない
大学では、
レポート
論文
発表
など、高校までとは違う課題が増える場合があります。
そのため、
教科書を読むだけ
では進まないこともあります。
課題ごとに、
資料を探す
構成を作る
など、必要な作業へ分解してみましょう。
完璧な大学生活を作ろうとしない
授業。
サークル。
アルバイト。
勉強。
友人関係。
全部を毎日完璧にすることは難しい場合があります。
その日の予定を見て、
今日はここまで
という勉強量を決めてみましょう。
集中できなかった一日を引きずらない
休日に一日課題をする予定だったのに、
ほとんどできなかった
こともあるでしょう。
その場合、
明日全部取り返す
と大きくするのではなく、
次の空きコマで30分
など、次にできる時間を決めます。
勉強に集中できない状態が続く場合
大学生が勉強へ集中できない背景には、生活リズム、疲れ、睡眠、勉強内容、不安などさまざまな要因が考えられます。
この記事だけで原因を特定することはできません。
特に、
授業や課題だけでなく日常生活にも大きく影響している
強い眠気や疲れなどが長く続いている
気分の落ち込みや不安が強い状態が続いている
場合は、集中方法だけで対応し続けないことも大切です。
大学の学生相談室や保健センターなど、利用できる窓口へ相談することも検討してみましょう。
講義中に集中が切れる場合は、大学の授業や講義に集中できないときの対処法も参考にしてください。
Pomolikaで大学の課題を一作業ずつ進める
Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。
大学の課題は、
レポートを書く
試験勉強をする
という大きな作業にすると、始めにくい場合があります。
例えばレポートなら、
参考文献を3つ探すと決める
↓
スマホを離す
↓
Pomolikaを25分に設定する
↓
資料探しだけ行う
↓
タイマーが鳴ったら休憩する
という使い方があります。
次は、
25分:構成を作る
というように、一工程ずつ進めます。
空きコマなら、
次の授業まで25分だけ課題
という使い方もできます。
25分が長ければ10分や15分でも構いません。
大学の勉強全部ではなく、
次の一作業
へ時間を区切ってみましょう。
まとめ
大学生が勉強へ集中できないときは、
自由な時間があるのだからもっと勉強できるはず
と考えるだけではなく、大学生活に合わせて勉強する時間を作ってみましょう。
例えば、
- 空きコマの一部を勉強時間にする
- 大学にいるうちに課題を少し進める
- レポートを小さな作業へ分ける
- 提出日だけでなく作業日も決める
- 授業後に10分だけ復習する
- 試験勉強を短時間から早めに始める
- スマホや不要なブラウザタブを閉じる
- 自宅で難しければ大学図書館を使う
- バイトやサークルに合わせて勉強量を変える
- 一週間単位で予定を確認する
といった方法があります。
大学では、
いつ勉強するか
を自分で決める場面が増えます。
だからこそ、
レポートを書く
ではなく、
参考文献を3つ探す
まで小さくする。
空きコマがあれば25分だけ進める。
帰宅前に一つ終わらせる。
自由な時間全部を勉強へ変えようとせず、大学生活の中に小さな勉強時間を作ってみましょう。