先延ばし完璧主義対策始め方

完璧主義だと先延ばししやすい?始められないときの対策

完璧にやろうとして仕事や勉強を先延ばししてしまうときの対策を紹介します。最初から完成を目指さず、下書きや小さな作業から始める方法を解説します。

「ちゃんとやりたいと思っているのに、なかなか始められない」。

「中途半端にやるくらいなら、時間があるときにやろう」。

完璧にやろうと考えるほど、かえって作業を先延ばししてしまうことがあります。

例えば、資料を作るときに、

最初から分かりやすく完成度の高い資料を作りたい

と考えると、最初の一歩から難しく感じるかもしれません。

そんなときは、完璧にやることを諦めるのではなく、

最初から完璧にしようとしない

と考えてみましょう。

この記事では、完璧にやろうとして先延ばししてしまうときに、作業を始めやすくする方法を紹介します。

完璧主義と先延ばしは一見すると反対に見える

完璧主義というと、

何でもきちんとやる人

というイメージがあるかもしれません。

一方、先延ばしは、

やるべきことを後回しにする

行動です。

そのため、一見すると正反対に見えます。

しかし、

失敗したくない

中途半端なものを作りたくない

最初からうまくやりたい

と考えることで、作業開始のハードルが高くなる場合があります。

例えば、

「資料を作る」

という作業を、

良い資料を完成させる

と捉えていれば、始める前から多くのことを考えなければなりません。

一方、

まず見出しだけ作る

なら、最初の行動はかなり具体的になります。

完璧主義なら必ず先延ばしするわけではない

完璧主義と先延ばしの関係は、単純に、

完璧主義だから先延ばしする

と決められるものではありません。

完璧な結果を目指すことが、仕事や勉強への取り組みにつながる場合もあります。

問題になりやすいのは、求める基準によって、

失敗するのが怖くて始められない

十分な時間がないと着手できない

最初から正解を出そうとして手が止まる

といった状態になっている場合です。

自分が完璧主義かどうかを判断することより、

どんな考え方をしたときに作業が止まるのか

を確認してみましょう。

「ちゃんとやる」が大きすぎないか確認する

例えば、仕事で資料を作るとします。

最初から、

  • 内容を完全に整理する
  • 分かりやすい文章を書く
  • デザインも整える
  • 間違いがないよう確認する

ところまで考えると、大きな作業になります。

そこで工程を分けます。

1. 見出しだけ作る

2. 必要な内容を箇条書きする

3. 文章にする

4. 見た目を整える

5. 最後に確認する

今は1だけやる。

そう決めれば、最初から5まで完璧に考える必要はありません。

「完成させる」ではなく「下書きを作る」

完璧にやろうとして始められない場合に試しやすいのが、

下書きを作る

という考え方です。

例えば文章を書くなら、最初から公開できる文章を書くのではなく、

あとで直すための文章を書く

と考えます。

資料なら、

提出用の資料を作る

ではなく、

自分用のたたき台を作る

ところから始めます。

最初の成果物に完成度を求めなければ、間違えたり途中で変更したりする余地を残せます。

最初から正解を決めなくてもいい

選択肢が複数ある作業では、

一番良い方法を選んでから始めたい

と考えることがあります。

例えば資料の構成を、

A案にするか。

B案にするか。

もっと良い構成があるのではないか。

と考え続け、実際の作業が進まない状態です。

そんなときは、

仮で決める

という方法があります。

「ひとまずA案で作ってみる」

と決め、実際に形にしてから変更します。

考えるだけでは判断できないことも、作ってみると比較しやすくなります。

まとまった時間を待たない

完璧に取り組もうとすると、

ちゃんと時間を確保してからやりたい

と思うことがあります。

例えば、

「2時間くらい集中できるときに資料を作ろう」

と考えます。

しかし、その2時間がなかなか取れなければ、作業は始まりません。

2時間取れなくても、

15分で見出しを作る

ことはできるかもしれません。

まとまった時間が必要な工程と、短時間でも進められる工程を分けてみましょう。

100点ではなく「次へ進める状態」を目指す

最初の段階から100点を目指す必要はありません。

例えば、資料の構成を考えている段階なら、

この構成で一度本文を書き始められる

状態になれば、次へ進めます。

文章の下書きなら、

あとで読み直せる程度に内容が入っている

状態でも構いません。

工程ごとに、

今の段階ではどこまでできれば次へ進めるか

を決めておくと、細かい部分を直し続けることを防ぎやすくなります。

時間で区切って完成度を上げる

どこまでやればいいか決めにくい場合は、時間を使って区切る方法もあります。

例えば、

最初の15分:構成を作る

次の25分:本文を書く

最後の10分:見直す

という形です。

構成を完璧にしてから本文へ進むのではなく、時間が来たら一度次の工程へ移ります。

必要なら最後に戻って修正します。

一つの工程だけを延々と直し続けるより、まず全体を作ってから調整する方法です。

失敗しない準備が先延ばしになることもある

作業を始める前に、

もう少し調べてから

もう少し計画してから

必要なものを全部そろえてから

と準備を続けることがあります。

もちろん、必要な準備はあります。

しかし、

準備が終わらないと本番を始められない

状態になっているなら、一度確認してみましょう。

「これ以上調べないと本当に作業できないのか」。

すでに始められるなら、作業を進めながら足りないものを確認する方法もあります。

完璧にできなかった日を失敗にしない

今日は25分作業する予定だったのに10分しかできなかった。

予定していた3つの作業のうち、1つしか終わらなかった。

そんな日もあります。

そこで、

計画どおりできなかったから今日は失敗

と考えると、残りの時間まで何もしなくなることがあります。

10分進んだなら、10分分は進んでいます。

1つ終わったなら、1つ分は減っています。

予定との差を確認することは必要ですが、

100%できなければ0%と同じ

と考えないようにしてみましょう。

完璧主義そのものをなくす必要はない

質の高い仕事をしたい。

間違いを減らしたい。

納得できるものを作りたい。

そう考えること自体をやめる必要はありません。

変えるのは、

完成時に求める品質

ではなく、

最初の一歩に求める品質

です。

最終的には丁寧に仕上げる。

でも、最初は雑でもいい。

下書きを作り、修正し、最後に品質を上げる。

そう分ければ、完成度を大切にしながら作業を始めることができます。

Pomolikaで「完璧にやる時間」ではなく「始める時間」を作る

Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。

完璧にやろうとして作業を始められないときは、

完成させるための時間

ではなく、

最初の一歩を進める時間

としてタイマーを使う方法があります。

例えば、

資料を完璧に作る ではなく 15分で見出しを作る

と決めます。

そして、

今やることを一つ決める

Pomolikaで時間を設定する

完成度を気にせず、その工程だけ進める

タイマーが鳴ったら一度確認する

という流れです。

そこで続けるか、修正するか、次の工程へ移るかを決めます。

最初から100点を作ろうとせず、

まず修正できるものを作る

ために時間を区切ってみましょう。

Pomolikaのタイマーを使う

対策をまとめて確認したい場合は、先延ばし癖の治し方も参考にしてください。

まとめ

完璧にやろうとすることで、作業を始めにくくなる場合があります。

そんなときは、

  • 作業を工程に分ける
  • 完成ではなく下書きを作る
  • 最初から正解を決めようとしない
  • 仮で決めて進める
  • まとまった時間を待たない
  • 「次へ進める状態」を目指す
  • 時間で工程を区切る
  • 準備だけを続けない
  • 100%できなければ失敗、と考えない

といった方法があります。

完璧主義そのものをなくす必要はありません。

最終的に質の高いものを作りたいのであれば、

最初から完璧にするのではなく、あとから完璧に近づける

と考えてみましょう。

まず下書きを作る。

そこから直していく。

最初の一歩に求める完成度を下げることで、先延ばししていた作業を始めやすくなります。