先延ばしレポート宿題勉強

レポートや宿題を先延ばししてしまうのはなぜ?課題を進めるための対策

レポートや宿題を先延ばししてしまう原因と対策を紹介します。課題を小さく分ける、最初の行動を決める、締め切りから逆算する、短時間だけ始めるなど、後回しにせず進める方法を解説します。

「レポートをやらないといけないのに、なかなか始められない」

「宿題を後回しにしていたら、提出前日になってしまった」

学校の課題では、

やらなければいけないと分かっているのに、なぜか始められない

ことがあります。

レポートや宿題を先延ばしする理由は、単にやる気がないからとは限りません。

課題が大きい。

何から始めればいいか分からない。

難しくて自信がない。

締め切りまで時間がある。

面倒に感じる。

スマホやゲームのほうが楽しい。

最初からちゃんとやろうとしている。

さまざまな理由が考えられます。

この記事では、レポートや宿題を先延ばししてしまう原因を整理しながら、課題を少しずつ進めるための方法を紹介します。

レポートや宿題を先延ばしするのはなぜ?

課題を先延ばししていると、

自分は怠けている

と思うかもしれません。

しかし、先延ばしにはさまざまな要因があります。

例えば、

  • 課題が難しい
  • 作業量が多い
  • 何をすればいいか曖昧
  • 失敗したくない
  • 良いものを提出したい
  • 締め切りが遠い
  • 疲れている
  • ほかに楽しいことがある

などです。

同じ「宿題を先延ばししている」という状態でも、理由が違えば対策も変わります。

まずは、

なぜこの課題を始めたくないのか

を確認してみましょう。

レポートは何から始めればいいか分かりにくい

レポートには、

問題を解けば終わる

とは限らない難しさがあります。

例えば、

「○○について2000字で論じなさい」

という課題が出たとします。

必要なのは文章を書くことだけではありません。

実際には、

課題の条件を確認する。

テーマを決める。

必要な資料を探す。

資料を読む。

自分の考えを整理する。

構成を作る。

本文を書く。

引用や参考文献を確認する。

文章を見直す。

といった作業があります。

それを全部まとめて、

レポートを書く

と考えると、かなり大きなタスクになります。

そこで、

次にする一つ

まで分けてみましょう。

宿題も「全部やる」と考えると重くなる

宿題でも同じです。

例えば、

問題集を20ページ進める

という宿題があります。

20ページ全部を見れば、

「面倒だな」

と感じるかもしれません。

しかし、実際に取り組むときに解けるのは一問ずつです。

そこで、

まず3問解く

まで小さくします。

英単語なら、

今日は10個だけ確認する。

読書課題なら、

まず5ページ読む。

作文なら、

最初に書きたいことを3つ箇条書きにする。

課題全体ではなく、

今できる小さな部分

へ変えてみましょう。

「課題をやる」ではなく最初の行動を決める

予定に、

レポート

宿題

とだけ書いても、何をすればいいか分からないことがあります。

そこで、

最初の行動

まで具体的にします。

課題 最初の行動
レポートを書く 課題文を読み直す
テーマを決める 候補を3つ書く
資料を調べる 検索する言葉を3つ決める
本文を書く 見出しを3つ作る
問題集を進める 最初の3問を解く
英単語を覚える 10個だけ確認する
作文を書く 書きたいことを箇条書きにする

ポイントは、

これなら今すぐできそう

と思えるところまで小さくすることです。

分からない課題ほど先延ばししやすい

レポートや宿題を見たとき、

何をすればいいか分からない

ことがあります。

すると、

「あとで調べてからやろう」

と後回しにしやすくなります。

しかし、この場合に必要なのは、

課題を終わらせること

ではありません。

まず、

何が分からないのかを確認すること

です。

例えば、

提出形式が分からない。

テーマの範囲が分からない。

問題の解き方が分からない。

どの資料を使えばいいか分からない。

というように具体的にします。

そのうえで、

課題の説明を読み直す。

教科書を確認する。

先生に質問する。

友人に課題の条件を確認する。

といった次の行動を決めます。

「分からない」を一つの作業へ変える

ことから始めましょう。

最初から良いレポートを書こうとしない

レポートでは、

評価される文章を書く

必要があります。

そのため、

「ちゃんと書かなければ」

「間違ったことを書きたくない」

「できるだけ良い評価を取りたい」

と考えることがあります。

すると、一文目から完成度を求めてしまいます。

書いては消す。

資料を調べ直す。

また書く。

ほとんど進まない。

ということもあります。

そこで、

最初は下書き

と決めます。

例えば、

「ここで○○について説明する」

「この資料を使う」

「自分の考えは○○」

というメモでも構いません。

最初に考えていることを出し、そのあと文章として整えます。

書くことと、きれいに直すことを分ける

と進めやすくなります。

完璧主義と先延ばしについては、完璧主義だと先延ばししやすい?原因と対策を考えるも参考にしてください。

締め切りが遠いと「明日でいい」と思いやすい

例えば、

レポートの提出は2週間後

とします。

今日やらなくても、まだ間に合います。

明日もまだ間に合います。

週末でも間に合うかもしれません。

一日ずつ見れば、

今日じゃなくても大丈夫

という判断ができます。

しかし、それを繰り返すと締め切りが近づきます。

そこで、提出日とは別に、

途中の締め切り

を作ってみましょう。

例えば、

今日:テーマを決める

3日後:資料を集める

1週間後:構成を作る

10日後:下書きを完成させる

提出前:見直す

という形です。

さらに、

今日はテーマ候補を3つ書く

まで具体的にします。

遠い締め切りを、今日できる行動へ変えます。

前日に全部やる前提にしない

以前、

締め切り前日に一気にやって間に合った

経験があるかもしれません。

すると、

「今回も前日にやれば何とかなる」

と思いやすくなります。

しかし、毎回同じように進むとは限りません。

課題が思ったより難しい。

資料が見つからない。

分からない問題がある。

パソコンのトラブルが起きる。

体調が悪くなる。

といったこともあります。

早く完成させる必要はありません。

まず、

早めに一度課題へ触る

ことを目標にしてみましょう。

課題文を読むだけでも、

どのくらい難しそうか。

何が必要か。

分からないことはあるか。

を確認できます。

スマホを見る前に少しだけ課題を進める

宿題を始めようと思ったとき、

スマホ。

SNS。

動画。

ゲーム。

漫画。

などが気になることがあります。

課題は、

やれば将来楽になるもの

です。

一方、スマホやゲームは、

今すぐ楽しめるもの

です。

そのため、

「5分だけ動画を見てから」

と思って、そのまま時間が過ぎることがあります。

完全に禁止する必要はありません。

例えば、

動画を見る前に問題を3問解く

SNSを見る前にレポートの見出しを作る

という順番にします。

作業中だけスマホを少し離れた場所へ置く方法もあります。

「あとでやる」を時間に変える

課題を先延ばしするとき、

あとでやる

と考えることがあります。

しかし、

「あとで」は具体的な時間ではありません。

夕方?

夜?

寝る前?

明日の朝?

決まっていなければ、その時間になっても再び、

あとでやろう

となることがあります。

そこで、

20時から10分やる

のように時間を決めます。

さらに、

20時から10分、レポートの見出しを作る

まで決めます。

いつやるか。

何をやるか。

この2つをセットにします。

10分だけ始める

宿題が多いと、

今日は2時間勉強しなければ

と考えることがあります。

レポートなら、

今日中に1000文字書かないと

と思うかもしれません。

それが重くて始められないなら、

まず10分

にします。

例えば、

10分で問題を3問解く。

10分で資料を1本探す。

10分で見出しを作る。

10分で100文字だけ書く。

とします。

10分で課題を終わらせる必要はありません。

目的は、

課題を進め始めること

です。

10分やって続けられそうなら、そのまま続けても構いません。

時間と作業をセットで決める

タイマーを使う場合も、

25分勉強する

だけではなく、

25分で何をするか

まで決めると分かりやすくなります。

例えば、

25分で問題集を10問進める。

25分で資料を2本読む。

25分でレポートの下書きを300文字書く。

という形です。

タイマーを開始してから、

さて、何をしよう

と考えなくて済みます。

課題を先延ばしした自分を責め続けない

先延ばしすると、

「またできなかった」

「昨日やればよかった」

「自分はいつもこうだ」

と考えることがあります。

しかし、昨日できなかった課題を今日進めるために必要なのは、

昨日の自分を責め続けること

ではありません。

必要なのは、

今から何をするか

です。

昨日2時間やる予定だったとしても、今日いきなり2時間分を取り戻す必要はありません。

まず、

今から10分でできること

を決めます。

先延ばしと罪悪感については、先延ばしすると罪悪感・自己嫌悪が強くなる?でも紹介しています。

レポートと卒論は分けて考える

大学生の場合、レポートよりさらに大きな課題として卒論があります。

卒論では、

テーマ設定。

先行研究。

研究方法。

調査。

分析。

執筆。

など、多くの工程を長期間かけて進めます。

そのため、

レポートを1本書く場合とは違った進め方

が必要になります。

卒論そのものを先延ばししている場合は、卒論を先延ばししてしまうのはなぜ?大学生が論文を進めるための対策も参考にしてください。

大学生活全体で課題や勉強を後回しにしやすい場合は、大学生はなぜ先延ばししてしまう?課題や勉強を後回しにする原因と対策で紹介しています。

レポートや宿題が進まないときの確認リスト

課題を先延ばししていると気づいたら、次の順番で確認してみましょう。

  1. 何を提出する必要がある?
  2. 締め切りはいつ?
  3. 今どこまで終わっている?
  4. 何が分からない?
  5. 課題が大きすぎない?
  6. 次にする一つは何?
  7. 10分でできるところまで小さくできる?

例えば、

レポートを書けない

なぜ?

何を書けばいいか分からない。

では、

課題文をもう一度読む。

それでも分からなければ、

分からない点を一つ書く。

という形です。

問題を一気に解決しようとせず、

次にできる行動

へ変えていきます。

Pomolikaでレポートや宿題を始める

Pomolikaはブラウザで使えるポモドーロタイマーです。

レポートや宿題を先延ばししているなら、

全部終わらせる

と考える前に、次の一つを決めてみましょう。

例えば、

先延ばししている課題を一つ選ぶ

最初の行動を決める

Pomolikaを10分に設定する

その作業だけ進める

という流れです。

レポートなら、

10分で見出しを3つ作る。

宿題なら、

10分で問題を3問解く。

資料探しなら、

10分で使えそうな資料を1本見つける。

最初から一般的なポモドーロの25分にする必要はありません。

始めることが重いなら、10分からでも構いません。

Pomolikaで課題そのものが簡単になるわけではありません。

できるのは、

「課題を全部やる」から「今はここだけ進める」へ切り替えること

です。

Pomolikaのタイマーを使う

まとめ

レポートや宿題を先延ばしする理由には、

  • 課題が大きい
  • 何から始めればいいか分からない
  • 難しい
  • 完璧にやろうとしている
  • 締め切りが遠い
  • スマホやゲームのほうが魅力的
  • 疲れている

などがあります。

そのため、

先延ばししないように頑張る

だけではなく、

なぜ今回の課題を始めにくいのか

を確認してみましょう。

そして、

課題を小さくする。

最初の行動を決める。

途中の締め切りを作る。

「あとで」を具体的な時間にする。

最初から完成度を求めない。

10分だけ始める。

といった方法を試します。

レポートを2000文字書くとしても、最初から2000文字を書くことはできません。

宿題が20ページあっても、実際に解くのは一問ずつです。

全部終わらせることではなく、次の一つを始めること。

まずそこから課題を進めてみましょう。